たけのこのあく抜きは塩で出来る?すぐあく抜きしたい、米ぬかがない時は

生活

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春を代表する旬の食材といえば、たけのこ

たけのこ狩りに行ってついつい採りすぎちゃったよ、なんてことも。

そういうときはご近所さんにおすそ分け。

煮物に入れてもいいし、炊き込みご飯にしても美味しいたけのこ。

レパートリーもあれこれ浮かんできますね。

 

でも、たけのこの下ごしらえの仕方って知っていますか?

ぬかが必要って聞いたことが・・・という方もいらっしゃるのでは?

一方で塩を使って簡単にあく抜きができちゃうという話も。

 

どうせならもちろん美味しく食べたいですよね。

ここではたけのこのあく抜きのやり方

それから意外に知らないたけのこの保存方法について見ていきましょう!

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ずばり、たけのこは日持ちする?

たけのこは日持ちしません。鮮度が落ちてくると苦みがどんどん出てくるので、すぐさま茹でてしまいましょう

 

しかし、そのときに必要なのが米ぬかですよね。「米ぬかなんてないよ」「面倒くさい」と思われるのもよくわかります。

 

そんなときには塩で手軽にあく抜きを済ませてしまいましょう!塩ならどこの家庭でも常備していますし、キッチンも汚れないし一石二鳥です。

 

たけのこの塩を使ったあく抜き(4~5本くらいを想定)

  1. まずはたけのこの皮を剥きます。このとき、うまみを逃がさないためと時間をかけてしっかりあく抜きするために、外側の2~3枚だけ捨てます。
  2. 穂先を斜めに切り落とし、繊維に沿って縦に2本切り込みを入れます。このとき中の実の形をイメージするとうまくいきます。
  3. 鍋に水4.5リットルくらいと塩大さじ3たけのこを入れ、強火にかけます。沸騰したら弱火にして1時間くらいコトコト茹でます。白い泡のようなあくはその都度取り除きましょう。根元の部分に竹串がすっと刺さればオーケーです。
  4. 火を止めたらそのまま放置しましょう。できれば一晩が理想なので、料理は次の日がいいかもしれませんね。粗熱がとれても、あくはなかなか抜けないんです。
  5. 最後に穂先と根元をそれぞれ握ってねじるように反対側に引っ張ると、皮がスポンと抜けます。

 

たけのこの超時短あく抜き方法

 

先ほどゆで汁にさらす時間として「一晩が理想」と書きましたが、「今日食べたい!」というときだってあると思います。

そこで、あく抜きの超時短レシピをご紹介します!

 

使うのは小麦粉、そして電子レンジ

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たけのこ1本に対して小麦粉は大さじ1米も大さじ1用意します。

 

  1. たけのこの皮を剥き(時短のため全部!)、切って耐熱ボウルに入れます。
  2. 水をかぶるくらいに入れ、小麦粉と米も入れてよく混ぜます。ラップをかけて500ワットで10分電子レンジにかけます
  3. しばらく放置して粗熱がとれたら水で洗います。

 

米によって抜けたあくを小麦粉が吸着してくれるので、あくの濃度が不均衡になってどんどん停滞せずに出てきてくれるのです。

先ほどのレシピでも塩の代わりに米を一握り入れるというやり方であくを出すこともできます。

 

これは早い!もらったその日に夕食のおかずにできそうですね。

ただ、ちょっと強引な方法なので、うまみが逃げたりあくが残ったりすることもあるので、時間がある方はやはり「一晩が理想」です。

 

たけのこの保存方法は?

さて、たけのこを茹でるところまでは終わりました。

あくを抜いたあと、どのように保存すればいいのか、またどのくらいの期間食べられるのかを見ていきましょう。

 

まずは切り方ですが、穂先から真ん中までは縦に切り、根元にかけては横にスライスするように切りましょう。

たけのこを【短期間の保存の場合】

入れる容器は蓋があって深めのものがいいと思います。たけのこが完全に浸るように水を入れて冷蔵庫で保存します。これで5日~1週間程度はもちますが、毎日水を替えるようにしましょう

濃い塩水に浸けて保存すれば1か月くらい食べられますが、料理に使うときには味付けに注意が要りそうです。

 

たけのこを【長期間の保存の場合】

  1. あく抜きのあと数時間天日干しをし、半分にカットして塩を塗ります。
  2. 塩を敷き詰めた容器やビニール袋にたけのこが重ならないように入れ、塩をたっぷり被せます。たけのこと塩をサンドイッチのように入れ、容器なら蓋、ビニール袋なら上から重しを置きます。
  3. 数日後、水が出てきたら切って塩を追加します。涼しく暗い場所で保管すれば常温で1年くらい食べることができますよ。

 

まとめ いくつかの方法を組み合わせてみては?

どうでしたか?

たけのこのあく抜きや保存方法についていくつかご紹介しました。

たくさんもらったら、「これは今週で食べるから水で冷蔵庫保存」「こっちはまだ使い道を決めてないからとりあえず塩漬け」などのように、用途によって保存の仕方も組み合わせてみたらいいかもしれません。

米ぬかがなくても、塩を使ったり、また米そのものをダイレクトに入れてもあく抜きができるので、もっと手軽にたけのこ料理が楽しめそうですね!