冬は部屋を暖かく、夏は涼しく、ジメジメした梅雨の時期は除湿して、自動クリーニング機能付きのものまであり、一年中快適な生活をサポートしてくれるエアコン。
カバーを開けて中を見たことありますか?
実は、エアコン内部はカビやほこりでいっぱいです。
自分で掃除したくても、イマイチやり方がわからないし、面倒だし、値段も決して安いものではないので、間違えて壊しても嫌だし・・・とお悩みの方は多いと思います。
我が家は3世帯で同居しているので、家にエアコンが6台ほどあります。
古いものと新しいものと色々ですが、毎年、年末の大掃除の時に軽くフィルターのほこりを取るだけでした。
昨年末、小さい子どものために、初めてプロにエアコンクリーニングを頼みましたが、衝撃でした!
水が真っ黒!!
これ、、カビなの??
あんな汚れた空気を吸っていたのかと思うと、ゾッとします。
今回は、エアコン掃除の重要性とプロに任せるメリットについてお話ししたいと思います。
ご自身で掃除する時のポイントもご紹介しますので、ぜひ、最後までお付き合いくださ
い♪
エアコン掃除の重要性
エアコン掃除の頻度や度合いは、実際にエアコンの内部を見てみなければわかりません。
メーカーや種類、使う頻度によっても変わってきますよね。
カバーを開けてほこりが溜まっていた、カビ臭い匂いがした、という場合には、確実に掃除が必要になります。
家庭でエアコンのお掃除というと、フィルターのほこり取りをする方が多いと思いますが、それだけでは不十分です。
もし、エアコンが汚れたまま使い続けてしまうと、汚い空気を部屋中にまき散らすことになり、くしゃみなどのアレルギー反応を引き起こしたり、喘息やカビ肺炎などの原因にもなります。
また、稼働効率が悪くなり、電気代も高くなってしまうんです。
エアコンは定期的な点検が必要です!
エアコンの掃除をプロに依頼するメリット
自力で掃除することは、あまりおすすめできません。
掃除用具や洗浄スプレーなど、ホームセンターで数千円で揃えることができ、自分で掃除される方もいるようですが、実は、エアコンクリーナーを使って自分で掃除できるのは、内部の熱交換器まで!全部の汚れやカビを除去できるわけではないんです!
専用のクリーナーできちんと掃除して、多少は汚れも臭い方も違うかもしれませんが、結局、残ったカビが繁殖して、すぐにクリーニングが必要になります。
もし、エアコンを分解することができ、掃除する時間と体力のある方は、ご自身で掃除することを考えてみても良いかもしれませんが、知識も技術もないまま手を出してしまうと、壊してしまって修理に出す、なんてことになりかねません。
クリーニング代<修理代
余計な出費は避けたいですね。。。
プロに頼むと、結構お金かかるし、繁忙期だとすぐに来てくれない、というデメリットもありますが、
- 内部の汚れを完全にきれいにしてくれる
- 故障する心配がない
- オプションで、カビ防止対策もしてくれる
というメリットがあります♪
また、一度しっかり内部の汚れをその目で確認しておくと、カビが怖くなり、「掃除しなきゃ!」とやる気も出てきます。
エアコンクリーニングをプロに依頼する時期と料金は?
「エアコンそろそろ使おう」「久しぶりに使ったら動かない」「カビ臭い」、ということで業者に依頼する人が増えるので、除湿、冷房、暖房が必須の時期は、業者も繁忙期のため、すぐ来られないことがあります。
業者に依頼するのにおすすめの時期は、4月~5月、9月~10月です。
この時期なら、予約はすぐに取れますし、キャンペーンなどで割引してくれる業者さんもいますので、チェックしてみましょう!
料金ですが、エアコンの大きさやタイプにもよりますが、1台につきおよそ1万5千円前後です。
防カビなどのオプションを付けると、さらに数千円かかります。
我が家でクリーニング依頼したときには、防カビスプレーしてもらいました。
なんとなく、汚れの付き具合が違う様な・・・気になっているだけ?( ´∀` )
ちなみに、「どのくらいの頻度で掃除した方が良いですか?」
と伺ったところ、
「ご自身でする掃除は最低月1、プロに頼むのは年1(最低でも2年に1回)」とのことでした。
そりゃあ、掃除はしないよりした方が良いに決まってる!
家庭でエアコン掃除、どこまでやる!?
年1、または2年に1度、プロに頼むと決めてしまえば、自分でやる月1の掃除はとても簡単です。
部屋の掃除(掃除機かけたり)をするついでに、チャチャっとやってしまいましょう♪
エアコン掃除の手順
フィルター掃除
- エアコン周りのほこりをとる。
- カバーを開けて、フィルター外す。
※フィルター表面のほこりを掃除機で吸っておくと、外した際にほこりが落ちるのを防げます。
- 外したフィルターの裏側からシャワーの水をかけます。
※汚れがひどい時は、ぬるま湯に食器用洗剤を入れて、古い歯ブラシなどで軽く擦ります。
- 洗浄後、優しく水気を拭き取り、しっかり乾かしておきます。
吹き出し口掃除
- 本体のコンセントを抜く。
- 指で吹き出し口のルーバーを回し、ハネ部分の汚れを落とします。
※割り箸にティッシュやキッチンペーパーを巻きつけ、輪ゴムでとめた「掃除棒」を水で湿らせてつかうと、奥の汚れもとりやすいです。
- フィルターやカバーを戻し、コンセントをさして、送風運転する。
これくらいなら、こまめにお掃除、続けられそうですね♫
まとめ
カビは見えないから・・・と、エアコンの掃除をせずに使い続けていると、カビやほこりを吸い込んでいることになり、病気の原因にもなります。
購入して数年、一度もエアコン内部の掃除をしていない方は、お掃除しましょう!
とは言っても、数年分のカビは手ごわい!一度プロにクリーニングを依頼することをおすすめします。
健やかな身体と快適な生活は、きれいな空気から(^^)