冷凍うなぎの美味しい食べ方 をご紹介
夏が近づいてくると、「うなぎ」の文字を目にする機会も増えるのではないでしょうか?
「土用の丑の日にはうなぎ」と言われ、夏の暑さに負けない体力づくりのためにもうなぎを食べに出かけたり、スーパーで買い求めたりする方もいらっしゃるのでは?
最近では、お店だけでなく通販番組で紹介されるようになり、手軽にご自宅で召し上がっていただけるようになりました。
そこで多いのが冷凍うなぎ。
とは言っても、冷凍うなぎを美味しくいただくにはどうしたら良いのでしょうか?
そこで、冷凍うなぎの美味しい食べ方について今回はご紹介しましょう。
冷凍うなぎをおいしく解凍する方法
商品の裏面や添付された説明書などに解凍方法がよく記載されていますが、多くは電子レンジを使った解凍方法。
しかし、上手に冷凍うなぎを解凍するならば、自然解凍をするようにしましょう。
時間がないとつい電子レンジを使ってしまいがちですが、部位によってあたためすぎで中途半端に火が入って味を損ねてしまったり、解凍できなかった部分との温度のムラができてしまったり、うなぎから水分が後々出てしまうなどしてこれもまた味を損ねる原因となります。
また、湯煎もオススメです。
電子レンジと違って、全体的に均一にうなぎをあたためることができ、火が入りすぎてしまうリスクが少なくなります。
冷凍うなぎのあたため調理法
フライパン調理
フライパンの上には、うなぎより少し大きめに切ったアルミホイルを敷きます。
その際、アルミホイルは一旦手でくしゃくしゃに丸めてから、広げて使うようにします。
これは、アルミホイルとうなぎが直接触れる面を少なくするためです。
そうすると、皮がアルミホイルにべったりついて身がボロボロになってしまうというリスクをなくすほか、皮とアルミホイルの間に水蒸気がこもってうなぎをふっくら仕上げることができます。
直火調理
表面をカリッとさせたいと思ったら、やはり直火で調理がオススメです。
その際は、一旦解凍したうなぎを少しあたためておくと良いでしょう。
というのも、表面をカリッとさせる以上に、中まで火を直火で入れようとすると、焦げてしまったり、余分に水分が蒸発してカサカサになってしまうことがります。
そこで便利なのが湯煎。
人肌くらいまで湯煎にかけて、そこからパックから取り出して網に乗せるなどして直火で焼き目をつけると良いでしょう。
電子レンジでの解凍&調理
電子レンジを使う場合の注意点は、解凍しないことです。
電子レンジを使って温める場合は、冷凍のまま電子レンジで解凍、そして調理も同時に行います。
まず、冷凍食品の多くは、密閉されたパックに入れられています。
必ずパックからは出しましょう。
そして、凍ったままお皿の上に乗せて電子レンジに…というのではなく、ここでひと手間かけます。
お皿の上に、割り箸を1本ずつ橋渡しになるように置きます。
その割り箸の上に、パックから取り出したうなぎは皮目を下にして乗せます。
そうすることで、お皿と皮目がくっつかないようにします。
お皿に直接置いてしまうと、うなぎがお皿に張り付いてしまって、うなぎがボロボロになってしまうリスクがあるのです。
そして、浮かせた所には小さじ1の水またはお酒を注ぎましょう。
その後、割り箸上のうなぎを動かさないように、お皿全体をラップでしっかり包みます。
それから電子レンジに入れます。
加熱時間、加熱ワット数は、説明にある設定を参考に設定を行ってください。
だいたい500Wで2分といったところになると思います。
そして、電子レンジでの加熱調理が終わったらすぐにはラップをはずさないこと。
1分ほど蒸らしましょう。
そうすることで、ふっくらと仕上がります。
うなぎについたタレは洗う
パックに入ったうなぎにはもともとタレがついています。
これはパックから取り出した時に洗い流すようにしましょう。
というのも、直火の場合だと表面のタレだけが先に焦げついてしまったり、電子レンジでもやはりタレ部分に熱が集中して加熱が均一にできなかったりしてしまいます。
ちなみに、洗い流すにはやや高めの温度のお湯を使います。
それからキッチンペーパーなどで水気を拭いて、それから調理を行ってください。
そうすることで味が薄くなってしまうことが心配されるかもしれませんが、その心配はいりません。
付属でタレはついているので、加熱調理後に改めてタレをつけるようにしましょう。
まとめ 冷凍でも美味しくうなぎを
どの冷凍食品でも言えることですが、回答も調理もちょっとしたひと手間を加えるだけで、美味しさが変わってきます。
そこで、今回ご紹介したようなひと手間をかければ、冷凍でも十分美味しくうなぎをいただくことはできます。
ぜひ試してみてくださいね。