夏といえば、やっぱり花火大会。
彼女と一緒に過ごす初めての夏だから、最高の思い出にしたい。
でも、花火大会の混雑ぶりは実感済み。
いい場所は取りたいけど、正直その日になってみないとわからない。
それはすごく困る。
そこで調べてみたら、有料観覧席っていうのがあるらしい。
映画館みたいに事前に席を決めておけるってことかな。
それなら当日バタバタしなくていいし、計画もたてやすい。
でも、有料っていっても相場はどのくらいなんだろう。
それに雨とか台風とかで花火大会が中止になったらどうすればいいのかな。
ほんとうにメリットなのか。
そう思っている方は必見です。
花火大会の有料席について徹底的に見ていきましょう!
花火大会を場所取りして見る時代はもう古い!気になるメリット
「花火って無料で見るものだって思ってたよ」
そう思っていらっしゃる方も少なくないと思います。
確かに昔は有料観覧席なんて聞いたこともなかったはず。
早いところで2000年前後ですが、増えてきたのは2005年くらいからなんです。
有料席を設けるようになったのはある切実な理由から。
地元の企業や商店から協賛金が減り、開催元の市町村や商工会議所などが大会資金を補うために行った苦肉の策なんだそう。
ただ、有料席があることで場所取りを事前に済ませるという選択肢が増えたし、旅行会社のツアーにも組み込みやすくなって、結果的にいいこともたくさん。
有料席があるのは大会の安全面においても一役買っています。
「そこ私の席なんだけど」「は?俺らが先だったし」そんな場所取りのトラブルも、事前に席が決まっていれば、そんなギスギスした諍いも起きませんね。
花火大会の観覧を有料指定席にした時の相場は?
有料席のメリットはわかるけど、値段はどのくらいなんだろう。
もともとは無料だったぶんお金を払って見るというのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
気になるお値段ですが、大会によっても、打ち上げ場所からの距離によってもだいぶ変わってきます。
ですのでだいたいにはなりますが、以下が相場だといえるでしょう。
- いす席…1000円~2000円
- ペアシート…7000円~1万円
- ファミリーシート…1万円~1万5000円
打ち上げ場所からS席、A席などのように設けているところもありますし、なかにはテーブル席があったり、弁当や飲み物がついていくる席があったりもします。
ただ、パイプ椅子ならいいのですが、有料でもクッションシートひとつぶんという席(特に打つ上げ数が多い大きな大会に多い)の場合もあるので、そういうときは荷物を膝に抱えてギュウギュウに座るような感じになります。
花火を近くできれいに、そして確実に見ることはできますが、見ている最中の快適さについては一度行ってみないことにはなかなかわかりません。
全体で見れば数百円から数万円まで値段はほんとうにピンからキリまでなので、行きたい花火大会を絞って詳しく調べてみてくださいね。
花火大会が雨や台風で中止になったら払い戻しはあるの?
花火は火薬を使うし、外で打ち上げるもの。
開催が天気によって左右されるのは当然ですが、有料席を取るのは事前のこと、だいたい1ヶ月前にはチケット販売が始まりますから、少なくとも当日までにはすでに支払い済みですよね。
でも、安心してください。
大会が中止になった場合は有料席の料金は払い戻しされます。そのとき購入したチケットが必要になるのでなくさないようにしましょう。
また、払い戻しの期間もあるのでそれもチェックしておきましょう。
ただ当然ですが、自分の都合で行けなかった場合は戻ってきません。
また、有料席のなかでも協賛者席については払い戻しがないことがほとんどなので購入の際に気をつけてくださいね。
まとめ 花火大会は有料席を取って余裕をもって楽しもう!
いかがでしたか?
有料席があれば、なんといっても焦る必要がありません。
「花火見にいこうよ」ってさりげなくチケットを渡してみてください。
きっと喜んでくれますよ。
見える角度や方角、ついてくるサービスなども事前にリサーチしておけば、さらにバッチリです。
夏を締めくくる思い出に、ぜひ楽しんでください!