洗濯したのに生乾きの臭いが取れない時や早く乾かせる室内干しのコツ4選

生活

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“恵みの雨”とは言うものの、雨が多すぎると不快なことばかり。

梅雨の時期は、ストレスが多くなります。

その原因の一つが「洗濯物が乾かない」こと!

コインランドリーが混むわ混むわ。

 

ただでさえ洗濯物が乾きにくくて困っているのに、子どもは次から次へと服を汚して洗濯物を増やす。

スポーツなどの習い事をしている子どもがいると、「洗濯物は増えるし、乾かないし、汗臭さや泥汚れが落ちない!」なんてこともあり、本当に困りますよね。

気持ちよく洗濯するためのコツを幾つかご紹介します!

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梅雨の時期に洗濯物が乾かない理由とは?

梅雨の時期は、雨が多いことからわかるように、湿度が高くジメジメしています。

一定の空気中に含まれる水蒸気量(飽和水蒸気量)は決まっているので、湿度が高いと、既に空気中にたくさんの水分が含まれている状態なので、洗濯物の水分があまり蒸発できず、乾きにくくなります

更に、梅雨の時期は風が少なく、空気が滞留しているので、洗濯物の周りにある空気の飽和水蒸気量がいっぱいになってしまい、なかなか乾かないのです。

 

では、冬の乾燥する時期に洗濯物が乾きにくいのはなぜでしょうか?

それは、飽和水蒸気量は気温と関係しているからです。

気温が低いより高い方が飽和水蒸気量も多くなるので、寒い冬は洗濯物が乾きにくくなるわけです。

 

つまり、洗濯物が乾くためには、ある程度の気温と風があり、湿度が低いことが条件です!

 

洗濯物の生乾きの臭いの原因は、雑菌の繁殖!

洗濯物が乾くまでに時間がかかると、どんどん雑菌が繁殖していき、臭くなります。

これが生乾きの嫌〜なニオイの原因です。

また、洗濯機の中にもカビ菌などが存在し、洗濯後すぐに洗濯物を取り出さず放置していると、菌が繁殖してしましますから、洗濯したらすぐに干すようにしましょう!

 

もちろん、「生乾きの臭いを防ぐ」と謳っている洗剤や柔軟剤を使うのもおすすめです。

ですが、それらを使用していても、濡れた衣類を放置しておけば菌は繁殖していきますから、少しでも早く洗濯物を乾かす必要があります。

 

洗濯物の生乾きの臭いが取れない時はつけ置き洗いがおすすめ!

特に乾きにくいバスタオルは、ニオイが残りやすく、何度洗ってもニオイがとれない!なんてことありませんか?

バスタオルは大きいので、洗濯機で汚れが落としきれていない可能性があります。

そこで、つけ置きしてから洗濯する「つけ置き洗い」がおすすめです!

また、落ちにくい汗や泥汚れにも効果があるので、お子さんの運動着や靴下にも最適です。

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つけ置き洗剤のつくり方

40度〜50度のお湯に酸素系漂白剤を入れ、汚れの気になる洗濯物を浸します。

30分〜1時間以上つけ置きした後、液ごと洗濯機で洗濯します。

〜ワンポイント!〜

できるだけ温度が下がらないように、ラップや梱包用のプチプチなどを上に被せてフタをすると更に効果up!

 

洗濯にお風呂の残り湯を使う方がいますが、「節約」という意味では大変良いことなのですが、残り湯の中の雑菌が洗濯物に付着することを考えると、あまりおすすめはできません。

せめて、梅雨や冬の洗濯物が乾きにくい時期は、残り湯を使うのは避けましょう!

 

洗濯物が乾かない時は除湿器やエアコンを使おう!

洗濯物を早く乾かすための一番の解決策は、やはり除湿器やエアコン(除湿機能、冬場なら暖房も可)を使うことです。

湿度が高く、風のない外に洗濯物を干してもなかなか乾きませんから、部屋干しで除湿器などを利用することをおすすめします!

「エアコンは好きじゃない」「金銭的に購入が難しい」という人は、扇風機でも良いので、風を送るようにしましょう。

 

お気に入りの衣類やタオルに生乾きの臭いが染みついてダメになったら悲しいですよね?

できれば、買いましょうよ!除湿を・・・。

 

部屋干しで早く洗濯物を乾かす4つの方法

方法① 内側は短いもの、外側には長いものを干す

ピンチハンガーで干す時など、真ん中に大きな風の通り道(トンネル)を作るように、外側に長さの長いものを干し、内側に行くにつれて徐々に短いものを干していきます。

 

方法② “新聞紙”を洗濯物の下に置く

くしゃくしゃにした新聞紙を広げて、干した洗濯物の下に置いておくと、空気中の水分を吸収してくれるので、早く乾きます。

これは、空気中の飽和水蒸気がいっぱいにならないようにしてくれるわけですね。

 

方法③ バスタオルはよく振って(10~20回)から干す

寝ている繊維を起こしてあげることで、風の通りが良くなります。

また、乾いた時にふっくらします。

 

方法④ ハンガーにタオルを巻く

とあるTV番組で、家事好き芸人さんが紹介していた「速乾ハンガー」です。

ハンガーの山になっている部分に、タオルをねじりながら巻きつけます。

タオルを巻くことで、空間ができ、風通しが良くなります。

また、タオルは凸凹していて表面積が広く、空気に触れる部分が大きいので、洗濯物から吸った水分が蒸発しやすい、とのこと。

通常のハンガーの半分の時間で乾くそうですよ♫

出典:http://www.ntv.co.jp

 

まとめ

とにかく大切なことは、「風の通り道」をつくり、風を送ることです。

一つ一つ考えながら干すのは意外と手間ですが、その分、早く乾いて嫌なニオイも防げます。

どんな干し方が1番早く乾くか、色々試してみても面白いかもしれませんね。