巷には数多くの勉強法が存在します。
その中には脳科学的に効果が立証されたものから、意味不明な眉唾物まで…
これだけたくさんあると、いったい何に効果があるのか分かりませんよね。
それに、勉強法をコロコロ変えるのもなんだか気が引ける。
いったい何をやったらいいか、わからなくなってしまうと思います。
でも実は、勉強法は定期的に変えていった方がいいのです!
脳は同じ角度からの刺激をずっと受けているとそれに慣れてしまい、勉強法の効果が薄れていってしまいます。
そこで、勉強法をいくつも身につけて、定期的に変えていくことが一番効果的だったりします。
今回は、数ある勉強法の中でも、効果が高いと思われるものをいくつかピックアップします。
それらを組み合わせることで、効果的な勉強をしていってください!
暗記に効果的!?青ペン書きなぐり勉強法
読んで字のごとく、覚えたいことを青ペンで書きなぐるという勉強法です。
暗記にはなるべく多くの脳の部位を使うといいそうですが、この方法では書くことによる触覚と、それを目で見る視覚という2つの部位を使います。
また、青ペンで書くことによってより記憶に定着するそうです。
使用する青ペンは、スケルトンのゲルインクボールペンにしましょう。
書く際に力がいらないうえ、インクの減りが一目瞭然なので達成感につながります。
予想して読むことで効果アップ!7回読み勉強法
東京大学を首席で卒業した弁護士の女性が編み出した勉強法です。
これもまた読んで字のごとく、教科書を7回読むだけの勉強法です。
7回読み勉強法が目指す先は、「教科書の再現度を高める」ことにあります。
すなわち、最終的にどこに何が書いてあるのかを覚えてしまうということです。
そのためにはただ漠然と教科書を読んでいても意味はありません。
7回読んでいく中で、「次のページの右上には〇〇の肖像画が載ってたな」など、少しずつ予想をしていきながら読んでいくことで効果を高めましょう。
7回読みとは言いますが、読む対象の教科書の情報量や難易度によってその回数は変わってくると思います。
しかし、大切なのは「東大を首席で卒業した人でも一回じゃ覚えられないんだな」と理解することです。
やっぱり反復は大事ですね!
アウトプットしながら勉強!セルフレクチャー
人に教えるのが最高の勉強法とはよく言いますが、それを実際にやってしまうのがセルフレクチャーです。
京大卒芸人の宇治原さんが実際に取り入れていた方法でもあります。
具体的には、その日に受けた授業の内容や勉強内容を、自分が教える立場になったつもりで声に出してみるのです。
そこでつまずいた部分はしっかりと理解が出来ていない部分となります。
これは短い時間で復習が出来るので、部活動等で時間があまりとれない学生さんにおすすめです。
ちなみに僕もこの方法を家でやっていました。
わざわざ大きなホワイトボードまで買いました。笑
そして教える相手はいないので、ずっと壁に向かって授業していました。
ロザンの宇治原さんも同じ悩みを告白していましたが、この方法を自宅でやると親に心配されます。
体を動かす勉強法は効果的!歩きながらの音読
この方法には特別な名前はついていません。笑
先ほど、脳の部位をたくさん使うと効果的という話をしましたが、まさにその方法です。
歩くことで触覚が刺激され、視覚から得た情報を声に出すことで再び聴覚で認識します。
青ペン書きなぐり勉強法と比べて1つ多い上に、実際に書くことよりも素早く進めていくことが出来るのが最大のメリットです。
この方法はやってみるとわかるのですが、頭がめちゃくちゃに疲れます。
しかしそれだけ効果があるのでおすすめです。
まとめ
1つの勉強法にこだわる必要は全くありません。
勉強を頑張ってきた人にどんな勉強をしてきたかを聞くと、たいていの人がいくつかの方法を実践しているはずです。
コロコロと方法を変えることによって様々な脳の部位を刺激できるのです。
これらの効果が実証されている勉強法を身に付けて、より効果的な勉強をしましょう!