野菜のおかずを作り置き!朝のお弁当の手間を減らそう
忙しい朝、毎日のお弁当作りが負担になることもしばしば。
だからと言って、子どもの健康と空腹を考えたら、手抜きはできません。
そんな時に冷凍食品は便利だけど、高校生の食べ盛りの息子にはちょっとおかずの量が少なめ・・家計と朝の負担を減らすには、おかずを作り置きしておくことがベストでは?
今回は、健康面にも配慮して、野菜おかずの作り置きについて考えてみたいと思います。
野菜のおかずの作り置き!お弁当用に保存する方法と日持ちは?
調理しやすいように新鮮な野菜をそのまま、又はさっと茹でて冷凍する方もいますが、朝はその調理自体が面倒!
なので、休日など時間がある時に、まとめて調理して小分けに保存しておくと、朝はお弁当箱に詰めるだけなのでとっても楽チンです♫
とはいえ、冷蔵保存では日持ちは3日程度です。
筑前煮などのように肉や魚を使っている場合は2、3日中に食べきった方が良いです。
その他、濃い味の煮物などは5日程度保存可能なものもありますが、徐々に野菜の水分が出てくるので、早めに食べきるようにしましょう!
少しでも美味しさを長くキープするために、野菜の余分な水分はキッチンペーパーなどでしっかり取っておくと良いですよ。
例えば、きゅうりは塩もみや板ずりして少し寝かせることで余分な水分が出しましょう。
ブロッコリーやほうれん草などは、少し湿らせた状態でラップに包んでレンジで加熱しましょう。
茹でるより水分が出にくく、水溶性ビタミンなどの栄養素もしっかり摂取できるのでおすすめです。
また、一度にたくさん作っておきたい!という場合は、日持ちさせるために、冷凍保存も可能です。
ただし、食材によって冷凍に向き不向きがありますので、注意してください。
冷凍した野菜おかずは、1〜2週間程度を目安に食べきるようにしましょう。
冷凍しているからもう少し保つのでは?と思いがちですが、家庭の冷凍庫は業務用とは異なり、急速冷凍が難しい。
それに、毎日の開け閉めで庫内の温度が一定ではない(低く保てない)ため、美味しいうちに食べることを考えると、1〜2週間が妥当ということです。
お弁当用の野菜おかずを冷凍する時のポイント!
- ラップや密閉袋を使用する。
冷凍焼けと、他の食材からのニオイ移りを防ぐために、直接空気に触れないようにしましょう。
- 小分けにして急速冷凍させる。
時間の経過とともに食品は劣化していきますし、冷凍ムラができてしまうので、品質を保つためには、より早く中までしっかり冷凍する必要があります。
- 水分の多い食材や繊維質の食材は冷凍に向かない。
水分が多い食材は、傷みやすいうえに解凍した時に水分が出て味に影響が出るし、繊維質のものは食感が変わりやすく、どちらも冷凍には不向きです。
※煮物にこんにゃくを使う場合は、冷凍ではなく、冷蔵保存しましょう。こんにゃくは冷凍すると食感が変わり、美味しくなくなってしまいます。
お弁当用の野菜炒めは作り置きできる?できない?
野菜のおかずといっても、色々あります。
ほうれん草のおひたしや胡麻和え、切り干し大根などは冷凍食品としても売られていますよね。
ですが、“野菜炒め“の冷凍食品って見たことがありません。
夕飯の「今日はおかずが少ないな〜」という時のあと一品として、簡単に作れる野菜炒めですが、冷凍できたら楽ですよね!
野菜炒めは冷凍できます!
小分けにして冷凍すれば、お弁当はもちろん夕飯のおかずとしても使えて便利ですし、1〜2週間は日持ちします。
冷凍前提で野菜炒めを作るときのポイントを確認しておきましょう。
- 火を通しすぎないこと
解凍する際に電子レンジなどで温めると、多少再加熱されます。火が通り過ぎて硬くなってしまうのを防ぐために、野菜のシャキシャキした食感を残した状態で冷凍しましょう。
- 濃いめの味付けにする
冷凍後、解凍する時に水が出るので味が薄くなります。
- 炒め煮やあんかけにしても良し!
解凍する際に、加熱しすぎて野菜がシニャっとしたり、そもそも冷凍すると見映えが悪くなるので、“美味しい水分”があると細かいことを気にせずに済みます。
あとは、冷凍のポイントを守って冷凍するだけです!
「本当に冷凍しても美味しい?」と心配な時は、夕飯の残りおかずを冷凍して試してみると良いですよ。
終わりに
お弁当以外にも、家事に子育てに仕事に、毎日忙しい主婦。
上手におかずを作り置きして、少しでも楽したいですね!