おにぎりが保冷剤で固くなる悩み!冷やすコツと作るポイントで簡単解決

生活

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おにぎりに保冷剤は必要?冷えて固くならない方法は?

 

夏場、昼食やおやつに『おにぎり』を持っていく場合、腐らないように、ご家庭によって色んな工夫をされていることと思います。中でも、お弁当やおにぎりを保冷バックに入れて、保冷剤で冷やしておくのが一般的でしょう。

おにぎりを保冷剤で冷やしたり、冷蔵庫で冷やしたりすると、固くなって美味しくなくなってしまうんですよね・・。

だからと言って、夏場に常温では置いておけない。

 

では、菌の増殖を抑えつつ、美味しいおにぎりを食べるにはどうすれば良いでしょうか?

 

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おにぎりに保冷剤を使っても固くならない方法は?

おにぎりの中身が梅干しでも保冷剤を使ったほうがいい?

おにぎりの具に、梅干しを使うと腐りにくくなるって聞いたことはありませんか?

梅干しは、塩漬けや天日干しによって雑菌の繁殖を抑え、長期保存ができるようになっています。

ですが、最近では、塩分の使用量を抑えた減塩梅干しが一般的になってきており、昔ながらの梅干しほど長期保存には向かなくなってきています。

ごはんの中に梅干しを入れて握っても、おにぎり全体が傷みにくくなるわけではありません。

なので、湿度が高くなり食中毒が気になる5月頃から、保冷剤を使うことをお勧めします。

夏場のおにぎり 食中毒を起こさないための保管温度は?

夏場に腐らないようにするためには、菌の増殖を抑えるため、10℃以下に保つ必要があります。

保冷剤を使って冷やす場合、冷やしすぎないことが大切です。

そのためには、直接的に冷やさないことです。

小さめの保冷剤をガーゼやタオルなどで包み、おにぎりと一緒に保冷バッグに入れましょう。それでも冷えすぎる場合は、おにぎりを「おにぎり用保冷ケース」に入れてから保冷バッグに入れても良いでしょう。

とにかく、『冷やしつつ、冷やしすぎない』が理想です。

保冷剤で冷やしても固くなりにくいおにぎりとは?

「美味しいおにぎり」と聞いて何を思い浮かべますか?

家で握ったおにぎり?コンビニのおにぎり?おにぎり専門店のおにぎり?

家で握ったおにぎりは美味しいですが、時間が経つとどうしても美味しくなくなっていきます。それに比べて、コンビニのおにぎりは、お米一粒一粒がしっかりしていて、海苔もパリッとして、温めなくても十分美味しいですよね。

専門店のおにぎりは、しっかり握ってあるのに、固すぎず、ふわっとして美味しい。

 

つまり、「美味しいおにぎり」は固くなく、お米一粒一粒が立っていて、離れがよいおにぎりで、冷めても固くなりにくいです。

夏場に保冷剤を使っても固くならないおにぎりの握り方

そんなおにぎりを作るポイントが2つ!

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  • お米を炊くときに、米一合に対して小さじ1程度の油を入れる。
  • 程よい力で3回握る。

油を入れて炊くことで、お米がオイルコーティングされ、おにぎりにしても米の離れが良くなります。米一合に対して小さじ1/2~小さじ1の油なら、炊きあがりで油が気になることもないと思いますので、おすすめです。

握り方は、力を入れすぎず、全体がまとまる程度に3回ギュッ、ギュッ、ギュッ、と握れば十分です。強く握って米粒をつぶしてしまうと、べちゃっとした食感になるので気を付けましょう。

これだけで、冷めても固くなりにくい『おにぎり』になります!

 

さらに、私はパリッとした海苔が好きなので、自分の昼食用におにぎりを持っていくときは、海苔を巻かずに別のラップに包むなどして持って行っています。食べる直前に海苔を巻いて、パリッと感を楽しんでいます♪

 

暑い夏でも腐りにくいおにぎりを作る方法!

おにぎりを作る段階で、腐りにくいおにぎりを作ることも大切です。

ポイントは3つ!

  1. ご飯を炊くときに、米一合に対して小さじ1の酢を入れて炊く。
  2. 手で握らず、ラップで握る。
  3. しっかり冷ましてから、のりを巻き、新しいラップで包む。

手に付着している雑菌が付かないように、ラップで握るようにしましょう。握るときに使用したラップには水分が残っているので、完成したおにぎりをラップで包む場合は、新しいラップを使用しましょう。

また、お酢には、最近の増殖を抑える「静菌」効果があります。米一合に対して小さじ1程度の酢であれば、炊きあがりで酢のにおいは気になりません。

 

よく、お弁当に梅干しを入れるのは、防腐・殺菌効果を期待してのことですが、実は、直接梅干しに触れている部分だけに効果があるようです。また、現在スーパーなどで売られている梅干しは、昔に比べて塩分控えめなものが多く、さほど効果が期待できないのだとか。

もちろん、夏場に持ち歩くおにぎりの具としては、梅干しは腐りにくくおすすめですが、さらに保冷剤で冷やした方が安全です。

おわりに

夏は、食べ物の腐敗するスピードが速く、細菌や食中毒との闘いです。

保冷剤を使ったり、腐りにくい工夫をしていても、作ってから長時間経過すれば細菌は増殖して徐々に腐ります。

早めに食べきることはもちろんですが、夕方食べるおやつを持たせる時などは、腐りにくいバナナやおせんべい、ゼリー飲料などにしたり、食べる前にコンビニや売店で購入したりすることをおすすめします。