子どもの実験やワークショップにぴったり!スライムを作ろう♫
ぷにぷに、ドロッとした感触がどうにも癖になるスライム。
子どもって、大抵スライムが好きな気がします。
私も確か、子どもの時にスライムで遊んでいたし、学生時代に入っていたサークル主催の(子供向け)お祭りの定番はやっぱり『スライム』でした。
お祭りの最中に「スライム作れるよー」って言うと、子どもたちが集まってきたことを思い出して、自分の子どもと一緒に作りたくなりました♪
以下、材料と作り方をいくつかご紹介しますので、気になった方、お子さんと作りたい!作ってあげたい!という方は参考にしてください。
1.スライム作りに必要な「ホウ砂」の取り扱いについて
一般的なスライム作りには、「ホウ砂」というものが使われています。
ホウ砂は、ドラッグストアなど薬局で購入することができる医薬品です、箱に「スライム作りに」など明記された容量の小さい物も売っています。
手軽に購入できますが、取り扱いには注意が必要です。
健康な皮膚面からの吸収は遅いですが、粘膜や創傷面からの吸収は早く、消化器症状(悪心、嘔吐、下痢、腹痛、出血性胃腸炎、青緑色便)や皮膚症状(紅斑、落屑)などの中毒症状があらわれることがあります。
スライム作りでホウ砂を使用する際には、
- 小さい子供の手の届かないところに置く。
- 傷のある手で直接触らない。
- 他人(の口や目)に向かって投げない。
- 遊んだらしっかり手洗いする。
以上のことに気をつけて、楽しく遊びましょう♫
2.スライムの作り方 材料に「ホウ砂」を使った定番の方法
用意するもの
- ホウ砂
- 洗濯のり(PVAまたはポリビニルアルコール入り)
- 絵の具(または食紅)
- 水
- プラスチックコップ …2個
- ボウルなどの容器
- わりばし 又は ガラス棒
- 軽量カップ(なければ計量スプーン)
スライムの作り方
- プラスチックコップに、洗濯のりと水(洗濯のり:水=1:2)を入れ、割りばしでかき混ぜる。
- もう1つのプラスチックコップに、水100㎖とホウ砂5㎖を入れてよくかき混ぜ、ホウ砂の飽和水溶液をつくる。
- ボウルに、①で希釈した洗濯のり50㎖と②のホウ砂水10㎖、着色用の絵の具を入れて、よくかき混ぜる。
(透明のスライムの場合は、絵の具無し)
注意点
1.希釈した洗濯のりに対して、ホウ砂の量が多少多くても問題なし。
2.固まる(水滴がコップに残らなくなる)まで、しっかりかき混ぜ続ける。
※洗濯のりの代わりに、「PVAL液体のり」を使ってもスライムを作ることができます。
3.スライムの作り方 材料に「ホウ砂」がない場合は?
「ホウ酸」を水またはお湯に溶かし「重曹」を入れることで、「ホウ砂」を使用するのと同じ効果が期待できます。
ですが、わざわざ「ホウ酸」を買うなら、「ホウ砂」を買うのと変わらないですよね。
他に、「ホウ酸」の代わりになるものがあると良いですよね。
スライム作りで必要なホウ酸の代わりになるもの
それが、コンタクト洗浄液です。
ただし、色々なサイトでコンタクト洗浄液を使用した方法が載っていますが、「ホウ酸」入りの物は限られるので、ご自宅で使用しているコンタクト洗浄液に「ホウ酸」が入っているかを確認してください。
また、「ホウ酸」が入っている洗濯洗剤を使って作る方法があります。
これは材料が少なく、とても簡単に作ることができるので、作り方をご紹介したいと思います。
スライムの作り方 洗濯洗剤を使った方法ならふわふわに!
用意するもの
- 洗濯洗剤(アリエール、ボールド、さらさ等)30㎖
- 洗濯のり(PVAまたはポリビニルアルコール入り)100㎖
- 絵の具(または食紅)
- 水
- ボウルなどの容器
- わりばし 又は ガラス棒
- 軽量カップ(なければ計量スプーン)
基本的には、上記の「洗濯洗剤」と「洗濯のり」、「ボウルなどの容器」があれば作れちゃいます!
作り方
- ボウルに、洗濯のり100㎖と着色用の絵の具を入れる。
- ①に洗剤を30㎖(多さじ2)入れる。
- ひたすらかき混ぜる。
たったこれだけで、ぷにぷに、もちもちのスライムが完成します。
※簡単にできる洗剤スライムですが、遊びすぎて手が荒れたり、匂いがきつかったり、という意見もありますので、その点は皆さんの判断にお任せします。
4.ボンドスライムの作り方
ボンドを使ったボンドスライムの作り方をご紹介します。
ボンドをお持ちの方は、こちらも試してみてください。
用意するもの
- 木工用ボンド15㎖
- 片栗粉30g
- 食塩小さじ5~6杯
- 絵の具(または食紅)
- 水25㎖
- ボウルなどの容器
- わりばし 又は ガラス棒
- 軽量カップ(なければ計量スプーン)
作り方
- ボウルに着色したい絵の具を入れ、水に溶かしておく。
- ①に片栗粉30gを入れ、しっかりかき混ぜる
- 更に、②に木工用ボンド15㎖を入れ、よくかき混ぜる。
- ③に食塩を少量ずつ加えながら、好みの固さになるまでしっかりかき混ぜていく。
注意点
一気に塩を入れると、固すぎてしまったり、部分的に固まってしまったりする。
まとめ
- スライムは「ホウ砂」と「洗濯のり」で作れる。
- 「ホウ砂」の代わりに、「ホウ酸」入りの「コンタクト洗浄液」と「重曹」を使ったり、「洗濯洗剤」と「洗濯のり」を使ったりしてスライムを作る方法など、様々な作り方がある。
- 材料の準備、医薬品の取り扱いには細心の注意が必要。
童心に帰って、スライムづくりを楽しんでください♪