台風から身を守る、家を守るための備え
台風が日本に近づくと、大雨、暴風、高潮により、停電、洪水や土砂崩れなど様々な災害を引き起こします。
・停電したらどうする?
・大雨や暴風雨で外出できなくなったら、食べ物はどうする?
・大雨による洪水や土砂崩れで避難することになったら、何を持っていけば良い?
など、いざという時にあたふたせずに済むように、きちんと備えておく必要がありますね。
台風の接近を知り、備えようと買い物に行ったときには、スーパーの商品棚が品薄状態になっていたということも。
そうならないために、食料や避難グッズなどを前もって準備しておきましょう!
台風に備えておきたい買い物や備蓄品は?
台風に備えておきたい買い物① 食料
台風の暴風雨の中、買い物に行くのは危険です。
また、台風の影響で停電や水害などが発生した場合に備えて、電気や水がなくても食べられるもの、簡単に食べられて空腹を満たしてくれるような非常食などを用意しておきましょう。
停電してもガスや水が使える場合は、鍋にお湯を沸かしてレトルト食品を温めたり、沸かしたお湯でカップ麺を食べることもできますし、野菜や調味料があれば簡単な調理も可能です。
万が一、電気も水も使えなくなってしまった時のために、温めずに食べられるカレーや日持ちするゼリー、乾パン、缶詰食品(具体的にはサバの味噌煮や佃煮、コーンやフルーツなど)を準備しておきましょう。
最近では、様々な会社から『缶詰のパン』も発売されています。賞味期限が長い(約1年〜5年)だけでなく、種類も豊富で味も缶詰とは思えない美味しさです。
非常事態で不安な時こそ、できれば美味しい物を食べてお腹だけは満たしたいものです。どの非常食が自分の口に合うか、一度試してみてください!
台風に備えておきたい買い物② 水
一番大切なのは『水』です。
お茶やジュースなどの飲み物もあるに越したことはありませんが、『水』はなければ生きていけません。
飲み水はもちろん、調理や食器洗い、洗顔・洗髪やトイレにも水は必要です。
多めに常備しておくと安心です。
ペットボトルの水を箱買いしておく人もいますが、避難時に持ち運ぶことを考えると、ウォータータンクがおすすめです。
台風の備え③避難セットと避難場所の確認
つい忘れがちなのが、避難場所や避難経路の確認です。
避難警報で慌てることのないよう、お住いの地域の避難場所やルートを確認しておきましょう。
避難セットは、台風に限らず、地震や火災で避難する際にも必要です。
必要かどうかの選別をしているうちに逃げ遅れる、ということのないように、2、3日分の食料、防寒対策グッズや携帯トイレのほか、普段飲んでいる薬やウェットティッシュ、ベビー用品など必要なものをリストアップし、最小限の荷物をリュックなど背負える物に入れて準備しておきましょう。
足場が悪いこともありますし、両手が使えた方がより安全です。
リストアップの参考に…
非常食
缶詰、レトルト食品、水など
衣類
着替えや軍手、帽子、レインコートなど
情報収集
ラジオ、携帯、充電器など
貴重品
お財布、現金、キャッシュカード、通帳やクレジットカードなど
その他
懐中電灯、救急セット、携帯トイレ、マスク、汗拭きシート、除菌シート、毛布、缶切り、カッターなど
以上は、台風による災害発生時の備えですが、シンプルに台風について考えておきましょう。
台風の備え④家の暴風雨対策
台風が近づくと、雨足が強くなり、風が強くなります。暴風の風圧で窓ガラスが割れることは滅多にありませんが、飛来物により割れることはあります。
台風が多い地域の建物や古い家屋には、窓に雨戸やシャッターが付いていますが、付いていない場合は、対策が必要です。
業者に頼んで、雨戸やシャッターをつけておくのが1番安全ですが、急な台風で設置が間に合わない場合は、防護シートやダンボールで補強したり、万が一、窓ガラスが割れた時にガラス片が飛び散らないように、飛散防止フィルムを貼るなどして対策をとりましょう。
まとめ 定期的に中身のチェックを・・
準備したからもう安心!というわけではなく、
期限が切れている食べ物はないか?
劣化して使えなくなっているものはないか?
など、定期的にチェックをして中身の入れ替えをしておきましょう!