温かくなってくるとエアコン準備をする方も多いのではないでしょうか?
暑い夏にはもちろんのこと、夏前のジメジメとした梅雨時にも、家の中で快適に過ごすためには欠かせないエアコン。
そしていざ使い始めると、エアコンの臭いが気になるという方、多いのではありませんか?
そんな気になるエアコンの臭いを解消する方法をご提案しましょう。
エアコンから雑巾臭い風が!臭いの原因は?
1.エアコン内部のカビ
エアコンの気になる臭い。
特に多く言われるのが雑巾のようなくささです。
そういったエアコンの臭いの原因の80%はエアコン内部に発生したカビと言われています。
エアコンの中に溜まったホコリや結露は、ジメジメした湿度の高い環境を好むカビ菌には絶好の場所となって、ホコリを栄養源に繁殖しやすいのです。
また、エアコンは冷房時には水が発生するようになっているので、そのためカビが発生しやすくなり、さらにカビからくるじめっとした嫌な臭いが発生しやすくなります。
2.食べ物やペットの臭い
エアコンは室内の空気を吸い込んで、その空気を冷やしたり温めたりして外に送り出しています。
ですから、部屋に臭いの原因となるものがあると、その臭いと一緒に空気を吸い込んで、部屋中に送り込んでくるわけです。
そこで臭いの原因になるのが食べ物。
ペットを飼っているお宅では、独特のペットの臭いも原因になります。
普段は気にならない臭いでも、いざエアコンを通して部屋中に広がると、臭いとして感じられるものです。
エアコンの嫌な臭いを解消する方法
エアコン内部に発生したカビによる臭いの解消にはエアコンの掃除が一番です。
けれど今すぐどうにしかしたい、急を要する場合の応急処置でも一時的には臭いを解消させることができます。
1.エアコンを付けながら窓を開けて換気
エアコン内部に発生したカビ。
エアコン開始直後はその臭いの原因のカビ、カビの胞子が外へと風とともに出てきます。
そこで、エアコン運転開始後10分は、エアコンをつけながら窓をあけましょう。
そうすることで、カビの胞子を外へ排出させられて、カビ臭さがこもらなくなります。
2.エアコンを高温設定にして送風
カビはジメジメした湿気を好みます。
だから、カビを繁殖させないためにはそのジメジメした湿気を飛ばせば良いのです。
カビの苦手とする乾燥した状態を作り出すため、エアコンを高温設定にして送風を続けます。
最低でも1時間以上は続けましょう。
そうすることで、エアコン内部のカビが死滅して繁殖を防ぎ、さらに臭いを抑えることができます。
3.エアコンのカビ防止スプレー
すでにできてしまったカビを除去することはできませんが、今以上のカビを防止することに効果的なのがカビ防止スプレー。
カビの繁殖を抑えれば、臭いの発生も抑えられます。
4.低温でエアコンを運転
低い温度では臭いの成分が蒸発しにくく、気になる臭いが臭いにくくなります。
部屋の気になる臭いを吸い込んでしまったエアコンの臭いを軽減させるには、27度以下でエアコンを運転させてみましょう。
エアコンのクリーニングは自分でできる?
根本からエアコンの臭いを解消させるにはクリーニングです。
エアコンの臭いの原因元の多くはフィルター。
エアコンのパネルを開いて、フィルターに溜まったホコリを取ったり、掃除をすることで臭いの元となる原因を除去できます。
また、フィルターだけでなく冷却フィンやファンの表面なども、エアコンを分解をしなくても掃除できる部分を掃除するだけでも臭いを抑えられます。
さらに、エアコン洗浄スプレーやカビ除去剤を使って、掃除効果を上げ、かつこれ以上カビを増やさないようにしましょう。
それでもダメならプロにお任せするのが一番です。
エアコンを分解して奥の奥までしっかり掃除。
それには素人ではなかなか大変です。
分解しても元に戻すのも大変です。
また、業務用の洗浄剤などでしっかり掃除してもらえれば、臭いだけでなく清潔な空気の中で生活ができるようになります。
できれば年に一度くらいは頼みたいものです。
まとめ エアコンを綺麗にして快適に
嫌な臭いは、ただただ気になるだけでなく、生活しててもストレスです。
家ではリラックスしたいもの。
本格的のエアコンが手放せない時期が到来する前に、臭いの原因は早くに対処するようにしましょう。
臭いの原因は取り除いて、快適な部屋で過ごしたいですよね。