羽毛布団は洗濯機で洗える?失敗しない洗い方と干し方の手順とは
梅雨のじめじめしたこの季節、肌寒かったり、いきなり暑くなったり体調を崩しやすい季節ですね。
あなたは夜、眠るときには何をかけて寝ていますか?
薄手の掛け布団や、タオルケットなどを使いますよね。
毎日使うものだから、においや汚れなど気になると思います。
中には、『これって洗える?』と疑問に思うものもあるのではないでしょうか?
ここでは、羽毛布団の洗い方や乾かし方を詳しくお話ししたいと思います。
羽毛布団ってそもそもどんなもの?
羽根布団、という言葉を耳にしたことはありませんか?
羽毛布団とは何が違うのでしょうか?
『あまり変わらないのでは?』と思われる方もいると思います。
実は、羽根布団も、羽毛布団もどちらの中身とも、ダウンとスモールフェザーでできています。
呼び名の違いは、詰め物といわれるダウンとスモールフェザーの比率にありました。
羽根布団は、スモールフェザーを50%以上使用したもので、
羽毛布団は、ダウンを50%以上使用したものになります。
今使っている布団の表示の確認をしてみてください。
では次に、羽毛布団は洗濯ができるのかどうかの確認をしていきましょう。
羽毛布団ってお洗濯できるかな?と思ったときは
次に、自宅で洗濯することができるか、ですが、まずはお布団についている
洗濯表示の確認をしましょう。
お洋服を洗濯する時と同じですね。
洗うときの注意点なども記載されているので、よく確認することをお勧めします。
羽毛布団の表示には、ドライクリーニングまたは丸洗いの表示があると思います。
ドライクリーニングの表示のみなら、専門の洗濯業者か、寝具専門店に依頼しましょう。
ただし、ものによっては高額になることもあるようです。
依頼するときには、十分に注意してください。
羽毛布団を洗濯機で洗う時に失敗しない洗剤の選び方
洗剤は、中性洗剤を選びましょう。
表示はされていると思いますが、おしゃれ着洗いなどの表示のあるものがお勧めです。
好みの香りなどで選んでもいいのではないでしょうか。
ただし、柔軟剤が入っているものは使用しないようにしてください。
布団の乾燥をするときに中の羽毛同士が散らばらず、偏りの原因にもなるようです。
失敗しないためにも、注意して選びましょう。
羽毛布団を洗濯機で洗っても失敗しない!洗濯の方法
次は洗い方の手順をお話しします。
- 布団の上部など、特に汚れのひどいところがあるときは、中性洗剤をスポンジやガーゼなどに含ませてから、トントンしながら汚れを浮かせておきましょう
- 洗う布団を、汚れが目立つ部分を外側に向けて三つ折りにし、筒状にして大きめの洗濯ネットに入れます。
- 洗濯機に水を半分くらい入れます。羽毛布団は軽いので、5~6回程度水に含ませてから洗い始めます。
- 洗濯機のコースを選択します。メーカーによって表示はちがうと思いますが、(大物洗い)や(毛布コース)を選びましょう。
- 洗濯が終わったら、羽毛布団を取り出し、中の羽毛をほぐして干します。
お洗濯の手順はわかりましたか?少しの手間で洗えるなら、チャレンジしてみてもいいのではないでしょうか?
羽毛布団をふんわりさせる乾かし方とは?
次は、乾かし方です。ただ乾かすだけなら、日陰で物干し竿を使って
通常の大きいタオルケットと同様にすればいいと思います。
しかし、羽毛布団ですから、できればふんわり肌ざわり良くしたいですよね。
そこで、ふんわりさせる乾かし方をご紹介します。
- ある程度乾いてきたら、中の羽毛をほぐす
羽毛布団は、キルティング状になっているものが多いので、ブロックごとに指でつまみ上げながらほぐします。時間をおいて数回行います。
- 生乾き位になってきたら、竿から外してバサバサと振ってから再度竿に戻します。
この工程はとても大切です。理由はほぐさずに乾かしてしまうと、中の羽毛が片寄ってしまって、乾かしてもふんわりしなくなってしまいます。
羽毛布団を完全に乾かすには、3~4日程度必要となります。
夏の時期なら、もう少し短いとは思います。
もし時間が足りないなどがあるときは、上手にコインランドリーなどを使ってみてはどうでしょう。
まとめとして
自宅にある、羽毛布団の洗濯方法ですが、お判りになったでしょうか?
ちょっと手間はかかりますが、自分なりにできるので、やってみてはいかがでしょうか。
時間がない・失敗したらなど少しでも不安になるときは、上手にクリーニングを活用してください。