エアコンクリーニングってしたほうがいいの?それとも必要ない?
暑くなったら冷房で、寒い季節は暖房で。
毎年お世話になっているエアコン。
季節のはじめに一度掃除しておいたほうがいいとは思うけど。
フィルター洗って乾かして、の作業さえ面倒なのに。
「それだけじゃ汚れは落ちませんよ」
なんてCMで流れてくるからつい不安になってしまう。
業者にお願いしたほうがいい気がするけど、なんだか高そう。
いくらくらいが相場なのかな。
そもそもほんとうにクリーニングって必要なの?
しないと…どうなるんだろう。
そんな疑問を感じている方は必見です。
エアコンクリーニングのあれこれをご紹介していきます。
エアコンクリーニングをする必要性って?
エアコンの掃除って面倒くさいですよね。
でも、見ないふりしてそのままにしておくと大変なことになります。
日本の夏は特に湿気が多くて、空気を冷やすときにエアコンの内部が結露してしまうんです。
じめじめした場所はカビの大好物。
気づけばビッシリなんてことも。
そこから出てきた空気が部屋を充満するので、アレルギーや呼吸器疾患の原因にもなります。
エアコンからのカビ風が原因で夏型肺炎になることも。
また、循環するときにホコリも吸い込むので、どんどんフィルターに溜まっていきます。
エアコンの効きが悪くなると電力も余分に消耗しますし、故障しやすくもなるのです。
エアコンクリーニングのタイミング・頻度
エアコンクリーニングといっても、フィルター掃除と内部の掃除がありますね。
フィルターはホコリが溜まりやすいので、エアコンの使用頻度が高い時期は1~2週間ごとにフィルターを掃除するのがいいといわれています。
使っていなくても徐々にホコリは蓄積していくので、エアコンを使い始める時期になったらまずは一度洗って乾燥させましょう。
でも、フィルターはともかく内部まではなかなか掃除しにくいですよね。
夏冬で使用する家庭なら2年ごとが目安のようですが、カビ臭かったり、覗いてみて中が黒ずんでいたりしたら掃除が必要です。
エアコン内部の掃除はとても手間がかかるので、やはりプロにお願いするのがベストです。
夏場はエアコンクリーニング業者の繁忙期なので、春や秋にクリーニングをしてもらうのがいいですね。
エアコンクリーニングを業者に頼む時の相場
さて、エアコンクリーニングを業者に依頼する場合ですが、お掃除機能があるかないかで料金に差が出てきます。
- お掃除機能なし→1万~1万5千円
- お掃除機能あり→1万5千~2万5千円
上記はエアコン1台あたりの料金想定です。
2台3台あるのであれば、まとめて掃除をしてもらったほうがかなりお得になります。
業者によっては抗菌コートを無料でしてくれるところもあるので確認してみてください。
また、機種・メーカーによってクリーニング代に違いがあったり、ものが古すぎてクリーニングを断られるケースもあるので、そこも確認しましょう。
エアコンクリーニングの業者を選ぶポイント
そんなに馴染みもないし、けっして安くない出費。
どの業者がいいのかわからない!という方も少なくないと思います。
そこで、見るべきポイントはこちら。
①料金の内訳
何に対してどのくらいお金が発生しているか、ということです。
防カビ処理や室外機の洗浄などオプションを追加する際は特に確認が必要です。
②洗浄の範囲・方法
エアコンクリーニングの際はエアコンを分解して行いますが、どの部分までを洗浄するのかは業者によって異なるようです。
また、使う洗剤についても確認したほうがいいかもしれません。
まとめ 結論!エアコンクリーニングは必要です
きちんと掃除をしないと健康にも環境にも悪いんです。
もし、エアコンの汚れが原因で体調を崩して、長期間の通院が必要になってしまったら・・・。
きっと、エアコンクリーニング代をケチらなければよかった!と思うようになるかもしれません。
そんなの節約でもなんでもないですよね。
なので、フィルターをこまめに手入れすることと、2年ごとには内部をプロにクリーニングしてもらうこと。
業者もいろいろあるので、余裕をもって比較検討することで、後悔やトラブルも回避できます。
きちんと手入れをして、長くきれいに使いましょう!