お仕事の内容によっては、転勤を避けては通れない事もありますね。
子供が学校に通うようになると、転校させるのか・・・悩むところです。
家族の生活環境が大きく変わってしまう事には不安も多いでしょう。
また、受験などの時期を迎えたお子さんがいると、更に悩みは大きいですね。
築いてきたご近所付き合いだったり、自分もパートなどで働いていた場合、全てをリセットするのは勇気がいります。
そこで浮かんでくるのが「単身赴任」です。
但し、今まで毎日一緒に過ごしていた家族が離れて暮らすことにも不安がありますよね。
家族が幸せに過ごすための工夫をご紹介していきたいと思います。
単身赴任が決まったら子供を含めて話し合おう
子供の為に…とついつい大人だけで話し合って、結果を出してしまいがちですが、子供たちも含めて家族でしっかり話し合う事が大切です。
お子さんが幼稚園児など、小さい場合は難しいですが、小学生、中学生になっていたら、お父さんの仕事の事、転勤の事、期間についてなどわかる範囲で説明してあげましょう。
そして子供たちがどうしてほしいと考えているのかを理解してあげる事が大切です。
単身赴任期間には子供たちの協力も必要
転勤先がどのくらい遠方なのかによっても変わってきますが、単身赴任となった場合、どのくらいの頻度で自宅に帰ってくることが可能なのか?
今まで一緒に協力してきたことも、平日はもちろん、父親であるご主人が不在となります。一人で全て頑張っても長続きはしません。
きちんと説明したうえで、子供たちにも協力してほしいことをきちんと伝えましょう。
単身赴任中の連絡方法は?家族の時間やふれあいを大切に…
何か話したいことができた時に、お父さんに連絡できる手段を用意できると安心ですね。それは子供たちにとっても大切なものとなります。
SNSやスマホなどでの連絡手段を家族の中で決めておくと良いでしょう。家族で参加できるグループLINEのようなものも、会話のように連絡ができて良いかもしれません。
単身赴任中は夫婦の信頼関係を大切に
一緒に暮らしていると、お互いにわかっているだろうと思っていたことも、離れて暮らすと気付かない事が増えてきます。
いつも以上に細かくお互いの状況を伝えあい、理解し合う事が大切です。
単身赴任期間を楽しく過ごすために最初にルールを決めておく
離れていてもお互いの大切さに気付けたり、逢えた時に楽しく過ごせれば、単身赴任もプラスに変える事ができます。
そんな風にするためにも、最初にしっかりルールを決めておくのも良いかもしれませんね。時間のない中でも、連絡をしあう事や家族の様子を知らせるなど・・・それぞれのご家庭の中で必要と思われることはあらかじめ伝えあって、ルールにしておきましょう。
ルールは子供たちも共有
家族を養うために働いているお父さん。そんなお父さんの単身赴任は、お父さんにもお母さんにも負担が大きいことを、子供たちにもしっかり伝えて、協力も含めてルールはしっかり守ってもらいましょう。
子供は案外、頼りにされていると感じると頑張ってくれるのではないでしょうか?子供だから・・・と蚊帳の外にするのではなく、これから迎える家族が離れて暮らす日々について、しっかり話し合い、家族みんなで協力することが必要だと伝える事は大切だと思います。
まとめ
単身赴任は、働くお父さんのみの問題でもなく、夫婦の問題でもなく、家族みんなで乗り越えるべき事だと思います。
いつも一緒に過ごしていた家族が離れ離れになる事には不安もあると思いますが、子供さんたちの成長の機会でもあると前向きに捉えて、家族で乗り切りましょう。
離れたからこそ気付けることも、たくさんあります。また、お父さんの留守を一緒に乗り越えようと団結することで、家族の絆が深まる事も考えられます。
自分の大変さだけではなく、相手の辛さや大変さを理解して思いやる事で、十分乗り切れる出来事だと思います。