赤ちゃんに生クリームがのったケーキは何歳から食べさせてもいい?

子育て

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小さい子供にケーキは大丈夫?

ご家族でのお祝いごと。

ご自宅で家族揃ってお祝いされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時気になるのが、お子さんがまだ小さかった場合のケーキ。

ケーキと言っても、生クリームを使ったものやチョコレートを使ったものと多種多様です。

ただお子さんが小さいとせっかくのお祝いでもケーキが食べられないと言ったことがあります。

そこで今回は、お子さんがケーキを食べられる時期についてご紹介しましょう。

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赤ちゃんが1歳を過ぎるまではケーキは我慢?

お子さんが離乳食を卒業する頃になると、食べられるものも増えてきます。

そしてお子さん自身もいろいろなことに興味が出てくるので、親としてもいろいろと食べさせたくなってしまいがちなようです。

けれど、大人と同じ食事をお子さんにあげるのはまず1歳を過ぎるまで待ちましょう。

特に、お菓子やケーキはお子さんの大好きな食べ物の代表ではありますが、1、2歳のお子さんには注意が必要です。

ケーキは脂肪や糖分が多いので、1、2歳のまだまだ小さいお子さんでは、1日の目安となる摂取量を簡単にオーバーしてしまいます。

それでも、せっかくのお祝いの席ならばちょっとだけでもあげたい、欲しがるお子さんの姿に心揺れることもあるでしょう。

その場合は、2歳になるまでは1口分までを目安に、3歳に向かって大人の1/4量までちょっとずつ量を増やしていくと良いでしょう。

 

赤ちゃんにケーキ!具体的にあげて良い量は?

1、2歳のお子さんが1日に食べても良いとされる糖分の摂取量は、15g以下。

砂糖にすると、上白糖で小さじ5杯分くらいです。

小さじ1杯の砂糖は3gとして12kcal、5杯分ですから合計60kcalになります。

制限すると言う割には、あまり少なくないと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

けれどこれは1日分の量、つまり朝昼晩の3食も含めての量なので、おやつの分を考えると、実際に甘いもの、お菓子が食べられる量は本当に限られます。

ケーキ1個が140〜180kcalとして、まるまる1個をお子さんにはあげられないことは一目瞭然。

1日の摂取目安量から、3食の食事分を差し引くと、ケーキをあげられるのは一口にも満たないでしょう。

 

乳児期の子どもになんでケーキをあげたらいけないのか?

ケーキがお子さんに悪い食べ物というわけではありません。

ただ、ケーキには一般的に糖分だけでなく、クリームなどの脂肪も多く含まれていることで、摂取できるカロリーが少ないのに多くあげてしまうと、その摂りすぎのカロリーは体の脂肪となり、肥満の原因になります。

お子さんですから、ちょっと太ったからと言ってダイエットができるわけではありません。

食べ過ぎたから明日は少なめになんていう食事も、お子さんの健康的な成長を考えたらそれこそいけません。

また、甘いものを食べる習慣がみについてしまうと、将来の生活習慣病をはじめとする病気のリスクもあるとされています。

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ですから、お子さんへケーキをあげるのは1歳すぎるまではまず我慢。

その後あげるとしてもほんのちょっとだけにするようにしましょう。

 

赤ちゃんにケーキの生クリームは大丈夫?

ケーキと言ってもいろいろな種類があります。

お祝いでよく出されるのは生クリームを使ったデコレーションケーキ。

クリームは口当たりなめらかですし、ちょっとくらいなら大丈夫?

いえいえ、生クリームは牛乳の脂肪分でできているので油(脂)と考えましょう。

そして、1歳までのお子さんが食べて良いとされる油の摂取量は小さじ1杯とすると、生クリーム小さじ1杯は大人からすればほんのちょっとだけですが、小さなお子さんにとってはかなりの量になります。

また、油(脂)は消化するのに胃腸へ負担をかけます。

離乳食を卒業できたからといって、油断大敵です。

特にクリームと言っても牛乳からだけでなく、植物から作られたクリームもあり、これは油を加工して作られたものなので、大人でさえ摂りすぎを注意しなくてはならないので、小さなお子さんならば尚更です。

 

子どもに生クリーム以外のチョコレートなどは?

ケーキというと、生クリームが思い浮かばれることが多いかもしれませんが、チョコレートやカスタードクリームもわりと多く使われています。

チョコレートはその健康効果から注目を集めていますが、ケーキに使われるチョコは甘くするためにたっぷり糖分が含まれているのでやはり要注意です。

一般的に3歳くらいからお子さんにあげるという方が多いようですが、チョコレートは嗜好品であって成長に必要な食べ物とは言えないので、やはりお子さんの成長は待ってみると良いでしょう。

早くても2歳になってから。

一方、カスタードクリームは2歳くらいからでも大丈夫そうですが、カスタードクリームには卵と牛乳が使われるので、まずは加熱した卵のアレルギーがないかどうかをチェックしてからをおすすめします。

卵は1歳半くらいまで除外される食べ物ですが、解禁後アレルギー反応や消化に問題があると言ったことがなければ、お子さんにあげることは問題ありません。

 

まとめ ケーキはお子さんの健康を考えて

せっかくのお祝いの席ならば一緒に食べたいと思うものです。

お子さんが興味を示して欲しがれば尚更でしょう。

けれど、3歳くらいまでは体の成長に合わせたバランスの良い食事が理想的ですから、離乳食から離れても注意が必要です。

ただ絶対ダメというわけではありませんから、ほんのちょっとだけ。

そして、成長に合わせてちょっとずつ量を増やしてあげましょう。