野菜の中でも定番のトマト。
色々な料理に使われることはもちろん、色鮮やかなトマトは付け合わせとしてもよく使われていますよね。
そんな身近なトマトですが、実は苦手という方も多いようです。
けれど、大人になって好き嫌いを言っているのはどうかと、トマト嫌いを克服したいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回はトマト嫌いを少しでも好きになれるようなポイントをご紹介しましょう。
トマトが嫌い!の理由
トマトが嫌いだという人に聞くと、トマトは嫌いでもケチャップやトマトソースは大丈夫という方もいらっしゃるようです。
そんな方を含め、トマトが嫌いな理由には、トマトの特徴がいくつかあるようです。
1.トマトの香りが苦手
トマトは独特の青っぽい香りがします。
その青くささが、食べる時、そして食べている時に残って、どうも苦手だと言います。
この青くささは生のトマトで特に強く感じられ、苦手だという方が多いようです。
2.トマトのゼリー状の部分が苦手
トマトの中央部分はゼリー状になっています。
そのじゅくじゅくした食感、時に見た目がいやだという方がいらっしゃるようです。
また、食べた時に出てくるドロッとした感触が他の野菜にはないもので、敬遠されてもいるようです。
3.トマトの種の食感が苦手
粒がしっかりしている種。
トマトの大きさに関係なく、食べていると口に残るところが気になる人もいるようです。
4.トマトの酸味が苦手
トマトには独特の酸味があります。
食べていて酸味を強く感じるようで、その酸味が苦手と言う方が多いようです。
5.トマトの皮が苦手
生食でよく言われるのが、口に残る皮。
食べるとかたくて、中はぐにゃぐにゃとした食感の苦手意識に大きく皮のかたさ、口に残る感じが影響しているようです。
トマト嫌いでもひと手間加えればトマト嫌いも克服?!
トマト嫌いでも、ケチャップやトマトソースは食べられりという人もいます。
それは上に挙げたトマトが嫌いな理由が、ケチャップやソースでは当てはまらないからなのでしょう。
調理されることで。
酸味や生の青臭さも少ないですし、味も凝縮されているので水っぽさもなく旨みを感じやすいようです。
では、トマト嫌いの方がトマトを克服するにはどうしたら良いでしょうか?
トマト嫌いの理由は人それぞれですが、生のトマトの特徴的な部分が嫌われる原因のようなので、それを回避するひと手間を加えることから始めてみましょう。
トマトの香りが苦手なら
香りは油でコーティングできます。
油で炒めたり、マヨネーズを使ったりすることで、かなりトマトの香りは軽減されるようです。
また、ツナやサラミなどと油分もある食材と合わせると、よりコーティング効果が期待され香りが気になりにくくなります。
トマトの食感が苦手なら
食感が気になるならば、切り方で変わります。
1cm角に切ればトマト独特の果肉のざらつきが気にならなくなります。
下ごしらえの時ゼリー状の部分と種を取り除けば、生食で気になる食感を解消できます。
また、口に残るという皮は湯むきをすれば生食でも改善できます。
トマトの酸味が苦手なら
酸味は加熱すると軽減されます。
また、トマトの旨み成分であるグアニル酸が凝縮されることで、より酸味を感じにくくなります。
また、乳製品との組み合わせでも酸味を軽減させることができます。
例えば、トマトをチーズ焼きにしたり、トマトを煮る場合クリームや牛乳などを加えたりしてみても良いでしょう。
まとめ トマト嫌いをちょっとずつ克服
食べ物の好き嫌いは人それぞれです。
それを克服するのは簡単じゃありませんが、ちょっとした工夫で変わったりします。
特にトマトは生は嫌だけど、ケチャップやソースは大丈夫という方がいるのも、生のトマトので苦手な部分が解消されているからです。
ちょっとのひと手間、ちょっとずつで嫌いなものが克服できたら嬉しいですよね。
トマト嫌いの克服のために、ちょっとずつ試してみませんか?