文化祭で役立つお化け屋敷の仕掛けの作り方!作成手順やポイントは?

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文化祭を盛り上げる!教室をお化け屋敷に変身させる方法って?

 

中学、高校の楽しみは「文化祭」という生徒は多いのではないでしょうか。

つらい勉強と厳しい部活動の息抜きでもあります。

 

文化祭、大好きだったなぁ~

他校の文化祭に行くのも楽しかった!

喫茶や自作映画鑑賞、演奏会やクイズ大会、そして何と言っても「お化け屋敷」!

学校やクラスによってもテーマや雰囲気が違って、結構本格的なものもあって、面白かったと記憶しています。

人が脅かすものや、光るもの(火の玉をイメージ?)、急に音が鳴るもの、変な触感(スライム?)のものなど、色々な仕掛けがありました。

教育関係の仕事をしていた時は、その頃に体験したものを参考にして、夏祭りにお化け屋敷を作りました。

結構完成度が高く、泣いている子もいました。

 

そんなわけで、学生時代に体験したお化け屋敷と、数年前に自分たちで作ったお化け屋敷を思い出しながら、文化祭向け「お化け屋敷」の作り方とポイントをご紹介したいと思います。

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文化祭でお化け屋敷のテーマから仕掛けまで作る方法は?

1.おばけ屋敷のテーマ例!文化祭で人気なのは教室や病院?

文化祭でどんなお化け屋敷にしたいか、意見を出し合い、イメージを膨らませます。

お化け屋敷のテーマとしては、「学校」や「病院」、「墓地」、「神社」など、正に、夜になるとおばけが出そうな場所が人気です。

例えば、

  • 昔、医療事故があった廃病院
  • 夜中に勝手に音楽室の作曲家たちが動き出す
  • 友達の失踪の謎を探る
  • 美術室で怪奇現象が起こる
  • 寺社から〇〇を取ってくる
  • 供養のためにお墓に〇〇をお供えしてくる

など

 

アイテムを取らないと外へ出られないなど、お客さんがストーリーの登場人物になるような設定にすると、より恐怖度が増します。

2.お化け屋敷のストーリーやシナリオの作り方

どんなお化け屋敷にするのかコンセプト(テーマと切り口)が定まったら、それに合わせたストーリーを作り、事前に配布したパンフレットなどで読んでもらうか、入口で説明して(もしくは入口で読ませて)から入ってもらうと、より世界観を味わえると思います!

ストーリーがしっかりしていると、より怖さも面白さも増すので、ストーリー作りは重要です。

3.お化け屋敷のコースを決める

教室の縦横の幅と通路の幅を考えて、コースを決め、入口と出口、仕掛けの場所を決めます。通路幅をキープしつつ、長いコース(長く感じるコース)を作るために、曲がり角を多く作ると良いです。

また、人は、左回りより右回りの方が恐怖を感じやすい、という研究もあるとか。

これらを踏まえて、図面に書き起こしておくと、セットを作りやすいです。

4.お化け屋敷はダンボールなどを活用してもOK

遠くからでも場所がわかるように、大きな看板や目印を用意しましょう。

通路は、ダンボールやブルーシート、展示パネルのようなものを使ってパーテーションを作ります。

5.お化け屋敷は手作りの仕掛けでも怖くなる

まず、のれんで視界を塞いだり、スズランテープを垂らしたり、四つん這いになって進むトンネルの中に音が出るものを置くなど、通路の仕掛けを作ります。

 

次に、人が脅かす場所とラストの仕掛けを用意します。

お化け役の生徒が脅かす場合、通路に設置された掃除用具入れや教壇から出たり、出口の直前に置かれた箱から手が出たりするなど、お客さんが「何か出てきそうだな」とわかるものをあえて用意しましょう。

人は、突然何かが出てくるよりも、「出てきそうだな〜」と薄々感づいている場所から本当に出てくる方が驚くそうです。反対に、「何か出てくる!」と思っている場所から何も出てこない、というのも恐怖心を煽るようですよ。

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6.お化け役のメイクや脅かし方を考える

ゾンビメイクや表情のない日本人形メイク、白い着物にかつらをかぶって顔を覆う幽霊メイクなど、テーマに合ったメイクをしましょう。

また、“同性のお化けより、異性のお化けの方が怖い”という説もあるので、お化け役が数名いて、交代制の場合は、お客さんが女性なら男性のお化け、男性なら女性のお化けが脅かす、というのもおすすめです。

お化け屋敷のコースを歩いて最終確認

歩きづらくはないか、音はうるさくないか、仕掛けのタイミングは合っているか、ちゃんと怖くなっているか、時間は何分かかるか、などをきちんと確認しておきましょう。

 

お化け屋敷のコースや仕掛け作りに必要なもの

  • 段ボール
  • 仕切り板(ブルーシートや展示パネルなど)
  • カラービニールテープ
  • ガムテープ
  • 画鋲
  • 黒いごみ袋
  • 画用紙
  • 絵の具(赤など)
  • 風船
  • スズランテープ
  • スライムやこんにゃくなど
  • 音の鳴るもの(ブーブークッションや鈴など)
  • 怖いBGM
  • ゾンビの手や人形などホラーアイテム
  • 怖いお面
  • かつら
  • 懐中電灯

など

【火の玉の作り方】色付きや学校のお化け屋敷でも使えるものはある?
ムード作りに欠かせない!お化け屋敷「火の玉」のつくり方 お化け屋敷と言えば、「真っ暗で視界が悪く、お化けに驚かされる」というのが真っ先に浮かぶ光景だと思いますが、真っ暗なだけより、「暗闇で何かが光っている」方が、実は、より怖さが増します。 想像してください!

文化祭でお化け屋敷を作るときに押さえておきたいポイント

まず、決して広くはない教室でも、長く感じさせるコースづくりが大切。

「いつまで続くの?」と不安=恐怖になります。

文化祭ですから、基本的には中学生以上を対象に、恐怖度の高いお化け屋敷を目指しましょう。

東京ドームシティで毎年話題の、夏限定のお化け屋敷。

その仕掛け人である“お化け屋敷プロデューサー”五味弘文さんは、恐怖度の高いお化け屋敷を作るためには、

『先へ進むことを邪魔する何かを作る』こと。曲がり角はもちろん、通路にのれんを垂らしたり、簡単なドアを作るのもいいかもしれませんね。先が見通せないのは、それだけで閉塞感の恐怖を生み出します。

と仰っています。

また、

『置くモノが怖く見える角度、場所、影を探す』ことが大事です。その感覚やアイディアをみんなで考え、磨いていけば身近なモノでも恐怖の要素を出せるはずですよ。

とも仰っています。

つまり、ゾンビや能面などの怖い人形や面を置かなくても、置き方や光の漏れ具合を工夫すれば、普通の物で十分怖い仕掛けができるという事です。

 

さらに、文化祭には中高生を中心に、その兄弟や家族、地域の方など幅広い世代の方々が来られます。

相手の年齢や性別で、脅かし方を臨機応変に変えられると良いですね。

 

「お化け屋敷」をやるときの注意点や工夫したいこと

  • 進む目印がわかる
  • 窓が暗幕で覆われていて薄暗いので、通路は程よい広さがあり、紐などに引っかかって転ばないようにする
  • セットに強度がある
  • 火気厳禁
  • 脅かす人(お化け役)は、お客さんに触れたり突飛ばしたりしないようにする
  • 中に入るお客さんの人数を制限する(調整する)

 

つまり、安全であることが大切です!

 

まとめ 話題のスポットになりますように!

文化祭は、楽しいお祭りです。

その一つである「お化け屋敷」は、アトラクションでありエンターテインメント。

作る生徒はもちろん、お客さんが楽しんでくれるような“怖いけどワクワクドキドキする”お化け屋敷を作りましょう♪

「お化け屋敷良かったよ~、おすすめ!」なんて口コミでお客さん増えたら良いですね!