ゴーヤの栽培時期やプランターのサイズ選び、実がならない原因を紹介

生活

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家でゴーヤを育ててみよう!

沖縄料理店に限らず、一般的に食べられるようになったゴーヤーチャンプル。

独特な食感と苦味に、最初は戸惑いつつも、意外にも召し上がっている方が多いようです。

そんなゴーヤ、ただ食べるだけでなく、栽培の簡単さから、ご自宅でも育てる方が増えているとか。

省エネ対策のひとつとして「緑のカーテン」運動があるそうですが、そこでもゴーヤーは日よけになると注目を浴びているそうです。

そんなゴーヤを、ご自宅で栽培する方法をご紹介しましょう。

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準備編:ゴーヤ栽培 種まきの時期

 

ゴーヤの種は、発芽適正温度が25〜30℃なので、関東であれば3月下旬から5月上旬頃にまきましょう。

また、種はそのままでは発芽しにくいので、ペットボトルに水と種を入れて一晩寝かせ、まく前に種のとがった部分を切り落とすひと手間で発芽しやすくさせることがポイントです。

すると、10日ほどでゴーヤの種は発芽します。

本葉が2、3枚生えてきたところで、元気の良い苗を選びましょう。

 

このように種から育てるのもひとつですが、ゴーヤーの苗を買ってきて、そこから育てることもひとつでしょう。

発芽しにくい点、いくつか発芽させて苗を選ばなくてはならない点を考えると失敗がありません。

そこでも、葉がしっかり緑色で、株間が詰まったものを選びましょう。

 

植え付け編:ゴーヤを植えるプランターサイズや株数は?

ゴーヤーは繁殖力が強いので、プランターで栽培することが可能です。

プランターは、1、2株であれば、深さ30cm、横幅60〜90cm、縦幅30cmくらいのサイズが最低限必要とされています。

また、夏に一気にゴーヤーは成長するので野菜栽培用の土も用意しておくことが重要です。

苗は30cm間隔で植え、植え付けは6月上旬までに終わらせます。

さらに、ゴーヤーのつるをどのように伸ばすか考え、プランターに支柱も一緒に立てましょう。

園芸用ネットを使えば、そこにゴーヤーがつるをはわせるので、イメージをしながら支柱を立てましょう。

そして日当たりの良い場所にプランターを置いて準備完了です。

 

ゴーヤの育て方編: 摘芯時期と水やりの時間帯

植えたばかりのゴーヤーの苗が、しっかりと根をはるまでは時間がかかります。

その間は乾燥に注意です。

植え付けから1週間は、特に毎日しっかり水やりをしましょう。

その後も、プランターでの栽培は土が少ないことから乾燥しやすいので、水やりは引き続き朝晩続けましょう

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そして、ゴーヤーが育っていき、つるを伸ばし始めたら摘芯という、本葉が5、6枚になったら茎の先端を切り落とし作業を行います。

より多くの葉と実をつけるために必要な行程です。

また子づるから巻きひげが出てきたら、ネットに絡ませて、等間隔につるが伸びるようにしてあげましょう。

 

ゴーヤの育て方編: 収穫時期やプランターへの追肥は?

 

実がなったら収穫が間近です。

濃い緑色で、艶やかな状態になったら収獲です。

そして、ゴーヤーは収獲までは追肥は行いませんが、1回目の収獲が終わったら追肥をします。

2週間に1回の割合で、水やりと一緒に液体肥料をあげると良いそうです。

 

ゴーヤの実がならない時の原因は?

ゴーヤーの実がならない理由はいくつか考えられます。

1個ずつ理由を見て、当てはまるものがあったら改善してみてください。

1.摘芯をしていない

ゴーヤーは摘芯をしないと雌花が咲かないそうで、その結果実をつける量が少なくなってしまうそうです。

 

2.受粉していない

ゴーヤーには雌花と雄花が咲いて、受粉することで実ができます。

咲くタイミングが同時であれば良いのですが偏るケースもあり、一時的に受粉がうまくいかないことがありますが、そのうち揃ってくるものです。

ただ高層マンションとかですと受粉がうまくいかないことも。

基本的には花に集まる虫任せの受粉ですから、それが難しい状況だと人工授粉がおすすめです。

 

3.水分が足りない

葉が生え始めると、どんどん水分を必要としていきます。

こまめな水やりをしてみましょう。

特に真夏の暑さで乾燥しやすいので注意を。

 

4.肥料が足りない

実がなりはじめたら、追肥を忘れずに。

ゴーヤーは生育期間が長いので、最初の土づくりの時にも肥料は前もってしっかりとあげておきましょう。

 

5.日当たりが足りない

ゴーヤーの栽培で大事なのは、日当たりです。

日当たりが悪いと、いつでも伸びにくく、実がなっても大きく育ちにくいのです。プランターは、日当たりの良いところに置くようにしましょう。

 

6.プランターが小さい

プランターが小さいと、根詰まりを起こしてしまい、株が弱って花がつきにくくなります。

そうなると、実がなる前にゴーヤーがダメになってしまいます。

 

まとめ ゴーヤーを上手に育てましょう

ゴーヤーは、ポイントを抑えれば簡単に育てることができる野菜です。
青々とした葉っぱのグリーンカーテンは涼しく、自宅でおいしいゴーヤーもいっぱい収穫できればさらに嬉しいですよね。

いざ始めようと思うとちょっと不安なこともあるかもしれませんが、ゴーヤーは海中にも強くて、とても育てやすい野菜ですから、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。