私たちでも読むと、文章力や知識がつくので読んだほうがいいと一般的にはいわれてきた本。
ですが、赤ちゃんにとっての絵本、これは、言葉がわからないうちから、絵本を読み聞かせることって、果たして意味があるのでしょうか??
0歳の頃から、赤ちゃんに絵本を見せることで、どのような効果が期待できるのか、考えていきたいと思います。
赤ちゃんに絵本の読み聞かせをするとどんな効果が?
絵本は赤ちゃんの成長のサポートをすることが分かってきています。
また、0~3歳までにしかもっていない、赤ちゃん独特の特殊脳というもので字が読めなくても絵から刺激を受けることで、その絵を映像化してスクリーンとして頭の中にインプットしているのだそうです。
また、おなかの中でゆーったりのんびり暮らしてきた赤ちゃんにとって、外の世界は不安そのもの。
お母さんの膝の上で、体をぴったりと引っ付けて、お母さんの優しい声で読み聞かせをしてもらえるだけでとーっても安心するんです。
赤ちゃんの絵本の選び方
0歳児のお子さんにお母さんが選ぶべき絵本は、絵本の中の絵の形、色がはっきりしたものです。
このころの赤ちゃんの目は、視力の悪い大人がコンタクトを外している状態といわれています。
言葉の理解できない赤ちゃんのうちは、まずは絵をジーっと見て映像化をし、しわのまだ少ない脳にたくさんのことを吸収しようとしています。
ですから、単純ではっきりした形の絵が描かれた絵本を選びましょう。
段々慣れてきたら、自分で「いないいないばぁ!!」とめくれたり、色々な仕掛けのある絵本なんかに興味が出てきます。
うちの子もそうでしたが、1歳になる直前のクリスマスに「はらぺこあおむし」の絵本を買いましたが、その頃は全く興味を持ってもらえませんでした。
ですが、それから1年経った今では、率先してその絵本を持ってきてくれます。
まあ、穴ぼこに指をいれるのが好きなんですけどね。
ほんとに1歳ころは、たくさんの絵本を読んであげることで、赤ちゃんの脳は考えたり想像する、等の刺激を受けて活発化しますので、いろんな絵本をたくさん読んであげて、一緒にお気に入りの数冊を探してあげてくださいね。
ここで、絵本の持つ力を実際に少しだけご紹介したいと思います!
苦手なことを克服するための絵本
歯磨きの嫌いなお子さん、私の周りでもたくさんいます。
ちなみに私の息子もそうです。
そんなときは、歯磨きの絵本を開いて、子供におもちゃの歯ブラシを持たせて(本物の赤ちゃん用の歯ブラシをおもちゃ代わりにしてもいいかもしれません)実際に絵本に出てくるキャラクターの歯に歯ブラシを当てて一緒に、子供の手を握ってシャカシャカと磨きます。
こうすることで、歯磨きへの恐怖心も少しずつ取れていきますし、歯磨きの正しい仕方も少しずつ身についていきます。
朝起きた時や、日中は?
朝起きたとき、日中などは、体を起こす時間なので、元気な明るくなれる絵本を読みましょう!(おっはよー!など元気に挨拶から始まる絵本など)ぐずぐずしているときでも、興味を持ち出し、期限が治っちゃったりもします!
お昼寝前や夜寝かしつけるときの絵本は?
寝かしつけ時の絵本は最後がお休みなさーいで終わる絵本を選びましょう。
こうした、生活習慣をてーまにした絵本は今たくさん出ています。
言葉で教えるよりも簡単に理解してくれるので、同じ絵本を繰り返し繰り返し読み、今は起きる時間なんだ、今は眠る時間なんだと、赤ちゃんに意識付けをしてあげることができますよ。
皆さんも、試してみてくださいね。
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせ方法~親子のコミュニケーション~
絵本の読み聞かせや、一緒にページをめくる行動一つでも、大切な赤ちゃんとのコミュニケーションの一つです。
赤ちゃんを膝に座らせ、耳元で読み聞かせることで、赤ちゃんはパパやママのぬくもりを感じて、とてもリラックスしています。
なので、日中は忙しくてあまりコミュニケーションの取れないパパも、絵本一冊を通じて、赤ちゃんと同じものを見たり、感じたりする時間をぜひ作ってみてください。
ただ、赤ちゃんはまだ絵本の意味など分からないので、あんまりゆっくり、感情を込めて読んだりしていると、すぐに勝手にページをめくられたりもします。
なので、割とサラーっと呼んだほうがいい時期もあります。
そして、一生懸命読んでいても、違う絵本をよんでーと次から次へと持ってきたりもします。
そんなときも、ご希望に応じて、次から次へと、私は読んでいます。
動物が出てくる絵本だと、それぞれの動物になりきって声のトーンを変えてみたり、乗り物の出てくる絵本だと、膝の上に乗せたままオーバー気味に揺らしてみたりするととても喜んでくれます。
まとめ
赤ちゃんに絵本なんて、ほとんど反応ないし、興味なさそうだし、読んでも意味ないよーなんて、正直思ったりしますよね。
でも実際に子供を育ててみて思ったのが、意味がないなんて絶対ありません。
私が読んだことのころをちゃんとインプットされており、思い出して、当時私が言ってたことをそのまんま、言ってたりもするくらいです。
赤ちゃんのころの1年の成長はほんっとに早いです。
すぐに吸収します。
なので、ママパパたちも根気強く、ママパパたちが楽しく、絵本を読んであげてください!
必ず後で読んでよかった!と思えますよ!