「英語なんて言葉なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!」と、CMで某有名予備校の講師が語っていましたが、実際にそうだと思います。
何より、英語と比べて日本語の方が難しですからね。笑
語順がむちゃくちゃでも伝わる日本語に比べて、ルールがしっかりしている英語は学びやすいです。
しかし、学校教育のみでは英語をしゃべれるようにならないのが現実…いったそこには何が足りないのか、何をすれば英語が喋れるようになるのか。
大人になってから英会話を始めたい人向けに、そうした不可欠な要素についてみていきましょう。
英語を話せるようになるには聞く力&話す力が必要
中学生や高校生の頃に学んできた英語は、基本的に上のどちらでもないと思います。
中学生や高校生の頃に、英語の授業で学んだことで比較的多いのは「読む力」と「書く力」です。
しかし、いくら長文読解が出来ても、いくら英作文が出来ても、英会話ができるようにはなりません。
大切なのは聞く力と話す力です。
つまり、学校教育で重きを置いている「読む力」と「書く力」という点が英会話向けではないので、いつまでたっても話せるようにはならないのです。
英語を「聞く力」と「話す力」に一番欠かせないのは語彙
英会話の教材を手にするとき、単語帳を買う人は多くないと思います。
しかし僕は、真っ先に語彙力からつけることをお勧めします。
なぜなら、単語さえわかれば話していることの雰囲気がつかめますし、この先の英語の勉強がスムーズに進むからです。
なので、一番先に取り掛かるべきは語彙力の強化と言っていいと思います。
英語を聞く力を養うのに最も効果的な方法は「音読」
これは意外に思う人も多いかもしれません。
聞く力だって言ってるのに、しゃべれって話ですからね。笑
しかし、これも理にかなっています。
どういうことかと言いますと、何度も声に出して英文を読むことによって、自分の体が英語特有のリズム感に慣れてきます。
例えば、itなんかは大きな声で発音しませんが、そうしたことを自分の体でもって体感していくわけです。
そうすることで外から入ってくる英語の音声も、どこに注意して聞けばいいのかというのが分かってきます。
当然、音読をすれば発音練習にもなりますので、一石二鳥ですね。
英語を話す力に必要なのは、中学レベルの英文法
高校で習うような難しい英文法はほとんどの場合必要ありません。
大切なのは中学レベルの英文法を完璧にするということです。
これが出来た上に語彙力も備わっているとなれば、日常会話レベルであれば苦労せずに話すことが出来るようになっているはずです。
英文法と聞くと拒絶反応を起こす人がいるかもしれません。
そういう人は、「英文法=英語の語順のルール」と置き換えてみてください。
5文型というものを中学でやったかと思います。
あれは実は非常に便利なもので、5つのルールさえ押さえてしまえば英語の語順はほぼマスターできてしまうのです。
まとめ
書店にいけば様々な英会話教材が置いてあります。
しかし、英語が喋れるという状況がいったいどういった要素から構成されているのかを理解していないと、どこから手を出していいのかわからなくなってしまいます。
これらの要素をしっかりと理解したうえで、英語の勉強をしていってください。