子供がお風呂を嫌がる理由はたくさんある!我が家が実践している対処法

子育て

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子どもがお風呂を嫌がったり、入ったは良いけど湯船に浸からなかったり、いつまでも体を洗わない、なんて経験ありませんか?

 

暑い日には汗を流してさっぱりし、寒い日には体を芯から温めてくれるお風呂ですが、入ると良いことが沢山あります。

 

たとえば、温熱作用によって、血の巡りが良くなり、体内の様々な機能がアップしたり、汗とともに老廃物が流れ出たり、疲労回復にもつながります。

 

また、浮力作用によるリラックス効果も期待できます。

 

そんな素敵なお風呂ですが、考えてみると、私にも「今日はお風呂に入りたくない 」と思う日がありまから、子どもにも「入るのが嫌」な日があって当然ですよね。

 

では、どうしてお風呂が嫌なのでしょうか?

 

ここでは、私の経験をふまえ、実際に子どもの話を聞きながら、子どもがお風呂を嫌がる理由と対処法についてまとめていきたいと思います。

 

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子供がお風呂を嫌がる理由と対処法

顔が濡れるのが怖い

 

浴槽内で滑って、顔をポチャンとつけてしまった経験がある子は、その時の恐怖や鼻に水が入った時の痛みを覚えていて、水が怖くなっています。

 

この場合は、湯船に浸かる時だけ抱っこしてあげたり、一緒に入って体を支えてあげたりすると安心します。

 

お湯が熱い

 

大人が温かいと感じる温度を子どもが「熱い!」と言ってお風呂に入りたがらないことがありますが、そもそも、大人と子どもでは体の大きさや皮膚の厚さが違いますから、熱いと感じる温度が違って当然です。

 

育児本では、38〜40度が適温とされていて、乳児の時は温度計で測っていた方もいると思います。

 

この温度、私はぬるく感じて体が温まらないので、最後に追い焚きで温度を上げていますが、4歳になる我が子は、追い焚きして丁度良いと言いますから、絶対38~40度である必要はないと思います。

 

「新築で床暖で家全体が温かい」というお宅では、お湯の温度が低めでも寒く感じないかもしれませんし、我が家のように古い家では風通しが良すぎて、冬は42度で丁度よいのかもしれません。

 

あとは、少しぬるめの温度で長めに「お風呂を楽しむ」のも一つですが、毎日家事や育児に追われるママたちにはなかなかその余裕はありません。

 

子どもの様子を見ながら、「嫌がらない かつ 体が温まる」温度を探してみましょう。

 

シャンプーが目にしみて痛い

 

体はスムーズに洗えても、髪を洗うのは大変、という方も多いでしょう。

 

シャンプーを流すときに目にしみたり、鼻にお湯が入ったりするのが怖くて、髪を洗いたがらない子は多いようです。

 

うちの子たちは、「せーの!」の合図で、顔にかけるのは2回だけ、と子どもと約束して、1歳になる前から思い切りシャワーで流して慣れさせています。

 

これを嫌がる子もいるので、無理強いはできませんが…。

 

子どもが小さいうちは、シャワーキャップをつけたり、ごろんと仰向けの姿勢で洗ったりするなど工夫しましょう!

 

顔にお湯をかけるときは、合図を決めたり、5秒だけ、と数を数えたりしながらお湯をかけるなど、約束事を決めると良いと思います。

 

遊びを中断させられる

 

楽しく遊んでいる途中でお風呂に誘われると、遊びが中断するので嫌がります。

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この場合は、「ここまで遊んだら」「何時になったら」と早めに声掛けをしておきましょう

 

お風呂はつまらない

 

お風呂が楽しい場所でなければ、子どもはお風呂に入りたがりません。

 

お風呂限定のおもちゃを置いておくのがオススメです。

 

そこでしか遊べないおもちゃをいくつか用意し、いつも出しっぱなしにせず、どれが良いか選ばせると良いでしょう。

 

毎回同じおもちゃでは飽きてしまいますし、片付けるとカビ防止にもなります。

 

ケガをしていて、お湯が傷口にしみるのが怖い

 

転んですりむいたり、紙で指を切ったりすると、大人でも傷口がお湯にしみるのが怖かったりしますから、子どもの恐怖は計り知れません。

 

傷口にお湯がかからないように配慮し、濡れないようにバンドエイドを巻いたり、手で傷口を抑えながら一緒に湯船につかってあげましょう。

 

傷が大きい場合は、さっとシャワーを浴びるだけにしましょう。

 

眠い

 

意外と多いのが、「眠くて入りたくない」という子。

 

眠くなると色んな事が面倒になりますし、ぐずり出す子もいますよね。

 

遊び疲れたり、幼稚園(保育園)で疲れて帰ってくると、夕方にはもう眠くてどうしようもない。

 

ですから、ママやパパに余裕があれば、眠くなる前の早い時間にお風呂に入れてしまいましょう!

 

早めにお風呂に入ってスッキリすると、きっと夕ご飯も美味しく感じられますよ♪

 

ママとしか入らない

 

これは単純な「お風呂嫌い」とは別の問題ですね。

 

子どもの成長の一つとも考えられ、2歳のイヤイヤ期にとても多いようです。

 

普段はパパと楽しそうに遊ぶのに、お風呂は「パパとは入らない」「パパ嫌い」なんて言ってくる。

 

パパは積極的に育児をしてくれるのに、「パパ可哀想」と思うかもしれませんが、成長なのだと思ってしばらく様子を見て、子どものお風呂はママが頑張りましょう。

 

我が家でも、4歳になる息子は2歳の時から私(ママ)としかお風呂に入りません。(今もパパとは入りません)

 

私が風邪ひいても、パパとはお風呂に入らないので、私は服を着たまま体を洗ってあげています。

 

そんな息子ですが、近所の大浴場(温泉)がお気に入りで、「温泉行こう!」とパパが誘うと喜んでいきますから、パパも嬉しくて帰りにジュース買ってあげたりして。

 

今は、パパとではなく「ママがいい」時期なのだと思って、ママは大変ですが一緒に入ってあげましょう。

 

お風呂で気を付けること

 

お子さんをお風呂にいれるときは、以下のことに留意し、安全にお風呂を楽しみましょう。

 

  • 洗い場や濡れた脱衣所で滑らないようにする。
  • 小さいものや石鹸などを飲み込まないようにする。
  • 長時間入りすぎてのぼせないようにする。
  • 滑って溺れないようにする。

 

まとめ

 

我が子との楽しいお風呂も、毎日となるとしんどいものです。

 

時には、ママもパパも一人でゆっくり湯船に浸かりたい、と思うことがあるでしょう。

 

ですが、あっという間に「ママとは入らない」「ひとりで入る」と言い出す時期が来てしまいますから、その時まで、子どもとの時間を大切にしましょう。