びわの種が発芽したら?実がなるまでの期間や鉢植えでも育てられる?

生活

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びわの種がまさかの発芽!どうやって育てたらいいの?

スーパーでも5月、6月になると店に並んでいる「びわ」

オレンジ色の薄い皮を手でピーっと剥いて、口に入れると、適度な歯ごたえと甘さが何ともいえない・・・

 

そして、真ん中にある大きな大きな種。

これはびわの特徴ともいえますね。

 

実を食べたあと、残ったその種、いつもどうしていますか?

生ごみと一緒に捨てる?それとも・・・

 

埋めたらなんだか芽が出てきそうな気がしませんか。

お子さんが庭にポイっと捨ててしまった、なんてことも。

 

え!放っておいたら芽が出てきちゃった!

育ててみたいけれど、びわの木ってどこまでのびるんだろう。

プランター栽培とかってできるの?

そもそもどうやって育てるの?

 

そんな疑問にお答えしていきます。

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びわの発芽から実がなるまで

ジャムなどの加工食品にも使えるため、びわの木を植えているという家も少なくありません。

苗から育てることも多いですが、種から育てると当然もっと時間がかかります

芽が出てから実がなるまで10年以上かかることも珍しくありません。

 

一方でびわは高くなるまでは早く、あっという間に4~5mくらいにまで成長してしまいます。

ですから、庭に植えてそのままにしてしまうと、日当たりにも関係してきます。

「じゃあ、育てられないの?」というと、そうではありません。

庭木としてきちんと手入れをしてあげれば育てやすい植物ですし、ちゃんと鉢植えでも育つんです。

 

びわは鉢植えでも育てられる?庭に地植えするのとどう違う?

庭植えの場合、大きくなるまで数年は放っておいて大丈夫です。

「これ以上のびてほしくないな」と思ったら、上の部分の枝は剪定するようにしましょう。

ただ、びわの木は枝の先に実をつけるので、剪定は控えめに

 

鉢植えの場合は、何度か植え替えという作業が必要になります。

びわの根は張りが早く、最低でも2年か3年に1回は植え替えをしないと根が詰まってしまいます

土は落とさずに、根を傷つけないように注意しながら新しい土に植えます。

 

鉢は、最初は7号か8号、それから9号、10号と増やしていきますが、どんどん大変になっていくので、庭木のほうが手入れが簡単です。

 

びわってどんな環境で育つの?

びわは乾燥に強く、逆に多湿に弱いです。

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庭植えの場合はいったん根付いてしまえば、真夏の乾燥がひどいとき以外は水やりの必要はなし!

鉢植えの場合も土が乾いていたらあげる、くらいであまり神経質にならなくて大丈夫です。

 

育ちやすく、ほとんど枯れることもありません。

 

日当たりを好みますが、日陰でも育ちます。

でも、日陰で育った果実は甘くないので、実が食べたい!という方は、少なくとも半日陰で育ててあげましょう。

 

木自体は寒さに強いんですが、花やつぼみは寒さに弱いんです。

びわの開花時期は11月から2月、真冬の寒さが厳しいところでは実の収穫ができないかもしれません。

 

びわの収穫時期はいつ?

木が高くなっても、すぐに実がつくようになるとは限りません

育つ環境によってだいぶ変わるので、じっくり待ってあげましょう。

びわは常緑なので、観賞用として楽しむのもありですね。

 

花が咲いて、実ができるようになったら、それ以降は毎年収穫して食べられるようになります。

でも、おいしいびわは鳥たちも大好き!

11月から2月に花が咲いたあと、4月ごろの小さな実に袋をかぶせることで守れます

5月から6月、実が黄色く色づいていい香りが漂い始めたら待ちに待った収穫です。

 

最後に、よりおいしく育つ手入れの方法をご紹介します。

 

びわのお手入れ方法

まずは、肥料です。実ができるにはやはりエネルギーを使うので、花が終わって実がつき始める前と、実を収穫したあとに即効性の肥料をそれぞれあげましょう。

 

それから、甘みが強くおいしいびわをつくるには、栄養をコントロールしてあげることも必要です。

つぼみなら9月、実なら12月ごろに余分なものを摘んでおきます。

実は葉っぱ30枚につき1個の少数精鋭チームでいきます。

 

びわの剪定は2月から3月くらいに。

ちょっと枝が邪魔になってきたな、と思ったら整えてあげるくらいの軽いもので大丈夫です。

実は外側になるので内側をすくような感じで切るといいですね。

 

まとめ びわをぜいたくに独り占め!

いかがでしたか。

びわは他の果樹に比べると手入れも楽ですし、何より収穫した実を食べる楽しみは何にも代えがたいものです。

お子さんが気まぐれに蒔いた種が発芽してしまった、というときには、一緒に成長していく様子を見守るのもいいかもしれません。

びわ、思い切って育ててみませんか?