沖縄名物の海ぶどうをお土産で買ったときの持ち帰り方や保存期間

お土産

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沖縄土産「海ぶどう」の持ち帰り方

プチプチの食感と海の香りが何とも言えない「海ぶどう」ですが、どこでも買えるものではないので、沖縄に旅行に行ったら絶対外せないお土産の一つです。

私も高校の修学旅行で買ってきて以来大好きで、海ぶどう目当てに沖縄料理屋さんへ足を運んだり、沖縄物産展開催の予定を聞けば、海ぶどう購入のために節約するほどです。(ゴーヤも大好きなのですが・・(⌒∇⌒))

とはいえ、海ぶどうはまだまだマイナーな食材なので、今回は海ぶどうについて簡単にご説明します!これを読んで気になった方は、ぜひ沖縄旅行の際にお土産として購入してもらえると嬉しいです♪

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海ぶどうって何?

沖縄を代表する食材で、正式名称「クビレズタ」という名前の海藻です。

その他にも、海に生えているぶどうのような見た目から「海ぶどう」、栄養が多いことから「長寿草(長命草)」、キャビアに似ていることから「グリーンキャビア」など、いくつも呼び名があります。

プチプチとした独特の食感がくせになる海ぶどうですが、低カロリーなのに栄養満点で、ダイエット中の方はもちろん、鉄分やミネラルをはじめ、ヒアルロン酸やフコイダンなど、美容効果の高い成分も含まれており、女性には嬉しい食材です。

海ぶどうのプチプチした中身の正体は?

海ぶどうは、長さ1 mほどにも成長し、果物のブドウによく似た姿をしています。

海ぶどうの特筆する栄養素は、ビタミンK、ヨウ素で、他にも食物繊維やカルシウム、鉄、ミネラルを多く含んだ食品で、気になるカロリーは100gあたり4キロカロリーになります。

気になるつぶつぶの中身は海水なんですって。

海ぶどうに含まれるヨウ素はどれくらい?

生の海ぶどうに含まれるヨウ素の量は、 80μgになります。

厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準 2015年版によると、1日のヨウ素の推奨摂取量は、成人男性・成人女性ともに130μg、妊婦の推奨摂取量は+110の240μg、授乳婦の場合は+140の270μgとなっています。

 

海ぶどうの保存方法と保存期限

海藻だし、海の物だし、生ものかな?冷蔵が良いのかな?

と思いがちですが、冷蔵保存はNGです。

パッケージにも“冷蔵庫に入れないでください”と明記されているはずです!

海ぶどうは冷暗所を好みません。

そもそも、沖縄や鹿児島の暖かい海でしか生産されていないことからもわかるように、寒い所が苦手です。

保存環境が15℃以下になると、あのプチプチとした独特の食感が失われ、萎んでしまい、原形をとどめていられないようです。

反対に、高温すぎてもいけないようで、できれば20℃~25℃に保つよう心がけましょう。

※「気を付けていたのに少し萎んでしまった」という時には、食べる直前に水に浸しておくと多少戻ることもあるそうです。

また、長時間光に当たらない状態が続くと、光合成ができないために白っぽくなってしまいますが、それほど気にせずに食べて平気です。

どうしても気になる場合は、透明のパックなどに入れて、蛍光灯などの光に2~3時間当てておくと色が戻ってきます。

ただし、直射日光は避けましょう。

直射日光では光が強すぎて、部分的に高温になってしまいます。

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「常温保存だから楽かな?」と思いきや、意外とデリケートな食材ですね。

 

さて、常温できちんと保存した場合の賞味期限ですが、

生のものは収穫から5日~一週間、塩水漬けのものなら2カ月弱保存が可能です。

塩水漬けとは言っても、塩抜きして食べるので十分美味しくいただけますが、やはり生の新鮮なものを早めにいただくのが一番です!

 

海ぶどうはスーツケースより手荷物で機内に持ち込んだ方が良い?

飛行機で持ち帰るとき、海ぶどうはスーツケースに入れた方が良いのでしょうか?それとも手荷物として機内に持ち込んだ方が良いのでしょうか?

・・・・・・・国内線であれば、どちらでも大丈夫です!

持ち込める量や梱包の規制などは各航空会社によっても異なりますので、事前に確認が必要ですが、少ない量できちんとパックされている市販の海ぶどうであれば、問題なく持ち帰れます。

ただし、機内が冷房ガンガンに効いていたり、寒い時期に寒い地域へ持ち帰る場合は、保冷剤の入っていない保冷バッグで外気を遮断したり、カイロで温めるなどの注意が必要です。

もし、海ぶどうを自分で持ち帰るのが心配だったり、お土産の量が多い場合は、先にまとめて自宅へ送ってしまうと良いかもしれませんね。

 

海ぶどうのタレは?マヨネーズもイケるかも!?

加熱すると萎んでしまうので、食べる直前に軽く水洗いするだけです。

塩漬けの物は塩抜きしましょう。

味にくせがないので、色んな味を楽しめるのも海ぶどうの良いところ♪

醤油やめんつゆ、三杯酢やドレッシングなどにつけて召し上がってください。

醤油は、お刺身感覚でお酒のおつまみとしても合いそうですね。

ドレッシングや三杯酢は、サラダのようにさっぱりといただけると思います。

サーモン丼やマグロ丼の付け合わせや、カルパッチョのようにして醤油マヨネーズやわさびマヨネーズをかけて食べてみるのもおすすめですよ。

ただし、これらの調味液にも、長時間浸しておくと海ぶどうが萎んでしまいますので、食べるときに付けるようにしましょう!

海ぶどうのタレを作るのが面倒な時は、ネットショップでも販売されているので利用してみてもいいかもしれませんよ。

海ぶどうがスーパーやコストコに並ぶ時期は?

沖縄の食べ物としてイメージすることが多い海ぶどうですが、沖縄に行かなくても地元のスーパーで購入することができます。

海ぶどうは、沖縄を含めオーストラリアやハワイなど暖かい海に分布する海藻のため、冬にスーパーで見かけることはないと思います。

コストコやスーパーでは、5月末ごろから海ぶどうを見かけるようになります。

コストコの海ぶどうは、大量パックで売っているため食べきることがでない…という方は、近くのスーパーの鮮魚売り場で海ぶどうを見つけることができるかもしれませんよ。

私が利用するスーパーでも、100g程度の小さな食べきりパックで販売されていました。

これなら、保管に気を使わなくていいので気分が楽ですよね。

まとめ

海ぶどうとは・・・・

  1. 沖縄や鹿児島などの暖かい海で育つ栄養満点の海藻。
  2. 冷暗所はNG、常温(20℃~25℃)保存で5日~7日程度日持ちする。
  3. 機内持ち込みOKだが、温度管理に気を付けよう!