日傘といえば、女性の夏の定番アイテムのひとつ。
おしゃれなデザインも豊富ですよね。
それが最近では、女性だけではなく男性にも注目されました。
それは、紫外線対策はもちろん暑さ対策にも効果的と分かったからなのです。
これからは、男女関係なく紫外線が強くなる季節の定番アイテムになるであろう日傘。
すでに色々なデザインや素材のものが販売されていますが、いっぱいあればあるほど迷ってしまうものです。
自分に合った日傘選びに役立つ情報をご紹介します。
紫外線対策になる日傘の選び方
1.UVカット加工生地の日傘
日焼け対策の定番アイテムでもある日傘。
紫外線から肌を守って、日焼け対策をしっかりしたいものです。
そこで一番のポイントになるのが「UVカット加工」です。
とても薄い素材でない限り、雨傘でも90%以上のUVカット率がありますが、UVカット加工であればさらに2〜4%のUVカット率がアップします。
しかも厚手の生地であれば100%のUVカットを期待することができます。
売っている日傘をチェックするときは、素材についての表示をチェック。
UVカット加工がされているか、買う前にきちんとチェックすると良いですね。
2.濃い色の日傘
紫外線は濃い色であるほど、紫外線を吸収して内側に通しにくいものです。
紫外線を確実に防ぎたいと思ったら、濃い色の日傘を選ぶと良いでしょう。
3.遮光コーティングがされた日傘
紫外線対策には濃い色の日傘と言っても、夏には明るい色を身につけたくなりますよね。
その時は、「遮光コーティング」がされている生地を使った物を選ぶと良いでしょう。
明るい色の生地でも、コーティングこうかで紫外線をほぼ防いでくれることが期待できます。
4.内側が濃い色の日傘
太陽からの紫外線を防いでいても、うっかりしがちなのが地面からの照り返しです。
紫外線は地面からも照り返して、日傘の内側でまたはね返って、傘の内側にいても紫外線にさらされるリスクがあるのです。
そこで、内側が濃い色であれば、地面からの照り返しの紫外線を吸収してくれます。
明るい色の日傘でも、内側が濃い色であればしっかり紫外線を上からも下からも防げて、もっと安心ですね。
暑さ対策に選びたい日傘
1.天然素材の日傘
暑さを防ぐには、太陽から受ける熱を通しにくい物を選びましょう。
そこで暑さ対策に効果的な素材が絹、麻、綿といった天然素材。
太陽から受けた熱を生地の中で蓄えて、生地の裏まで熱を通しません。
だから傘をさしていると太陽からの熱を受けにくくて、涼しく感じるのです。
2.遮熱コーティングの日傘
天然素材以外に、遮熱コーティングがされた日傘も暑さ対策にはかなり効果的です。
最近では晴雨兼用傘が多く売られていますが、そのほとんどが最近では遮光だけでなく遮熱コーティングもされているようで、かなり便利な日傘です。
表示をここでもしっかりチェックすれば、紫外線も防げて、涼しくて、便利な傘が見つかるかもしれませんね。
日傘のお手入れポイント
せっかく自分に合った日傘を買ったならば、長く使いたいですよね。
そこでお手入れポイントもご紹介します。
1.天然素材の日傘
綿や麻といった天然素材で、防水加工がされていないものであれば、自宅で簡単に洗うことができます。
洗濯用洗剤を含ませたスポンジやブラシを使って手早く洗います。
それからしっかり水洗いをします。
そして、傘は広げた状態で陰干しします。
早く乾燥させたいからといって日光に当てると、濃い色の傘だと色焼けしてしまうので注意してくださいね。
2.防水加工された日傘
防水加工された日傘は、表面を軽く水洗いするしか残念ながらお洗濯できません。
というのも、洗剤などを使うと、せっかくの防水コーティング取れてしまったりすることがあるからです。
防水加工がされていると、汚れもつきにくくはなっていますが、日頃から汚れないように心がけるのも大切になります。
3.日傘の保管場所
日傘を使わない時は、照明が当たらないところで保管しましょう。
光に当たっていると、その場所が色あせや色やけの原因になってしまいます。
また、長期間使わない場合は、包装紙やクラフト紙などの紙に包んでしまっておくことをおすすめします。
光に当たらないようにするだけでなく、保管している間の汚れも防いでくれます。
ただし、ビニール袋は使わないでくださいね。
通気性が悪いので、生地をいためてしまいます。
まとめ 日傘を使って上手に暑さ、紫外線対策を
夏の定番アイテムの日傘ですが、5月頃から紫外線の量が一気に増えてきます。
最近では暑くなるのも7月や8月といって真夏だけではありません。
おしゃれの先取りのつもりで、春先から日傘をチェックしながら、しっかり紫外線、暑さ対策に備えてみてはいかがでしょう?
そのときはお気に入りのデザイン探しをするだけでなく、日傘を手にしてしっかり表示をチェックしてみてくださいね。