喪中期間のお祝い事はしてはいけないと言うルールは皆さんご存知ですよね。
では、何処までしてはいけないのか、詳しく知っている方はどのくらいいるのでしょうか。
正月料理のおせちやお雑煮についてはどうなのか気になりませんか?
そのぐらいは良いのでは?とも思ってしまうのですが如何でしょうか。
ここでは、喪中期間のルールについて触れていきたいと思います。
知ってれば恥をかかずに済みますので、この機会に覚えておくといいかもしれませんね。
喪中期間はお祝い事はしてはいけないのは何故?
喪中とは故人を偲ぶ期間とされており、一般的には1周期を迎える1年間はお祝い事をしないと言われている期間です。
よく、「喪中により年賀はがきは出せません」と言う事を聞きますよね。
喪中の葉書などもきたりしますから良く知っている方も多いでしょう。
では、なぜお祝い事をしてはいけないのかという部分ですが、故人を亡くして深い悲しみに暮れている人にとっては、お祝い事は素直に喜べる行事ではないからです。
心に深い傷を負っていれば尚更です。
無理して明るい顔して、祝いの席やめでたい席に出席するのはとても辛い事です。
その為に、喪中期間はお祝い事をしてはならないと言うルールができたとされています。
昔は期間が定められていましたが、現在では喪に服す期間は1年間とされています。
喪中期間に、おせちやお雑煮は食べてはいけないの?
正月飾りは基本的には駄目だと言う事は多くの方々に理解していますよね。
おせちやお雑煮については意見は分かれるところです。
おせち料理は、お祝い事の料理のために駄目と捉える人、49日の法要が住んでいれば大丈夫と言う方に分かれています。
ですが、親族を呼んでみんなでワイワイとする事は避けるのが無難です。
家族だけで普通に食べる分には特に問題ないと言われていますから、喪中の場合は家族だけで普通の料理として食べる事をお勧めします。
お雑煮についてもおせちと同様の考えになりますから、普通の料理として食べる分には何ら問題となりません。
「喪中だからおせちもお雑煮も食べられない」と言うことでは無いので間違わないようにしましょう。
喪中期間に気をつけたいことは何?
年賀状は出さない
これはみなさん良くご存知ですよね。
御歳暮
これは季節の挨拶になりますので、喪中だから出さないと言うルールはお歳暮にはありません。
通常通りの対応で問題足ませんよ。
喪中だから、今年はお歳暮を出さないというこの無いように注意しましょう。
初詣
初詣は避けるのが一般的です。
正月飾り
正月飾りも避けるのが一般的です。
正月飾りには感謝を祝うと言う意味合いがありますから当然してはなりません。
結婚式、披露宴への出席
できれば、喪が明ける時期までは出席は控えるのが妥当です。
自分の結婚式や入籍
既に予定がある場合には、結婚式や入籍日をずらすのが一般的です。
ただし、既に招待状なども送っており、予定変更が難しい場合にはやる場合もあります。
入籍についてはおめでたい事ではありますが、祝いの行事では無いので、入籍ぐらいであれば問題ないと言われています。
まとめ
このように喪中の場合には注意すべき点が多々あります。
不安な場合には、年配の方に聞いてみるのと良いでしょう!
喪中期間は突然訪れるものです。
予測できないことですし、不慣れなため、どうしたらいいかわからず慌ててしまうこともあると思います。
大まかには、祝い事はしてはいけないと言う事は皆さん理解していると思いますが、細かい部分までは理解していない人の方が多いでしょう。
若い人なら尚更ですよね。
恥をかく前に、しっかりと喪中について情報を集めておくと良いかもしれませんね。
今回は、一般的なことを紹介させていただきました。
地域によって様々な風習があります。
その地方の喪中のしきたりについて詳しく知りたい時は、ご近所さんなどに聞いてみると色々な情報を教えてくれると思いますよ。