ザリガニ釣り。
子どもにとって、魚釣り、虫取りと並ぶ楽しみのひとつですね。
あなたも子どもの頃、ザリガニ釣りを経験した事があるのではないでしょうか。
川や池などに潜んでいるザリガニと格闘(知恵比べ)して、釣り上げた時の喜びは何とも言えませんね!
でも、最近は小川や水路などが人工化してしまい、その姿もなかなか見かけなくなってきました。
子どもから、ザリガニの釣り方や居場所、飼い方などを聞かれているお父さん、お母さん。
あの楽しいザリガニ釣りを子どもにも教えてあげたいですよね。
もしかして、自分でも、また、やってみたいかも?
そこで、ザリガニの生態や釣り方などをご紹介します。
ザリガニはどんな生き物なの?
ザリガニは、川や池、用水路などの流れのゆるいところに生息しています。
普段は石の下や水草の陰にそっと隠れています。
雑食ですので、ミミズ、水草、小魚、昆虫などなんでも食べますよ。
見た目はエビでもあるしカニのような、エビとカニのどちらにも似ている姿のため、「エビカニ」と呼んでいる地域もあります。
アメリカ合衆国からアメリカザリガニとウチダザリガニが移ってきてから、アメリカザリガニが勢力を強め、今では主流となっています。
よく見かけるザリガニの大半はアメリカザリガニですよ。
食材としては、日本ではあまり利用されていません。
アメリカザリガニはどこにいる?いつ頃から捕まえることができる?
ザリガニは、小川や池、田んぼ、用水路など流れのゆるい水草の周りや石の下などにいますよ。
最近は、小川や用水路などもコンクリートなどで人工化されてきたので、以前ほどは見ることがなくなってきました。
5月から10頃までの暖かい時期に活動が活発になりますが、寒くなってくると活動も鈍ってきます。
水温が低く、寒くなってくると、エサのミミズや昆虫も少なくなってくることも関係があるようですね。
ザリガニはどうやって釣ったらいいの?
ザリガニ釣りの道具は
よく知られている釣り方は、割りばしにタコ糸をつけその先にエサを縛りつけて釣ります。
釣り道具は釣具店でも販売されていますので、お店で買うのも良いと思います。
ザリガニ釣りのエサは
エサはスルメ、かまぼこ、ソーセージなどです。
スルメが好きなようで、実際に釣りに行って試してみると、スルメが良く釣れますよ。
多分、ソーセージやかまぼこは柔らかいので、ハサミですぐ切れてしまうのですが、スルメは固いですよね。
なので、ハサミで掴んでも切れないので、釣りやすいのだと思います。
ザリガニ釣りのいるポイントや釣り方は
水草や石の陰に糸を垂らし、じっと待っているとザリガニが現れます。
ハサミでエサをつかんだところで引き上げます。
ここでの「コツ」は、焦らずに引き上げること。
しっかりとつかんでいないと、釣りあげる前に落ちてしまいますよ。
網を用意して、引き上げたと同時に、網の中に落として捕まえるのも良いです。
この釣り方は、磯でカニを釣る場合も同じです。
磯でのカニ釣りの方が難しいですよ。
ザリガニ釣りを行う時は、水の中に入る場合もあるため、長靴をはいた方がよいですよ。
小川や用水路などの草むらに入るため、蚊やブヨなどの虫も多くいます。
長袖、長ズボンの服装が好ましいです。
釣りに夢中になって川に転落しないように!
ザリガニを飼う方法は?
ザリガニを飼育する時に水槽の水はいつ交換する?
少なくても1週間に2回から3回は交換しましょう。
汚れが目立ってきたら、その都度交換することも必要です。
フィルター付きの水槽は、1週間に一度でも大丈夫です。
水はカルキを抜いたものにしましょう。
浄水器でろ過した水でも良いです。
フィルター付きの水槽の水深は60㎝、フィルターなしの場合は5㎝~6㎝で底に砂を軽くひき、水草や隠れる場所を作るために石などを置きましょう。
ザリガニの餌はエサは何がいい?
スルメやかまぼこなど釣る時のエサもでもかまいませんが、市販のザリガニ用のエサを与えた方がより良いです。
煮干など水槽の汚れがひどくなるものは避けましょう。
エサを与えた時は食べ残しで汚れる場合がありますので、取り除くことも必要です。
水槽に入れるザリガニの数は何匹まで?
ザリガニは共食いする習性があるため、一匹で飼うことがベストです。
多くても二匹にしましょう。
その他
水槽から逃げる可能性が高いため水槽には網をかぶせて、逃げないようにしましょう。
水槽内をきれいして、適度にエサを与えることが大切です。

まとめ
子どもと楽しむ(一人でも)ことができるザリガニ釣り。
実際やってみると、子供より自分のほうが夢中になっていた…という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
自然の中で、子どもといっしょに、童心に戻って楽しみ、素敵な思い出を作ってくださいね。