子供の頃、スライムで遊んだことはありませんか?
おもちゃで人気となったスライム。
にゅるにゅるした手触りに、形状が定まらない性質、なんだか得体の知れないおもちゃに、子どもの頃夢中になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなスライムは、今でも子ども達には人気のおもちゃで、おもちゃ屋さんで購入することができますが、実はご自宅で簡単に作ることができることをご存知でしたか?
小学校の中には理科の実験のひとつで作ってみたり、低学年の自由研究として親子で作ったりする方もいらっしゃるようです。
そこで、ご自宅で簡単に作れるスライム作りをご紹介しましょう。
洗濯のりを使ったスライムの作り方
スライム作りはとても簡単です。
基本は洗濯のりを使い、加える材料の違いで3つの作り方をご紹介します。
1.ホウ砂を使ったスライム作り
よく作り方で紹介されるのが、ホウ砂を使った作り方です。
ホウ砂は薬局で簡単に購入することができます。
ホウ砂
洗濯のり(PVA配合)
絵の具
水
- 適量の水で絵の具をとかします。
- 別の容器に、絵の具を溶かした水と同量の水を入れて、ホウ砂を加えます。
- 1の水と同量の洗濯のりを用意します。
- 1〜3をすべてまとめて一緒にして混ぜ合わせます。
ホウ砂は、ホウ砂1:水10で飽和状態になりますから、たくさん入れても沈殿してしまいます。
水の量を計って溶かし入れると良いでしょう。
最初は液状でかたまるのか不安になると思いますが、根気よく混ぜていくとまとまっていき、とろとろした感触のスライムができ上がります。
2.洗濯用洗剤を使ったスライム作り
ホウ砂を使わないで、洗濯洗剤を使います。
伸びて、弾力性のあるスライムが作ることができます。
液体洗濯用洗剤
洗濯のり(PVA配合)
絵の具
水
- 容器に洗濯のりを適量入れます。
- 水で溶いたお好みの絵の具を加えて着色します。
- そこへ洗濯用洗剤を少しずつ加えて混ぜていきます。
- まとまってきたら手でこねてでき上がりです。
洗濯用洗剤を加えると固まってくるので、少しずつかたさを見ながら洗剤は加えていくようにしましょう。
洗濯用洗剤を加えすぎたら洗濯のりをまた加えて、調節しながらこねていきます。
また、しばらくしてもまとまらずべたつくようならば、やはり洗濯のりを加えて調節するようにしましょう。
3.木工用ボンドを使ったスライム作り
木工用ボンドを加えるとふわふわもちもちした感触のスライムができます。
2つめにご紹介したスライムよりもすごくよく伸びて、ふわふわした感触のスライムができ上がります。
液体洗濯用洗剤
洗濯のり(PVA配合)
木工用ボンド
水
1.容器に洗濯のりを適量入れます。
2.水で溶いたお好みの絵の具を加えて着色します。
3.洗濯のりの中に、その半量の木工用ボンドを加えてよく混ぜます。
例えば、洗濯のりを20g入れたら、木工用ボンドは10gとなります。
4.それをよく混ぜ合わせたところに、洗濯用洗剤を少しずつ加えていきます。
5.まとまってきたら手でこねてでき上がりです。
2つ目の作り方と同様、洗濯用洗剤を加えるとすぐかたまってくるので、かたさをよく見ながら洗剤は加えるようにしましょう。
手でこねていて、べたつかずにひとまとまりになったらでき上がりです。
スライム作りの注意点
ちなみに、どの作り方でもお使いになる容器や混ぜるための割り箸やスプーンは、使い捨てできるカップや割り箸を使うことをおすすめします。
特にホウ砂を使う場合は、ホウ砂は医薬品ですから、使い捨て容器を使って作ると安心です。
もちろん、目や口に入れることは危険なので注意しましょう。
残ったホウ砂の保管も注意しましょう。
スライムの保管方法
どのスライムも保存する際は、袋などに入れて密閉することをおすすめします。
ジップロックや、使い捨て容器に蓋をしておくのも良いでしょう。
まとめ 親子でスライム作り
おもちゃ屋さんでスライムは購入することができますが、ご自宅で作れば好きな色のスライムが作ることができます。
しかも、材料は日常で簡単に手に入るもので作ることができます。
簡単なので、親子で一緒に作るのも楽しいでしょう。
色々な色のオリジナルのスライムを作って遊んでみたらいかがでしょうか?