「ライトアップ」が見逃せない!
関東のあじさいの名所をめぐろう
雨と紫陽花(あじさい)とかたつむりと・・・。
梅雨になると良く目にする光景ですね。
確かに、梅雨の雨量は多いですが、晴れ間が見られることも、一日スッキリと晴れることもあります。そんな日には、きれいに咲くあじさいを見に、名所に足を運んでみませんか?
何千何万本ものあじさいが咲く姿は圧巻です。
昼は、色とりどりのあじさいや雨に濡れた後のキラキラと輝くあじさいが楽しめますし、夜には、ライトアップされた大人の雰囲気を味わえます♪
ですが、残念ながら、あじさいの名所の多くはライトアップを行っていないのが現状です。
ここでは、「ライトアップ」する関東のあじさいの名所7選と、番外編として2か所、おすすめのあじさいスポットをご紹介します。
1. としまえん あじさい祭り / 東京都
初夏のシーズンには、150品種1万株の色鮮やかなあじさいが咲き誇ります。
テーマごとに分けられたあじさい園は、園芸あじさいや山あじさい、珍しい品種も多くみられます。
祭りの開催期間中は、園内を走る模型列車が「あじさい号」に模様替えしたり、あじさい園の造園スタッフによるガイドツアーが楽しめたりと、見どころ満載です。
また、期間中には「あじさいナイト」と呼ばれる、夜間ライトアップが行われる日があります。
この日の17時以降は、入園料も300円と安くなります。
ここでのおすすめスポットは、お花見テラスから水色のあじさいを眺められる「水色の丘」と「あじさいトンネル」です♪
としまえん 通常の入園料
- 大人(中学生以上):1,000円
- 子ども(3才~小学生):500円
- あじさいナイト開催日の17時以降:300円
2. 小田原城のあじさい花菖蒲まつり / 神奈川県
小田原城本丸東堀にある花菖蒲園では、5月下旬から美しい花菖蒲が咲き始め、後を追うように約2,500株の色とりどりのあじさいが花開きます。
開花に合わせて開催される「小田原城あじさい花菖蒲まつり」では、出店や和太鼓の演奏などのイベントのほか、 夜にはキャンドルの灯篭によるライトアップも行われます。
やさしくて灯りに包まれて、幻想的な光景が楽しめます。
※入場料無料ですが、花菖蒲園内には駐車場がありませんので、近隣の有料駐車場を利用しましょう。

近くに小さい子用の遊び場や、神社もあります。
周囲には、ポンデケージョ専門店や、お城のような見た目のういろう屋さん、湘南クッキー自販機など珍しいグルメも多々あり楽しめました。

相模湾を見渡す景色は素晴らしい。
ただし、階段が多いので足腰に自信の無い方は避けた方が無難かも。

小田原駅から近く、車がなくても行ける場所にあります。
3. 八景島あじさい祭 / 神奈川県
島内には、県内最大級ともいわれる約2万株のあじさいが咲きます。
見ごろの時期(例年、6月中旬から下旬頃)には「八景島あじさい祭」が開催され、様々なイベントや夜間にはライトアップも行われます。
祭りの期間中、「あじさいトレイン」が運行し、車窓からあじさいを楽しめる特別ルートを走るそうです。
ここでは特に、珍品種のピンクアナベルが可愛らしく咲く「シークレットガーデン」と八景島のオリジナル品種である八景ブルーが見られる「八景ブルーの庭」がおすすめです。
入島無料なので、“大人のあじさい散歩“も良いですし、水族館やアトラクションがありますので、お子様連れの方にもおすすめです♪
4. 小野池あじさいまつり / 群馬県
伊香保温泉で有名な群馬県渋川市にある「小野池あじさい公園」。
敷地内には、約20種類、8,000株のあじさいが植えられています。
祭りの開催期間中は、大勢の観光客で賑わい、19時から21時まではちょうちんに灯りがともされ、幻想的な雰囲気の中あじさいを楽しむことができます。
※通常、園の駐車場は6台しか停められませんが、祭りの開催期間中は、臨時駐車場が設けられます。

駐車場が狭い為少し不便ですが、あまり長居をしないなら隣の西友に買い物に来たときに寄るのもいいかもしれません。(決して買い物をしないのに駐車場を使うのはお薦めしません)
西側に「ヘアーサロンチャーム」という理髪店が駐車場として無料貸し出ししてくれてます。

駐車場に停めてから、臨時駐車場の説明を受けて移動するのはとても不便でした。
園内はとても充実していました。
園内に自販機がないので、水分持参がオススメかと思います。
5. くろばね紫陽花まつり / 栃木県
黒羽城址公園には、6,000株のあじさいが植えられています。歩道橋からは、お堀の斜面を埋め尽くすように咲き誇るあじさいを見ることができ、その光景は圧巻です。
6月に開催される「くろばね紫陽花まつり」の期間中は、ライトアップも行われ、夜でもあじさいを楽しむことができます。
駐車場・観覧ともに無料です。

紫陽花祭りが有名です。
全般的に万遍なく紫陽花あるが特にあじさい橋からの眺めがお薦めです。
大雄寺~浄法寺跡~芭蕉の館~公園までは歩けるようになってます。

2018年は6/16(土曜日)から7/8(日曜日)までくろばね紫陽花まつりが開催されていました。
紫陽花まつり期間中は、屋台が出てます。鮎の塩焼き、かき氷、焼きそば、お土産、紫陽花の鉢植え等々、その他周辺施設でも催しものがありました。

駐車場が狭いので少し早めに着く様にした方がいいです。
6. 井の頭線沿線のあじさい / 東京都
井の頭線沿線には26,000株以上のあじさいが植えられていて、満開の時期には、東松原駅でライトアップを行っています。
昼は、色鮮やかに咲くあじさいを車窓から眺め、夜は、駅のホームで光に照らされたあじさいと電車のコラボを楽しむ、というのも素敵ですね。
7. 箱根登山鉄道のあじさい / 神奈川県
“あじさい電車”の名で親しまれている箱根登山電車。
沿線にはあじさいの花が並び、車窓からは沢山のあじさいを見ることができます。
「夜のあじさい号」では、沿線6個所のライトアップで徐行や停止を繰り返しながらゆっくりと進み、幻想的な風景を眺めながら電車の旅を楽しむことができます。
※「夜のあじさい号」は全席指定の特別列車のため、予約が必要です。
番外編 ~ライトアップはしないけど、一度は訪れてほしい!おすすめのあじさいスポット~
箱根ガラスの森美術館 / 神奈川県
雨も降っていないのに、あじさいがキラキラ輝いている?
よく見ると、クリスタル・ガラスでできたあじさいです。
あじさい庭園の約70品種、4,500株のあじさいと共に、ここでしか見ることのできない「クリスタル・ガラスのあじさい(オルテンシア)」をぜひ一度ご覧ください!

クルマは 駐車場があり300円前払いで空いているところにとめます。
公式ホームページに乗ってる クーポン券を提示すると100円 安くなりますよ。
JAFの会員証でも1人100円オフになります。

小田原、箱根湯本駅から湖尻桃源台行バスに乗って行くルートが一般的ですが、長距離でカーブが多く車酔いが心配な方は箱根登山鉄道で強羅まで行って、最寄りの強羅駅バス停から湖尻桃源台行バスに乗ると多少楽です。

美術館のチケット売り場の手前のトイレへ降りる階段下にコインロッカーがあるのでキャリーバックを入れて身軽に見物できるのでとても便利です。
服部あじさい屋敷 / 千葉県
千葉県茂原市にある広大な敷地には、300品種1万株以上のあじさいが植えられています。
美しいあじさいの花が広範囲に咲き乱れ、満開時には非常に見応えがあります。
こちらは、農園を営む服部さんの所有される山で、あじさいの時期のみ、一般公開されています。
あじさいのみを十分に堪能したい!という方におすすめです。
※山の斜面に咲いているので、梅雨時期には足元のコンディションが悪く、ヒールやサンダルはNGです。

入場料は一人500円、駐車場代は無料。
お手洗いは男女共用(個室は8くらい)、手洗い場が一つ。
古いですがそれなりに清潔でした。

あじさい屋敷は圏央道の茂原長南インターから車で10分ちょっとの距離です。
近辺まで行くと、「あじさい屋敷」の看板が複数出ているので、迷うことはないでしょう。

服部農園のあじさい屋敷の入園料は500円です。
お金を払って中に入ると、そこは圧巻の紫陽花の世界。 山の上の森まで、紫陽花が眼前を覆い尽くしています。

山の上まで行くのは、足元も良くない道を登らなくてはならず、お年寄りにはちょっと厳しいかも。
山の上に登らなくとも、下の道からでも充分楽しめますよ。
おわりに
関東各地で開催されている「あじさいまつり」ですが、ライトアップを行っている所が少ないのは意外でした。
公園のあじさい園や山の斜面に咲くあじさい、城や電車やほかの花とのコラボなど、楽しみ方は人それぞれ。
空気がじめじめーっとして、心が晴れない梅雨の時期だからこそ、色鮮やかなあじさいで心を晴れやかにしましょう。