蛍が光る時間や鑑賞できる時期は?スマホで写真をとるコツやマナーを紹介

生き物

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蛍ってどこにいるの?

虫だから夏に空を飛ぶものなのか?

案外知りませんよね。

都会に暮らしていれば、見る機会はまずありませんよね。

大人でも見た経験がある方の方が少ないでしょう。

蛍についての知識から観察のマナーまで紹介しますので参考にしてみて下さいね。

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蛍が見られる時期はいつ?九州・関西と関東で違うの?

一般的にホタルの見頃は初夏や湿度の高い梅雨の時期です。

南に行くほど時期が早いといわれています。

真夏のイメージを持っているのは私だけでしょうか?案外早い時期に見られるんですね。

九州では5月頃に鑑賞できる地域もあります

ゲンジホタルの観賞時期は、5~7月、ヘイケホタルは、6~8月が一般的です

ホタルが飛ぶ時期は地域や場所で違い、暖かい年には早く出現する傾向があります。

蛍の成虫になってからの寿命は、1週間から2週間ほどです。

そのため蛍が見られる時期は短く、その年の気候にも左右されるようなので、ここで一つお勧めです。

なんと、蛍前線というものがあるのです。

桜のように、気温差のせいで全国で一斉に同じ時期に見られるわけではないので、桜前線と同じように蛍にも蛍前線というものが存在します。

それは気象庁が出している、ホタルの初見日線図で確認することができます。

気象庁蛍前線などと検索すればすぐに出てきます。

そんなのがある事にビックリですが、それを確認してから出掛ければ、蛍に出会える確率は上がりますから心強いですよね。

ホタルが光る間隔は西日本と東日本で違う!

ちなみに、西日本の蛍と東日本の蛍が光る間隔が違うって知っていましたか?

私はTV番組で知ったのですが、西日本のホタルは2秒に1回、東日本のホタルは4秒に1回光ります。

では、忘れられがちな中部地方のホタルは?って気になりますよね!

調べてみると、3秒に1回光るそうですよ。

蛍を鑑賞できる時間帯は?

蛍が鑑賞できるのは、夕方頃からボチボチと飛び始め、

  • 夜の7時から9時頃で月明かりがない
  • 雨上がりで湿度が高い
  • 風がない

などの条件が揃うと活発に活動します。

午後9時を過ぎると、飛んでいるホタルの数がだんだん減って草の葉や樹木などにとまり、光を出すのを休むようになります。

次に11時頃そして夜中の1時から2時頃にも飛ぶ姿は見られるそうですよ。

蛍はスマホで撮影できる?


蛍をキレイに撮影したいなら、一眼レフやミラーレスなどの高いカメラを用意する方がいいでしょうが、やっぱりスマホで取れるなら撮りたいですよね。

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一つの方法として、「夜撮カメラ」という夜景の撮影ができるアプリです。

蛍撮影に必要な長時間露光撮影やコンポジット合成(比較明合成)にも対応しています。

難しそうですが出来そうな方は試してみましょう。

アプリを利用しない方は、カメラの設定でISOというカメラの光感度を取り組む機能や、シャッタースピードという…ちんぷんかんぷんですよね大丈夫!私もです。

分かる方は詳しくまた検索して下さい。

とりあえず、スマホで撮れたら満足という方へのアドバイスです。

最新でなくて大丈夫です。

iPhone7でもいける方法です。

設定は意外と簡単!

  1. 初期にインストールされている”カメラ”マークのアプリを開きます。
  2. 撮りたいホタルに標準を合してから画面中央にある黄色の枠を長押しします。
  3. すると画面の上の方に黄色の文字で”AE/AFロック”と表示されます。
  4. この状態でシャッターを切るだけでOK

思いのほか簡単!

すると真っ暗で何も写らなかった写真にホタルの光が写ります。

あとは、シャッターボタンを長押しして連続撮影するのも良いですし、この状態のままビデオ撮影をしてもホタルが写りますよ。

くれぐれも、画面をもう一度タップ(画面を触ること)しないで下さい。

せっかく設定した”AE/AFロック”が解除されちゃいますので注意しましょう。

一眼レフやミラーレスには、画質は劣りますが、案外キレイに撮影できるそうですよ。

 

蛍を鑑賞する時の撮影マナーは知っておきましょう

蛍を見るのはあなただけではありません。

周囲で撮影されている方や、観察されている方に迷惑をかけないよう、マナーを守って互いが気持ちよく撮影など出来るようにしましょう。

思わぬトラブルになることもありますので注意が必要です。

 ホタルの撮影にはフラッシュは禁物です。

周囲の方の写真を台無しにしてしまう事もあるようです。

 フラッシュに限らず、光を発光する事は禁物です。

液晶モニターは手で包み込むようにして外に光が漏れないような工夫をおすすめします。

懐中電灯も発光部に黒い紙を巻きつけるなど工夫して、できるだけ下に向けて足元のみを照らすようにしてください。

 携帯の使用は控える。

携帯電話のモニターは夕方や夜間では非常に目立ちます。

大きな着信音もマナー違反ですので、マナーモードにするか電源を切りましょう。

 撮影場所の近くまで車で行かないでください。

車のヘッドランプで迷惑をかけることもあります。

大きな音を出すことは控えましょう。

大きな話し声はもちろん、物音を大きく立てないように注意しましょう。

 

まとめ

蛍を見に行けるだけでも案外大変と思ってしまいました?

でも見に行く価値はあるでしょうね。

イベント開催など調べてみて下さい。

意外と、地元の老人会など地域の方々が協力して、ホタル観賞のイベントを開催してくださっていることがありますよ。

テレビ画面を通して蛍を見るのもいいですが、実際に見る蛍は、儚くてとても神秘的な光を放っています。

ぜひ、リアルタイムで見ていただければと思います。