幼稚園の運動会などで、親御さんも参加する競技で人気なのが大縄跳び。
準備も簡単ですし、場所も大きく取らないので人気のようです。
けれど、毎日運動しているわけではない親御さんにとって、簡単そうな大縄跳びも、跳び続けるのはかなりの大変なことです。
上手に跳ぶためのコツを今回はご紹介しましょう。
大縄跳びで引っかかる原因を減らすことができるコツや対策は?
並び方
背の高さ、運動力に合わせて配置すると、跳びやすくなります。
縄の両端は、ロープが低くなるので背が低い方を配置しましょう。
そしてジャンプが得意な方が良いでしょう。
それは、回し手に向かってロープが持ち上がって行くので、高く跳ぶことが求められるのです。
中央には、背の高い方で、ジャンプが得意な方を配置しましょう。
大縄の場合、縄の中央部分は縄が一番高い位置にありますが、地面からの縄の跳ね返りもあるので、高く跳ぶことがポイントになります。
両端と中央の間は、比較的跳びやすい場所になるので、ジャンプに不安がある方はここに配置しましょう。
ただ、縄の高さは中央より低くなるので、あまり背の高い方の配置はオススメしません。
入り方
大縄跳びで思わず尻込みしてしまうのは入り方でしょう。
タイミングよく入るにはポイントがあります。
回し手の隣で待ちます。
ロープが下に着いたタイミングで走り出します。
そして、縄が上に上がったタイミングで入ります。
そこで、縄を跳ぶのだから意識は上に跳ぶ方へ行くかもしれませんが、前に跳ぶイメージで入るようにしましょう。
掛け声
跳んでいる時に、跳んでいる方同士の息を合わせることは大事です。
跳ぶタイミングを合わせる掛け声を決めておくと良いでしょう。
また、これは回し手との息もあわせるために重要になります。
跳ぶ方のタイミングをとらえやすくなれば、回し手もそれに合わせて縄をコントロールしながら回すことができます。
跳び手と回し手のタイミングが合えば、より長く大縄を跳ぶことができるようになります。
抜け方
縄に入れ、跳べた!それでは終わらないのが大縄跳びです。
上手に抜けなければいけません。
縄を抜けるタイミングをしっかりとおさえましょう。
タイミングとしては、ジャンプして着地したら回している人の横を駆け抜けます。
抜けるのが苦手の人はどうしても回し手から離れたところから抜けようとしますが、縄がその分長いので引っかかりやすくなります。
できる限り回し手の近くに移動して抜けるようにすれば、縄に引っかかりにくくなります。
その際は、回し手に近づくにつれて縄の位置が上がるので、ちょっと高めに跳ぶことを意識しましょう。
大縄跳びで疲れない飛び方は?
日頃運動している人であれな体力に心配はないでしょうが、皆さんがそうとは限りません、
上手にできるだけ長く跳ぶためには、体力を消耗しないようにしなくてはなりません。
ポイントは、2つです、
跳んでいる時は、縄を回す2人を結ぶ直線上に立ちます。
一番縄が地面につく位置ですから高く跳ぶ必要はありません。
そのラインから外れると、縄が空中に上がるのでそれだけ高く跳ばなくてはならなくなります。
さらに、跳ぶ時は足で飛ぶというよりは、肩を使って体を引き上げるようにして跳びます。
その際は、上体はかがめたりせずに垂直に保ち、膝を腰に近づけるようにします。
すると、足の疲れも少なく、高く跳ぶ必要もないので疲労を抑えることができます。
大縄跳びの回し方のコツ
上手に跳び続けるには、回し方にも工夫が大事です。
- 回し手選び
跳び続けるのも大変ですが、ずっと回すのも大変です。
大人が飛ぶ場合は、跳び手の頭が引っかからないように大きく回すとことも必要になります。
そこで、回し手になる方は、なるべく背丈の大きい方が良いでしょう。
また、ずっと回し続けるためには体力と筋力のあることも大事です。
- 縄の持ち方
まずは回すためのフォームです。
足は大きく開いて、左右はすこし前後に開いて踏ん張るようにして立ちます。
そして、縄は両手で持ちます。
その際は、片方の手をてまで支点にするようにして、もう片方の手で縄をコントロールできるように待ちます。
- 回し方
跳んでいる人の足が引っかからないようにするためには、縄はたるまないようにしましょう。
そのためには、縄を引っ張るようにして回します。
そして、回す時には上下運動を意識します。
スクワットのような動きです。
縄を上にあげる時は体を伸ばし、下に回す時は腰を落とすようにして、大きく縄を回すことを意識します。
まとめ 大縄跳びを楽しんで
団体競技で、団結力が必要な大縄跳びですが、楽しまなくては苦痛でしかありません。
無理してしまうと、体をうまく使えなくなってしまって縄に引っかかりやすくなります。
そして、ポイントをおさえれば、大縄跳びは特別に難しい競技ではありません。
とはいっても不安もあるでしょう、
練習する機会があるならば、タイミングと位置を確認して不安を和らげましょう。
あとは、リラックスして楽しんで大縄跳びに参加されてくださいね。