女性の「初めての夜行バス」利用前に知っておきたいこと
寝ている間に目的地へと連れて行ってくれる便利な夜行バス。
新幹線や飛行機に比べて、乗車価格が非常にリーズナブルなので、若い人や「移動にお金をかけたくない」人を中心に利用されています。
他の交通機関に比べて、まだまだマイナーで窮屈なイメージがありますが、最近では、シート同士の間隔が広くゆったり過ごせるハイグレードのバスや、女性向け(または 女性専用)バスまで登場し、以前に比べてはるかに利用しやすくなっています。
今回は、“初めて夜行バスを利用される女性”向けに、夜行バス利用の注意点やおすすめのバスをご紹介します。
夜行バスの車内での時間つぶしは?
夜行バスは、発車してしばらくすると消灯します。
足元の照明と荷物棚の照明以外は消され、全体的に暗くなりますので、消灯後にガサゴソと荷物をあさらなくてすむように、必要なものはすぐ取り出せるようにしておきましょう。
また、いつまでもスマホを操作したり、読書灯を使用して本を読んでいたりすると、灯りが漏れて寝ている方の迷惑になりますので、消灯時間になったら寝るようにしましょう。
どうしても寝付けない方は、スマホの灯りを調節して使用するか、音楽機器で好きな音楽を楽しむのも一つでしょう。
実は、私が何度か夜行バスを利用して、たどり着いた結論の一つに「眠れないなら無理に寝ない」というのがあります。
初めて利用した頃は、ある夜行バスの口コミサイトを見て、「前日は夜更かしで寝不足の状態にして、乗車当日にぐっすり眠れるように・・・」という様なアドバイスを鵜呑みにして実行していました。
実際に乗車すると、疲れて眠いのに体が痛くて思うように眠れず、旅行初日はぐったりして楽しめなかったり、旅先で体調を崩したこともありました。
その失敗から、今では数日前からぐっすり寝て体調を整え、乗車当日は「寝ても寝なくてもどっちでも良い」くらいの気持ちで過ごすようになりました。
その方が眠れたりして(^^♪
無理に寝ようとすると、精神的にも疲れます。
「一日くらい、寝なくても頑張れる」と思いましょう!
人間って、結構気持ちに左右される生き物ですよ。
夜行バスに乗るときのトラブルや注意点
- 寒さや乾燥が辛い。
車内は乾燥しやすく、冬場は寒さも厳しく足元が冷える。
- 足や腰、首が痛くなる。
長時間同じ姿勢で座っていると、足や腰、首がだんだん痛くなってきます。
- いびきや音漏れがうるさい。
いびきや音楽機器の音がイヤホンから漏れていて、気になって眠れないことがある。
- 持ち込む飲食物は、においのしない物を
車内は閉め切っているので、においが充満しやすく、車酔いの原因にもなります。
- 時間厳守
時間に遅れると他の乗客の迷惑になるので、バスの出発時間やサービスエリアなどでの戻り時間をきちんと確認し、時間を守りましょう。
また、バスを間違える方もいるので、休憩でバスを降りるときには、ご自分のバスを確認しておきましょう。
- 貴重品の管理
余計なトラブルを避けるためにも、貴重品はしっかり管理しましょう。
サービスエリアなどでバスを降りるときに貴重品を持っていけるように、車内に持ち込む荷物も複数に分けておくと良いでしょう。
- シートを勝手に倒す/倒される
シートを倒すときには「倒します」と後部座席の方に一言声をかけるのが大人のマナーです。
夜行バス車内で快適に過ごすための必需品は?
上記のような場合に、余計なことを我慢せず、眠れずにぐったりと疲れてしまわないために、色々と備えておく必要があります。
1. 快眠グッズ
- エア枕(首枕)
- 耳栓
- アイマスク
- 使い捨てマスク
- ブランケット
やはり、快眠グッズは用意しておくべきでしょう。
ブランケットは大抵のバスに置いてありますが、小さくて薄いので、冷え性の方は持参されることをおすすめします。
2. 快適に過ごすための物
- 音楽機器など、暗闇でも時間をつぶせるもの
- 軽食
- 飲み物(コーヒーなど利尿作用のある飲み物は控える)
3. 忘れがちだけど、あると便利な物
- 使い捨てスリッパ
- 腰枕
- 歯ブラシ
- 酔い止めや下痢止めなどの薬
- 折りたたみ傘
- タオル
タオルは、手を拭くだけでなく、アイマスク代わりに顔を覆ったり、腰枕代わりに丸めて座席と背中の間に挟んだり、飲み物をこぼしたときに拭くこともできるので、持っていると何かと便利です。
夜行バスで歯みがきやメイクはいつするか?
お察しの通り、いつするかは自由です。
実際に乗車されている女性の方を見てみると、メイクしたまま乗車して、途中のPAでメイクを落としたり、朝方メイク直しをしたりするだけの人もいれば、スッピンのまま乗車して、到着直前にメイクしたり、到着後に駅のトイレなどでメイクをしたりする人もいるようです。
ちなみに、私は後者で、スッピンのまま乗車して、到着後に駅のトイレで歯みがきとメイクをしています。
夜行バスは到着が朝早く、目的の場所がオープンするまでにはしばらく時間が空くため、駅でメイクしたり、朝食を駅のファーストフード店で済ませてしまうのが常です。
到着後に、「スーパー銭湯のようなお風呂に行く」と言っていた友人もいますので、時間に余裕のある方は、あまり細かいことは気にせず、好きなタイミングでよろしいのではないでしょうか(o^―^o)/
女性は特に、お肌も気にしなくてはいけないので、大変ですよね~。
女性におすすめのシートや女性専用車がある夜行バス
「夜行バス」と言っても、様々なグレードやタイプがあります。
女性一人で乗車される場合、隣が見知らぬ男性だと不安ですよね。
ネットで検索する際に、「夜行バス 女性専用」「夜行バス 女性安心」などとキーワードを入れて検索すると、女性向けのシートがあるバスや女性専用バスが出てきますので、女性一人で乗車されるのが不安な方は、是非こちらのバス利用をおすすめします。
WILLER のRelax≪NEW≫
参照:http://travel.willer.co.jp/seat/relax/
女性におすすめのシートで、寝顔を隠せるフードやふくらはぎの疲れを軽減してくれるレッグレストが付いています。
まとめ
いかがでしたか?
初めての夜行バスで緊張されていると思いますが、何事も経験です。
失敗したこともまた、良い思い出になりますから、夜行バスも単なる移動と思わず、楽しんできてください♪
夜行バス利用を検討中の方は、少しでも安心して乗車できるように女性向けのバスを探してみてください。