高校生の反抗期・・・その内容はお子さんによって様々ですが、ぶつけられているこちらとしては、たまったものではありませんよね。
大事な我が子だと思えばこその声掛けにも、尖った返事が返ってきたり、無視されたり・・・母も傷ついたり腹が立ったり・・・。
そんな高校生の反抗期も永遠に続くわけではありませんよ。
今日は上手にやり過ごす方法と、反抗されながらもしっかり伝えるべきことについてお話したいと思います。
高校生の反抗期
反抗期の時期には個人での違いがあると思いますが、だいたい中学生から高校生にかけて迎えるようです。
大人として自立していくための大事な成長の過程と言われていますが、とげとげしい反抗期、いざ自分が受け止める立場になると穏やかではいられませんね。
男子の反抗期
男子の反抗期の1番は「無視」だと思います。
早い子は小学校の高学年でも出てくるのかな?
参観日などに行っても軽く無視されたり・・・。
お小言を言おうものなら完全無視とか、ひどいと『うるせー!』なんて返事が返ってきたり・・・。
こちらは正しいことを言っているはずなので、悔しいやら切ないやら。
口だけではなく、物に当たる、階段をドスドス音を立てて昇る、ドアを激しく閉めるなど、普段、口数が少ないせいか行動は激しいですね。
女子の反抗期
男子ほど、行動的には激しくないものの、口では激しい女子ですよね。
女同士ということもあり、こちらが言われて痛いことを突いてくる子もいるようです。
我が家の場合女子なのですが、聞こえないふりしたり、無視したり、嫌そうな顔をされたり、イライラすることも多いです。
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反抗期は感情の爆発
可愛くない態度でぶつかってくる子供の態度に傷ついてしまいがちですが、母を嫌っているわけではありません。
成長の段階で自分の感情がいっぱいになっているのが反抗期かな?と感じています。
ひとりの大人として認めてあげる
心配な部分も多いと思いますが、まずはお子さんを信用して認めてあげましょう。
頭ごなしにこちらの意見を言うのではなく、友達に対してするような気遣いをしてあげることも大切です。
子供のする事とバカにしたりせず、しっかり話を聞いてあげてください。
その上で責任の重さにも気付かせる(見守り)
認められて、信頼を得たら責任も持ってもらいましょう。
失敗をすることも成長につながる…くらいの思いで、子供が自分で決めたいことがあったら決めさせてみるのもアリだと思います。
見ているとついつい、手や口を出したくなりますが、ここはグッと我慢です。
困ったときにはいつでも助けられるようにスタンバイ
じっと見守っていて、子供が困っているのを感じたら、静かに話をしてみます。
上から押さえつけたり、『ほら、みなさい!』なんて言ってはダメですよ。
何か失敗したり困っていたら、原因を一緒に探せるように聞き役になって一緒に考えてあげましょう。
『どうせわかってくれない』を取り除く
大人として自立するために、成長してきた子供は親である私たちのダメなところも気付く年頃です。
また、完璧なお母さんでいようとすると、ついつい頑張りすぎて、それが子供たちにとってプレッシャーになって苦しい部分もあると思います。
自分たちが経験してきたから、親として言えることも子供たちにとっては未経験のことばかり、押しつけに感じてしまう部分もあるのだと思います。
まずはこちらが一歩引いて、冷静になって静かに見守ることが大事です。
まとめ
大切に育ててきたのに、いきなり拒絶されたり非難されたり攻撃されたり、愛しい我が子にされたら、本当に悲しいですよね。
でも、自分の気持ちにちょっと蓋をして、静かに子供を見守ると少しずつ心を開いてくれるような気がしています。
我が家も時々、ふたりで話し合いをするのですが、こちらに伝えたいことを上手に言葉にできずに、イライラしている様子を感じることもあります。
見守るということは、精神力が必要ですが、子供とまた色々話せるようになった時に、成長を感じたり感動できる日もあります。
そして親として言うべきことは、感情的にではなく冷静に伝える、これがとても大事な事だと感じています。普段、信じて静かに見守っていて、どうしても違うと感じた時はしっかり意見を伝えましょう。
その時に、お子さんの言い分もしっかり聞いてあげることも忘れずに…。
子育ては自分育てでもあります。一緒に頑張りましょう♪