おうちで簡単ハーバリウム作り
プレゼントで最近人気なのがハーバリウム。
ご存知ですか?
お花屋さんやインテリアショップで見かけたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
このハーバリウム、おうちで作ることもできます。
ただ専用キットを揃えるとちょっと大変と思う方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、ハーバリウムの作り方に加えて、専用キットがなくても作ることのできる方法をご紹介しましょう。
ハーバリウムって何?
もともとハーバリウムとは植物標本のことを言います。
研究のために植物を乾燥させた標本の集積を表す言葉でした。
それが、現在では観賞目的で作られたガラス瓶などに入ったインテリア小物の一つを指すようになりました。
オイルの中に漬けられた花は、色あせにくく、長い間その花を楽しむことができます。
また、瓶などに入っていることから、押し花などと違って、立体的に楽しむことができます。
自宅で簡単にできるハーバリウムの作り方
ハーバリウムがインテリアの1つとして人気が出てから、お花屋さんやインテリアショップで見かけるようになりました。
ただそういったお店で見かけるハーバリウムは、値段がちょっとしたりします。
自宅で簡単に楽しむにはちょっと高すぎるなと思う方には、おうちでも簡単に作ることができます。
用意するもの
- 蓋が閉まるボトル
- オイル(ミネラルオイル又はシリコンオイル)
- お好みの花材(プリザーブドフラワー/ドライフラワー)
- ピンセット(割り箸でもOK)
- はさみ
- ウエットティッシュ(アルコール入り)
- ティッシュペーパー
※オイルがこぼれたときの為にサッと拭えるように、ビニールシートを敷いておくと作業がスムーズです
作り方
①ピンセットを使い、ボトルの中をウエットティッシュで拭き、さらにティッシュペーパーで余分な水滴を拭き取ります。
煮沸や漂白剤などに予め渡をつけておいて、消毒しておいても良いでしょう。
②デザインイメージをした花材をボトルに入れていきます。
下に入れるものから順につめていきますが、背の低いものから詰めていくと良いでしょう。
③ボトルを少し傾け、ゆっくりとオイルを入れていきます。
オイルは、傾けたボトルの内側を伝うように入れていくと、オイルの重みで花材が潰れてしまうのを防ぐことができます。
また一気にオイルを入れてしまっても、オイルの重みと圧力で花材が潰れたり動いてしまうので注意しましょう。
④3〜5分空気を抜きます。
オイルを入れると、気泡が浮いてくるので、静置して空気が抜けるのを待ちましょう。
⑤しっかりと蓋を閉めます。
オイルが漏れて服などに付着すると、シミの原因になるので、蓋はしっかり閉めましょう。
⑥こぼれたオイルを拭き取り完成です。
ハーバリウムオイルの代用品は?
ハーバリウムを作るのに一番気になるのがお値段。
家で作れば、お店で買うよりも安くすみますが、実際専用のオイルは決して安くはありません。
また、100円均一ショップなどで簡単に手に入るというわけでもありません。
そこで、ハーバリウム専用のオイルの代用品として3点とその使用の違いについてご紹介します。
1.洗濯のり
コストパフォーマンスの良さも手軽に手に入る点、さらに扱いやすさでも優秀な洗濯のり。
ただ、粘度がオイルに比べてあるため生花やドライフラワーのような繊細な花は押しつぶされることがあるようで、精製水との調合が必要なようです。
一方造花ではその点での心配はないそうですが、造花の場合色落ちが心配。
また、洗濯のり独自の若干の濁りが見られることもあるとか。
また、時間が経つにつれて造花の場合は色落ちが心配のようです。
2.ベビーオイル
コストパフォーマンスの良さと手に入りやすさではベビーオイルは最適。
ただ注意したいのが、ベビーオイルの中にはスキンケア成分などが含まれていることがあり、透明度が落ちる場合があること。
けれど、ドライフラワーでも造花でも粘度で押しつぶすような心配はいりません。
3.グリセリン
コストパフォーマンスの良さと手に入りやすさから使われることもあるようです。
透明度が高く綺麗な花材の色を楽しめます。
ただグリセリンは他のものに比べてサラサラとした粘度の低さから、入れた花材が時間が経つにつれて浮き上がってきてしまうことが多いようです。
また、花材の色落ちも気になるようで長期保存には向かないようです。
まとめ お気に入りのハーバリウムをおうちで
いかがだったでしょうか?
今人気のハーバリウム、意外に簡単に作ることができます。
道具もちょっとした工夫で簡単に揃えられます。
この機会にお気に入り、オリジナルのハーバリウムを作ってみてはいかがでしょうか?