バナナを毎日食べると危険って本当?赤ちゃんの離乳食に使う時の注意点は?

生活

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スーパーやコンビニに行けば、必ず売り場にあると言ってもいいほどのバナナ。

値段も安く、手軽に食べられることから朝食やおやつとして人気がありますよね。

だけど、バナナを毎日食べるのは良くないという噂も耳にします。

実際にはどうなのか調べてみました。

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バナナを毎日食べると危険って本当?健康や美容にいいのはウソ?

バナナを毎日食べると、健康や美容にいい効果がたくさんありますよ。

バナナには、カリウムマグネシウムなどのミネラル、食物繊維糖質ビタミンB1B6などのビタミン、ポリフェノールアミノ酸などの栄養素が含まれています。

これらの栄養素は、以下のような効果をもたらします。

  • 腸内環境を整える
  • 血圧の上昇を抑える
  • 免疫機能の維持や疲労感を軽減する
  • 心を安定させて睡眠の質を向上させる
  • エネルギー源となって活動力を高める
  • むくみを解消する

ただし、バナナは他の果物よりもカロリーや糖質が多いので、食べ過ぎると太ったり中性脂肪が増えたりする可能性があります。

農林水産省は、1日の果物の摂取量を約200gと推奨しています。

バナナの果肉はだいたい120gくらいなので、11本程度を目安に適度な量を食べましょう。

また、バナナを食べる時間帯によっても、期待できる効果が異なります。

  • に食べると、睡眠中に消費したエネルギーを補い、腸内環境を整える効果があります。
  • に食べると、疲労を回復させてエネルギーを補給する効果があります。
  • に食べると、自律神経のバランスを整えるセロトニンというホルモンの分泌を助ける効果があります。

ご自身の体調や期待する効果に合わせて、食べる時間を決めましょう。

バナナの食べごろの見分け方!どうやって見分けるの?

バナナの食べごろを見分けるには、シュガースポットと呼ばれる、皮に茶色の斑点が出てきたら完熟で甘さのピークとなります。

シュガースポットが少なすぎると、まだ甘みが足りないかもしれません。

シュガースポットが多すぎると、熟しすぎて柔らかくなりすぎたり、カビが生えている可能性があります。

カビが生えているバナナは食べないでください。

シュガースポットが適度に出ているバナナを選びましょう。

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シュガースポットはどうしてできるの?原因はコレだった!

シュガースポットは、バナナの皮や果肉に多く含まれるポリフェノールの一種「タンニン」が酸化酵素と反応することでできるといわれています。

タンニンは、バナナが熟す過程で増える成分で、酸化すると茶色くなります。

シュガースポットが出ると、バナナは甘くて美味しい食べ頃になります。

シュガースポットの出方は、バナナの品種や収穫時期、保存状態などによっても変わります。

シュガースポットと糖分の増加には直接的な関係はありませんが、一般的にはシュガースポットが出る頃には糖分も高くなっています。

 

赤ちゃんの離乳食にバナナを使う時に気をつけることは?

バナナは離乳食初期の生後56ヶ月頃から食べることができます。

ただし、バナナはアレルギーを起こす可能性があるので、初めて食べさせるときには加熱して、少量から様子を見ながら与える必要があります。

また、バナナは糖分が多いので、与えすぎにも注意しましょう。

バナナの離乳食に慣れるまでは午前中に食べさせると安心です。

バナナはビタミンB6やカリウム、食物繊維など、赤ちゃんの発育に必要な栄養素が豊富に含まれています。

甘くてやわらかいので、赤ちゃんにも食べやすいですね。

 

バナナの加熱方法ってどうやったらいいの?

バナナの加熱方法はいくつかありますが、離乳食に使う場合は電子レンジが簡単でおすすめです。

バナナを5mm程度の厚さにスライスし、耐熱容器に入れて少量の水を振りかけます。

それからふんわりとラップをかけて、電子レンジで1020秒程度加熱します。

量によって加熱が足りないと感じる場合は10秒ずつ様子をみながら再加熱してください。

加熱したバナナはフォークなどでつぶして、赤ちゃんに食べさせてあげましょう。

まとめ

バナナは、バショウ科バショウ属の果物で、熱帧や亜熱帧で栽培されています。

バナナには、糖質や食物繊維、ビタミンB群やカリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。

バナナは、エネルギー源となる糖質や脳の働きをサポートするビタミンB6などが朝食に適していると言われています。

バナナは、品種によって大きさや色、味などが異なりますが、日本で一般的なのはキャベンディッシュという品種です。

バナナは、皮をむくだけで手軽に食べられるので、忙しい朝やおやつにも便利です。

ですが、糖分も多いので食べすぎには気をつけてくださいね。