台風や暴風雨で窓ガラスが割れた!応急処置はダンボール?手元にない時は?

生活

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台風から窓ガラスを守るために知っておきたいこと

台風が近づくと、我が家では家中の雨戸を閉めます。

それでも、勢力の強い台風の時には、家がガタガタと鳴るたびに、どこか壊れないかと不安になります。

最近では、雨戸やシャッターの無い家も多いと知り、驚愕です!

台風が怖くないのでしょうか?

何か対策はとっているのでしょうか?

 

今回は、台風時の窓ガラスについて考えてみたいと思います。

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台風で窓ガラスが割れる原因は?

『台風』をイメージしてください。

雨がザーザー、風がビュービュー・・・

 

台風とは、熱帯低気圧のうち、最大風速が17.2m/s以上になったもののこと。

そうなんです、強い風が吹くんです。

この風圧によって、窓ガラスが割れることはあるのでしょうか?

 

通常、建物ガラスは、風圧に対して破壊しないように設計されているそうです。

具体的な数値で言うと、

風速48.0m/sまで耐えられるそうですが、

過去に観測された最大瞬間風速の第一位は1966年の宮古島の85.3m/sで、東京23区でも過去に46.7m/sを記録したことがあり、窓ガラスが割れる可能性も十分に考えられます。

 

しかし、窓ガラスが割れる原因の多くは、風圧によるものではなく、風によって飛ばされた『飛来物』が窓ガラスにぶつかるためです。

 

暴風雨中に窓ガラスが割れるとどうなる?

窓ガラスが割れると、ガラスの破片が飛び散り危険ですし、雨風が家の中に入り込んでくるので、家電などが濡れて故障することもあります。

その程度は予想がつきますが、実は、窓ガラスが割れることで更なる大災害につながることもあり、最悪の場合、入り込んだ風によって屋根が吹き上がることもあるそうです。

 

雨戸やシャッター、防護ネットなどを使い、飛来物から窓ガラスを守る必要があります。

また、ガラス自体を強化ガラスにしたり、飛散防止フィルムをつけることで、窓ガラスを強化するとともに、万が一割れてしまっても破片が飛び散らないようにすることも必要な対策の一つです。

 

台風や暴風雨で窓ガラスが割れてしまった時の応急処置はダンボール?

割れた窓ガラスを段ボールで補修している場面を見たことがありませんか?

段ボールは、ある程度の大きさのものが簡単に手に入りますし、防寒性もあり、なんといっても、要らなくなった時の廃棄が楽ですよね。

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業者さんが直しに来るまでの、とりあえずの処置としては段ボールで十分かもしれません。

 

ひび割れ程度なら、補修テープやガムテープを張るもの一つですが、貼る前にコーキング剤を塗っておくと強度が増し、ひびの広がりを防ぐとともに、テープを張る際に力を入れすぎて誤ってガラスを割る心配もなくなるので、おすすめです。

ガラスが割れた時にダンボールが手元にない時は?

もし段ボールがなかったときは、

透明、または半透明のビニールなどで穴をふさいでおきましょう。

大き目のビニールがなければ、お住まいの地域指定のゴミ袋でも大丈夫です。

黒いビニールでも良いのですが、部屋が暗くなってしまうので、透明、または半透明がおすすめです。

但し、段ボールのような強度はありませんので、外から触ってケガをしないように、貼り紙をしておくと安心です。

 

そうは言っても、窓ガラスが割れたままで良いことは何もありません。

順番待ちで当日中に直してもらえないこともあるので、できるだけ早めに業者さんに連絡しましょう!

 

台風で窓ガラスが割れたら、火災保険で直せる?

台風による被害の場合、割れた窓ガラスなどは「火災保険」の補償対象になります。

ただし、修理費用が免責金額内であった場合、補償を受けることができません。

免責金額とは、保険加入時に設定している「自己負担金額」をいいます。

補償金額の計算方法

補償金額=修理費用-自己負担金額

 

このため、修理費用が免責金額(自己負担金額)内である場合は各種保険の補償を受けることができません。

『免責ゼロ』は理想ですが、やはり支払う保険料が安いという理由で免責金額を3万円や5万円と設定している人が多く、ちょっとした修理の場合、修理費用がその金額内で済んでしまうことがほとんどです。

 

特殊なガラスや特別大きなガラスを使用している場合は、修理費用が10万円以上かかることもあります。

また、家の隅々までよく調べてみると、他にも修理が必要な箇所が見つかり、窓ガラスとセットで修理を頼むことで免責金額を超えるかもしれません。

「大した金額じゃないから‥」と初めから諦めてしまわずに、免責金額と修理箇所の確認をしましょう!

 

まとめ

・台風時、窓ガラスは飛来物により割れることが多いです。

・窓ガラスが割れた時は、家の他の箇所への被害拡大や割れた破片によるケガなどの二次災害に注意しましょう。

・窓ガラスの補修や破片の掃除をする時は、お子さんが近づかないようにして、手袋をするなど手を切らないように十分注意してください!