通園・通学帽子は洗うもの?素材別のお手入れ方法教えます!
毎日かぶる通園・通学帽子、お手入れしていますか!?
「一日中かぶっているわけではないから・・」と洗濯せずに使っていると、汗染みができ、汗やホコリで臭くなっているかもしれません。
放置し続ければ、帽子の寿命も短くなりますし、ボロボロでみすぼらしく見えます。
『お手入れ」とは言っても、生地によって、洗濯できるものとできないものがあり、お手入れ方法を変える必要があります。
生地を傷めず、出来るだけ長持ちさせられるお手入れ方法をご紹介しますので、これを読んだらすぐに、お子さんの帽子をチェックしてみてください!
子供の帽子を洗う時は手洗い?洗濯機?
帽子の種類によって、洗濯できるもの、できないものがあります。
帽子の内側に洗濯表示タグが付いていれば、そちらを確認してください。ついでに、汗染みやニオイの度合いもチェックしておきましょう!
洗濯機OKのものでも、型崩れしそうなものは注意が必要です。
子供の帽子 素材別のお手入れ方法
綿素材など
綿素材の帽子は、洗濯で可能なものがほとんどです。
洗濯表示に従い、こまめに洗濯しましょう。
特に、夏は汗が染みこみやすいので、気が付くとニオイが・・。
周りのママ友も、「夏は上履きと一緒に毎週、または隔週で洗濯している」とのことでした。
ネットに入れて、衣類と一緒に洗濯してもほぼ問題ありませんが、リボンなど取り外せるものは別洗いしたり、色落ちの心配がある場合は単独で洗うなど、注意してありましょう。
ポリエステル、またはナイロン素材など
よく見かける小学生の黄色い帽子などがこれに当たります。
手洗いOK、丸洗いOKのものが多いので、ネットに入れて洗濯機で洗濯しているママも多いようです。
洗濯機洗いができる場合でも、アクロンなどおしゃれ着用中性洗剤を使用し、『おしゃれ着コース』『ドライコース』『おうちクリーニングコース』など弱水流で優しく洗ってください!
型崩れが気になる方は、優しく手洗いがおすすめ。
手洗い方法
- 皮脂汚れを落としやすくするために、液体酸素系漂白剤をぬるま湯に溶かした液に数十分つけ置きします。
- 中性洗剤(食器用洗剤やおしゃれ着用洗剤など)で手洗いします。古歯ブラシや靴用ブラシで汚れを落とします。
- しっかりすすいだら、タオルで軽く水気を拭き取ります。
- 風通しの良い場所に平置きして干します。この時、帽子を小さめのざるに被せておくと、型崩れしにくいです。もしくは、新聞紙を丸めたものを詰めておくと、新聞紙が水分を吸ってくれるので、乾きが早くなります。
※洗濯バサミで挟んだり、吊るして干すと型崩れの原因になります。
ウール素材など
冬の帽子に使われることが多い素材です。フェルト帽子(ハット)など、基本的には洗濯不可の物が多いと思います。冬なので、夏ほど汗はかきませんが、子どもですから、汚しますね。
こまめなお手入れが必要ですが、最低でも、使用期間中に一回、衣替えなどで帽子をしまうタイミングでもう一回、汚れを落とすようにしましょう!
表面は帽子用ブラシでブラッシング、それでも取れないならコロコロや、ガムテープでホコリなどを取り除きましょう。
ニオイ取りには、直射日光の当たらない風通しの良い場所に平置きしたり、除菌・消臭効果のあるファブリーズなどを使いましょう。
ニオイがひどい場合は、クリーニングに出しても良いと思います。
天然素材(草)など
麦わらを筆頭に、パナマ、ラフィア、シゾールなど、自然の草を使用したハットのことです。
麦わら帽子の洗い方
- 水洗い可の場合
- 古歯ブラシで全体のホコリを取ります。(編み目に沿って)
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯を染み込ませて固く絞ったタオルで、全体を優しく手早く拭きます。
- 水で濡らして固く絞ったタオルで、水拭きして洗剤を拭き取ります。
※麦わら部分が濡れてしまうと、変色の恐れがありますので、“固く絞ったタオルで手早く!”がポイントです。
- ざるに被せたり、新聞紙を詰めて、直射日光の当たらない風通しの良い場所に平置きして干します。
- 水洗い不可の場合
- 古歯ブラシで全体のホコリを取ります。(編み目に沿って)
- ファブリーズなどの除菌・消臭スプレーを吹きかけたタオルで、全体を拭きます。
- よく乾かします。
また、見た目は麦わら帽子のようで、実は「指定外繊維」、つまり紙素材で作られている帽子があります。紙なので、水にも熱にも弱いので、さらに注意が必要です。
帽子の保管方法
衣替えなどや長期休みで、しばらく帽子を使わない場合は、次に使用する時のために正しい方法でしまっておきましょう!
まず、其々のお手入れ方法できれいにしたら、『陰干し』します。
その後、日陰で風通しの良い場所、また、湿度の低い場所に収納します。
収納する時に、新聞紙を丸めて詰めておいたり、紙筒などに頭の部分を入れて逆さにしたりすると、型崩れ防止になります。
その上から不織布や柔らかい布をかぶせたり、通気性の良い紙袋などに入れて収納すると、ホコリがかぶったり汚れたりするのを防ぐことができます。
まとめ
毎日被る通園・通学帽子は洗いましょう!
素材や色、形によってもお手入れ方法が異なるので、洗濯表示を必ずチェックしましょう!
洗濯OKの物は、こまめに洗濯し、不安なら手洗いします。
洗濯NGの物は、「ブラシでゴミや汚れを取る」「タオルで拭く」が基本ですが、型崩れやシミになるのが心配なら、衣替えの時などにクリーニングに出しましょう!