魅力のない都市として、2年連続1位を取ってしまった名古屋市。
そんな名古屋市にある名古屋城で、光のイベント「ナイト・キャッスル・オワリ・エド・ファンタジア」が12月1日(土)から開催されました。
どんなイベントなのか見に行ってきたので、駐車場や混雑状況を交えながら紹介していきます。
NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIA2018の開催期間
冬の名古屋城(名古屋市中区)で、石垣や6月に完成した本丸御殿に映像を投影するプロジェクション
開催期間は、2018年12月1日(土)から12月16日(日)
開催時間は18:00から20:30(閉門は21:00)で、雨天でも開催されます。
開催場所:名古屋城
入場は、東門からのみになります。
NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIA入場券の価格
入場券の価格は、名古屋城観覧料込みで、高校生以上は1,200円 名古屋市内在住の高齢者は、880円になります。
中学生以下は無料です。
チケットは、ローソンチケット(ローソンやミニストップ)、チケットぴあ、イープラス(セブンイレブンやファミリーマート)、中日新聞販売店、中日新聞プラスなどで購入できます。
名古屋城東門のチケット売り場とは別に、「NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIA」専用のチケット購入場所があります。
そちらでもチケットを購入できるのですが、販売が開始される時間は午後5時30分からです。
機械が苦手でなければ、コンビニなどでチケットを事前に購入しておいたほうがいいと思います。
名古屋城のイベントに入場できる時間は?
会場に入れる時間は、午後6時からとなります。
それまでは、「NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIA」専用の並ぶ場所があるので、そちらで並びながら入場できる時間まで並ぶことになります。
初日であった12月1日は、一番乗りだった人は午後4時頃から並んでいたそうです。
ちなみに、私は4時30分ころから並んでいたのですが、その頃からチケット売り場には人が集まり始め、5時30分少し前にチケット販売が開始されるまで、かなり長蛇の列ができていました。
NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIAに屋台はあるの?
お店の数は多くありませんが、飲食できる屋台はあります。
名古屋を代表する「世界の山ちゃん」や大あさりや牡蠣などの海鮮を食べられるお店もあり、その場で食事ができるように、テーブルと椅子が用意されていました。
私は帰りに「世界の山ちゃん」で手羽先と串カツを持ち帰りで購入しました。
長野県の阿智村のテントもあり、望遠鏡が2台設置してありました。
それを覗き込むと、名古屋城天守閣にある金の鯱が見えるんですよ!
開催される時間が夜のため、足元が若干見えにくいことも。
だけど、心配しないでくださいね。
フォトラリーに参加すると、名古屋ちょうちんが無料でレンタルできるんです。
結構持っている方がいたのですが、風情があってなかなか良かったですよ。
NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIAの様子
「NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIA」は、名古屋城本丸御殿の完成公開を記念して行われたものです。
400年前の7代目藩主・徳川宗春の時代が舞台になっています。
徳川宗春が「芸どころ名古屋」の基礎を築いたんですって。
「豪華絢爛な宗春の時代」をテーマに、夜の本丸御殿の建物壁面や石垣に投影するプロジェクションマッピングや光の演出を楽しむことができるんです。
本丸御殿や天守閣に続く「表二之門」近くの通路では、お姉さん(お市?)が歓迎の言葉をかけて、来場者を出迎えてくれます。
伝統工芸の「名古屋提灯(ちょうちん)」と「名古屋友禅」がコラボした「友禅提灯」が設置してあるのもみものですよ。
門の手前には、徳川宗春の家紋をデザインした行灯(あんどん)が足元を照らしています。
ROAD TO QWARI ー尾張の道ー
本丸御殿に続く道、表二の門近くは、時空の門エリアです。
門をくぐると目の前に現れる石垣には、尾張徳川の家紋が大きく映し出され、青い羽を持った「山鵲(さんじゃく)」が飛ぶなどの演出をした動画が現れるので、気持ちが一気に盛り上がってきます。
山鵲は、本丸御殿に飾ってある彫刻欄間に彫られている鳥です。
WELCOME TO OWARI ー歓迎の間ー
そこを進んだ先には、名古屋城本丸御殿の「玄関」内の襖(ふすま)には、本丸御殿の障壁画「竹林豹虎図」をモチーフにした映像が映し出すされています。
トラが首を振ったり、吠えるなど迫力がある映像を楽しむことができます。
さらに進むと現れるのは、本丸御殿東面を使ったプロジェクションマッピング。
OWARI HAJIMARIー絢爛豪華ー
高さ約4m、幅約40mの本丸御殿の壁面が、鮮やかに彩られています。
徳川宗春の時代の絢爛豪華な世界を表現しています。
襖が波立つ動作から始まり、移りゆく季節とともに絢爛な尾張の人の様子を表現した映像を見られます。
映像に登場する人や動物は、本丸御殿の襖・欄間・浮世絵を撮影しCG加工したものなんです。
ライトアップされた名古屋城をみながら、映像美を堪能することができます。
NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIAのイベント
12月2日・9日・16日(18時45分~)には、「名古屋おもてなし武将隊」と「徳川家康と服部半蔵忍者隊」の練り歩きやショーや撮影会が開催されます。
夜の名古屋城を舞台にしたリアル謎解きゲーム~闇の大泥棒と狙われた光源石~(19時~20時30分、参加費1,000円)や、写真を撮りながら場内をめぐり楽しめるナイトフォトラリー(18時~20時30分)が開催せれますよ。
名古屋城周辺の駐車場
名古屋城の周辺には、有料駐車場があります。
プロジェクションマッピングを見に来るなら、二の丸東駐車場に止めるのが、いちばんおすすめです。
料金は、30分毎に180円です。
そこが満車の場合は、名城公園北園駐車場に行ってみるのもいいかもしれません。
こちらの料金は、最初の15分は無料、それ以降は、30分毎に230円です。
電気自動車用の充電ステーションもありますし、ローソンもあります。
意外な穴場駐車場
土・日・休日のみ路上駐車ができるエリアがあるのです。
大津通りの一部分と、名古屋城と名城公園の間にある道路です。
必ず駐車できるかわかりませんが、探して見る価値はあるかもしれませんね。
名古屋城東門へのアクセス
土曜日、日曜日、休日には、地下鉄や市バスが600円で一日乗り放題になる「ドニチエコきっぷ」を検討してみてはいかがですか?
名古屋城のイベント以外にも、名古屋市内には栄や名駅など以外にも観光スポットがたくさんあります。
地下鉄
- 名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
- 鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分
市バス
- 栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
- なごや観光ルートバス「メーグル」
なごや観光ルートバス「メーグル」の案内(外部リンク) - 基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分
名鉄
- 瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分
車を利用する場合
名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分
まとめ
一般の名古屋城への入場券では、プロジェクションマッピング「NIGHT CASTLE OWARI EDO FANTASIA」は観覧することができません。
専用のチケットを購入してくださいね。
夕方5時(チケット販売は16:30)に閉門され、場内にいるお客さんは全て外に出なくてはいけません。
夕方から夜にかけての待ち時間になるので、足元から冷えが襲ってきます。
暖冬とはいえ、やはりダウンジャケットなどしっかりした防寒着を着ることをおすすめします。