おうちで簡単バスボム作り
良い香りと、しゅわしゅわと立ち上るいっぱいの泡でバスタイムを楽しくさせてくれるバスボム。
市販の入浴剤と違って、香りだけでなく、その形が可愛かったり、ポップなものも多く、自分用にはもちろん、プレゼントにも人気のバスグッズです。
そんなバスボム、実はご自宅で簡単に作れちゃうって知っていましたか?
今回はおうちで簡単バスボム作りについてご紹介しましょう。
自由研究にもピッタリ!重曹とクエン酸でバスボムを作る方法
一番基本的なバスボムの材料は、重曹とクエン酸です。
この2つを合わせると、炭酸ガスが発生して、バスボム独特のしゅわしゅわとした泡が出てきます。
バスボム作りに必要な材料
- 重曹 30g
- クエン酸 15g
- 塩 15g
- エッセンシャルオイル 4滴
- 食用色素(お好みで)
バスボムの作り方
- 塩と食用色素を混ぜ合わせます。少量でも色がつくので、色を見ながらちょっとずつ加えて調整していきましょう。
- エッセンシャルオイルを垂らして香りをつけます。皮膚トラブルを避けるために、香料となるエッセンシャルオイルは、100%天然由来の精油を使うようにしましょう。
- 重曹とクエン酸を加えます。混ざり具合にムラが出ないように、混ぜるようにしましょう。
- 霧吹きで湿らします。いっぺんに水を加えると、重曹とクエン酸反応して炭酸ガスが発生してしまいます。霧吹きでひと吹きずつ、きゅっと握りやすくなるまで湿らせましょう。
- お好きな型に詰めていきます。型がない場合は、ラップに包んでおにぎりを握るようにして丸めると良いでしょう。
- 型付いたら、完全に固まる前のやわらかいうちに型から抜いて、1日乾燥させます。
- 乾燥剤を入れて密閉できる容器または袋に入れて保存しましょう。
入浴剤を使ったバスボム作り
エッセンシャルオイルを使わなくても、お好きな香りの入浴剤を使ってもバスボムを作ることはできます。
入浴剤を使ったバスボム作りに必要な材料
- 重曹 100g
- クエン酸 50g
- 片栗粉 50g
- 入浴剤
- 食用色素(お好みで)
入浴剤を使ったバスボムの作り方
- 重曹、クエン酸を均等に混ぜ合わせます。
- 片栗粉を加えます。
- 入浴を加えます。全体的に材料が均等に混ざるようにしっかり混ぜ合わせましょう。
- 食用色素で色をお好みでつけます。
- 霧吹きで湿らします。
- お好きな型に詰めていきます。
- 型付いたら、完全に固まる前のやわらかいうちに型から抜いて、1日乾燥させます。
- 乾燥剤を入れて密閉できる容器または袋に入れて保存しましょう。
※入浴剤の色によっては、食用色素を使わなくてもいい場合があります。
バスボムの材料入手方法
重曹もクエン酸も、スーパーやドラッグストア、もちろん百円均一ショップでも簡単に手に入ります。
天然由来精油100%のエッセンシャルオイルとなると、ちょっと簡単に安く手に入れることができませんが、入浴剤ならば簡単に購入できますよね。
しかも、型もお菓子作り用の型だったり、ガチャガチャのケースも使えます。
手作りバスボムの効果
バスボムを手作りするのに使う重曹。
この重曹はお掃除の名脇役だということを知っていますか?
アルカリ性である重曹は、油脂を乳化して、たんぱく質を分解する働きがあり、油汚れや皮脂汚れ落しに効果的です。
さらに、重曹の細かい粒子が研磨剤の役割を果たすほか、発生するので炭酸ガスで汚れを浮かして落ちやすくしてくれる効果があります。
一方、クエン酸はニオイ消しに使われています。
しかもこの2つは、生活排水を汚すことがなく、エコなお掃除のお助けグッズです。
そんな2つが合わさった手作りバスボムは、入浴時に香りや泡を楽しんで、入浴後は残り湯をお風呂掃除に活用することができます。
バスタブはもちろん、残り湯に風呂桶や風呂椅子をひと晩つけておくだけで、翌日軽くブラシでこすれば水垢や汚れをすっきり簡単に落とすことができます。
しかもクエン酸の脱臭効果で気になるニオイもすっきり解消してくれます。
ただここで注意したいのが、クエン酸は塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生する性質があります。
お掃除をする際、お洗濯で塩素系漂白剤を使う時は、しっかりバスボムの残り湯を流して綺麗にしてから使うようにしましょう。
まとめ お好きな香りと形のバスボム作り
人気のバスグッズであるバスボム。
お店で購入となると、ちょっとお値段がするものもありますよね。
そんな時おうちで作れば、簡単に安く手に入ることができます。
簡単なのでお子さんと一緒に楽しみながら作るのも良さそうですね。
私も、小学校3年生の子供と夏休みの自由研究として作った経験があります。
簡単に作りことができるので、ぜひ気になった方は試してみてくださいね。