ミニトマトの観察日記で小学生に求められることは?書き方やポイントは?

子育て

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観察日記でよく選ばれる植物と言えば、アサガオやホウセンカでしょうか?

わたしも小学生の時にアサガオを育てた記憶があります。

花も素敵ですが、“自分で育てた野菜を収穫して食べる”ことで、普段何気なく食べている野菜の成長過程を知り、有難みを感じ、美味しさを再発見!という良い機会になると思います。

 

野菜の中でも、ミニトマトは初心者向けで、実が付きやすく、収穫量も多いのでおすすめです。

また、5月上旬から6月上旬までに苗を植えつけて根付かせておけば、8月末までには収穫を楽しむことができるので、小学生のお子さんの夏休みの課題としてぴったりです。

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小学生がミニトマトの観察日記に求められること

観察日記は教科書でも「観察日記の書き方」を指導するほど、重要な学習として位置づけられています。

では、観察日記をつけるにあたって、何を求められているのでしょうか?

自然の事物・現象に親しむなど具体的な体験を通して子どもの身体的な技能や豊かな心情を育むとともに、科学的な見方や考え方の育成を図ることを目指しています。(学習指導要領より)

 

単に、見たことを記録するだけではなく、

  • 最後まで継続して観察すること
  • 観察を通して、何かを感じること
  • 植物の成長過程を知り、「なぜ花が咲かないのか?」「どうすれば大きくなるのか?」などを考察すること
  • 他の植物と比較すること

 

以上のようなことが、指導者の意図するところです。

そのためには、「子どもの気づき」を親がサポートする必要があります。

親の気付きを子どもに押し付けるのではなく、ヒントを出して子どもを導き、「子ども自身が気付き、何かを感じる」ことが大切です。

 

(小学生版)ミニトマトの観察日記の書き方

ミニトマトの観察日記に何を書く?イラストは必要?

  • 日付、曜日、時間、天気など
  • どのように観察したか
  • 特に何を観察したか
  • 発見したことと思ったこと

 

書き方としては、上半分に絵を描き、下半分に文章を書くのが一般的でしょう。

毎回写真を撮っておくと、後で絵を描く時に確認しながら描けるので、おすすめです!

 

観察日記を書くときのポイントは?

  • 大きさや色、形を見る。
  • あらゆる方向からチェックする。
  • 見るだけでなく、触ったり、においを嗅いだりして、五感でチェックする。
  • 長さを測ったり、数を数えたりして、具体的な数字を書く。
  • 「丁寧に観察した(『変化』に気づいた)」ことが伝わるように書く。
  • 書くことを絞る。

 

まず、観察日記をつける前に、チェックしたことや気づいたことを紙に書き出しましょう。

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観察したこと全てを書こうとすると、まとまりの無い文章になってしまいますから、ポイントを絞り、順序立てて書くようにしましょう!

 

ミニトマトの観察で準備しておくもの

  • プランター(直径・深さともに30cm以上の大きいサイズ)
  • 野菜用の培養土
  • 150~180cmの支柱
  • ミニトマトの苗
  • ジョウロ

 

あると便利なもの

  • 図鑑
  • 時計
  • カメラ
  • ものさし
  • 虫眼鏡

 

ミニトマトの栽培で失敗しないコツ

  • 使用する培養土は、品質が良く、安全性の高いものにする。
  • 茎が折れたり、倒れたりしないよう、早い段階で茎を支柱に固定し、安定させる。
  • 必要以上のわき芽を摘み取ることで、実成りを良くしたり、 風通しを良くして病気や害虫から守ったりする。
  • 日光がよく当たる乾いた気候を好むので、水やりは少なめにして、風通し・日当たりの良い場所で育てる。

 

ミニトマトの成長観察中に枯れてしまったら

実が成る前に枯れてしまったら、どうすれば良いでしょうか?

 

きちんとお世話をしていたつもりなのに、枯れてしまった・・・

こんな時は、ありのままを書きましょう。

どうして枯れてしまったのか?

その要因を考えることも“科学的な見方や考え方の育成”につながると思います。

 

失敗することも、大切な経験の一つですから(^^♪

ミニトマトの観察日記の書き方!小学生でも育てやすい品種やポイントは?
家庭菜園で作ってみたい野菜の中でも特に人気のトマト。 初心者でも育てやすいことから、お子さんの自由研究で、親子で一緒に育てている方も多いようです。 そんなトマトの観察日記のポイントを今回はご紹介しましょう。 初心者や子供におすすめの育てやすいトマトは?

まとめ

ミニトマトの栽培は初心者向けなので、小学生の自由研究として最適です。

 

“「観察日記」に何が求められているのか”は、指導する教師や親が考えるべきことで、子どもに「こう書きなさい」と押し付けることではありません。

ご家庭で観察日記をつける際には、子ども自身の気付きや記録をサポートし、最後まで続けられるように見守りましょう!