「お金をもらうため」に働いている人は多いですよね。
毎月の給与はもちろん、ボーナスは特別に嬉しいものです。
既婚男性や育児中のパパからすると、ボーナスは家族を養う生活費であり、家のローン返済や子どもの教育費に充てることが多く、なかなか自由にならないものです。
一方で、独身男性の多くが、ボーナスを自分のために使うことができます。
趣味や娯楽、未来の自分への投資や貯蓄など、使い道は様々ですが、実際はどのように使われることが多いのでしょうか?
また、賢く使うには何に使うのがよいでしょうか?
ボーナスの使い道?独身男性の使い道で多いのは何?
株式会社ロイヤリティ マーケティングが2018年6月に行った「第29回Ponta消費意識調査」によると、夏のボーナスの使い道の1位は、5年連続で「貯金・預金(36.4%)」となっています。
貯金や預金の用途としては、「将来の消費への備え」「老後の生活への備え」が多く、将来を見据えた前向きな貯蓄のほか、老後への不安も感じられます。
2位は「旅行(12.4%)」、3位「特にない(6.3%)」、4位「外食(5.4%)」、5位「衣服(4.2%)」・・・と続きます。
これが、まだ養う家族のいない独身男性になると、少し使い道が変わってくるようです。
まず、意外と多いのが「ローン返済」です。
自由に使えるお金があることで、趣味の車やバイク、その他高額な商品をローンで購入し、ボーナスをその返済に充てるわけです。
高級な買い物と言えば、時計や靴、バッグなどを買われる方も、独身男性には多いようです。
また、お金が自由に使えるため、「ギャンブル」や「飲み代」に充てる方も多いです。
既婚男性が『家族』優先であるのに対し、独身男性は『友達』や『仲間(仕事関係を含む)』を大切にする傾向にあり、同僚や先輩との飲み会や異業種交流会等の食事会に参加することも多いようです。
その他、「自分磨き」や「スキルアップのための自己投資」などに使う方もいれば、給与だけでは生活苦で、ボーナスを「生活費の補填」に回している方もいるようです。
ボーナスをあてにした買い物はおすすめできない
車をローンで購入してボーナスで返済したり、高額な商品をクレジットカードでボーナス払いしたりと、“ボーナスありき“でお金を使うのはできるだけ控えた方が良いでしょう。
そもそも、ボーナス(賞与)は、給与とは扱いが異なります。
契約書に「賞与が出る」と書かれていても、会社の経営が悪化したり赤字の時などは、減額やカットも十分考えられるんです。
だからこそ、貰えたことに感謝して、大切に使っていただきたい!
ボーナスでスキルアップのための自己投資する重要性
現状に満足せず、スキルアップを目指してスクールに通ったり、資格取得したり、やりたい仕事のために転職を考え、自分磨きをしたり、人脈を広げるためにセミナーに参加したりすることは、向上心があって素敵なことだと思います。
未来を切り開いていく、という意味では、これからの時代には特に必要なことかもしれません。
貯蓄せずに自己投資ばかりしていると、お金は減る一方ですから、不安になるのは当然で、周囲の目も厳しいものになるかもしれませんが、実際に、成功してお金が投資した額の倍以上に増えた方も大勢います。
チャンスはいつ訪れるかわかりませんから、目標に向かって準備しておく必要があります。
“お金は貯めるだけで何もしない”ということは、それ以上の「成長」は望めない、ということです。
ただし、あくまでも目標と金銭的余裕のある人に限ります。
闇雲に手を出すのは「浪費」ですし、借金してまでやるべきことではありません。
まずは、生活費をしっかりと確保したうえで、自己投資に回せる額がいくらになるのかをきちんと計算しましょう。
ボーナスで貯金をするのも忘れずに!
自己投資は大切なことですが、やはり貯蓄も大切です。
急にやりたいことができた時や、重大な病気が見つかった時に備えて、最低限の貯蓄はしておく必要があります。
また、いつまでも働ける保証はありませんし、年金だってもらえる保証はありません。
老後、自分の力で生きていくために、お金は必要です。
さらに、近年は、若者を中心に“結婚願望のない人”が増えていると言います。
“子どもは欲しくない”という人もいるでしょう。
でも、いつ何時、結婚を考える相手に出会うとも限りません。子どもができるとも限りません。
「備えあれば憂いなし」です。
貯蓄も投資も、どちらもできたら良いですよね♪
コツコツ貯めつつ、自分も磨いちゃおう!・・が理想です((´∀`))ケラケラ
おわりに
独身男性にとってボーナスは、生活費の補填に充てる以外は、自由に使えるお金です。
このお金を、好きなことにパーっと使ってしまうのか、貯蓄にしろ自己投資にしろ、未来を見据えて有意義に使うのかは、本人次第です!
ボーナスの使い道で悩んでいるそこの君、この機会に自身の将来について真剣に考えてみてはいかがでしょうか?