夏の足音が近づいてくると、帽子はやはり必須アイテム。
なかでも麦わら帽子はいかにも“夏”!って感じがしますよね?
涼しげな素材と巻きリボンのワンポイントが爽やかキュート!
海やプールで毎年大活躍してます、って方けっこういらっしゃるんじゃないかと思います。
でも、こんな疑問もっていませんか?
麦わら帽子っていつからかぶるものなの??
紫外線ってどれくらい防げるの??・・・
季節を先取りしすぎても周りの視線が気になっちゃう。
かわいいけど、UV対策としては実際のところどうなんだろう?
そんな麦わら帽子にまつわる皆さんの不安や疑問をここでドドーンと紹介していきます。
麦わら帽子の“旬”とは?いつからかぶる?
「麦わら帽子は冬に買え」
シーズンで価格が大きく変動する場合、オフシーズンに安く買っておいて、シーズン真っ只中に売ると利益が出る、という立派な証券用語です。
まあ、そうですよね、って感じです。
でも、さすがに「麦わら帽子は冬にかぶれ」はないですね。
もこもこのコートに麦わら帽子・・・想像するとなかなかシュール。
ファッションは季節を先取り!春なら許容範囲なのでしょうか。
ショップの店頭を見ると、4月ごろには春物に混じって夏物が出ています。
ネットのファッションサイトをのぞいてみると、やはり4月ごろから麦わら帽子でコーディネートしているのがわかります。
夏の風物詩ともいえる麦わら帽子ですが、意外にも春からかぶっている方もけっこう多いんですね。
麦わら帽子は黒など濃い色を使えば春コーデに
さきほど4月ごろから麦わら帽子の活躍が始まる、と書きましたが、
夏真っ盛り、そして残暑が厳しい夏の終わり
数か月のロングシーズンのなかで服のコーディネートもかなり変わるはず。
ならば麦わら帽子にも変化が必要なのでは、と思いませんか?
4月~5月にかけては、暑いとはいえ8月などに比べれば露出も少ないと思います。
海で泳ぐのにもまだ少し早いですし、よりファッションアイテムとしての役割が強いとも言えます。
ザ・麦わら帽子、というのにまだ抵抗あるなーという人もいるかと思います。
そういう方は、
- こげ茶や黒、グレーなど濃いカラーのもの
- つばがコンパクトなもの
この点に注意して選ぶと、悪目立ちしませんし、むしろ春物ならではの柔らかな爽やかさとマッチしたコーディネートになります。
ご自分の気に入った麦わら帽子を見つけて長くいろいろな組み合わせでオシャレを楽しんでくださいね!
麦わら帽子の素材はUV予防になるか!?
日差しがきつくなってくると、やはり気になるのは紫外線ですよね。
オゾン層の破壊、なんてことも聞きますし、これからますますUV対策が大切になっていくでしょう。
ところで、紫外線っていつが強いと思いますか?
7月、8月はもちろんですが、じつは4月、5月からすでに同じくらいの紫外線を浴びているんです。
もっといえば、紫外線が少ないのは11月から1月の3か月だけ。
ほぼ年中、UV対策が必要ということなのです。
では、麦わら帽子はどのくらい効果的なのか、気になるところですよね?
結論からいえば、とっても効果的!ということです。
麦は紫外線に強く、素材に使われている麦稈真田が頭を守ってくれます。
麦わら帽子は黄色っぽいイメージがありますが、黄色も紫外線を通しにくい色なんです。
黒ほどではありませんが、黒は熱がこもりやすいので、通気性という点から考えると麦の色がいいみたいです。
そうは言っても、隙間あいてるじゃん?と思われるかもしれません。
たしかに通気性がいいように隙間があいていますが、これくらいは問題ありません。
紫外線、というと悪いイメージがありますが、ビタミンD合成など人間のからだにとって大切な役割も果たしているんです。
それに、人は動いていると皮膚の同じ部分がじりじり焼かれ続けるわけではないので、心配は無用です。
まとめ 目的に応じて使いわけよう!
最近ではコーディネートの一部、小物としても取り入れられている麦わら帽子。
レースやリボンなど自分なりのアレンジが楽しめますよね。
ただ、やはりつばが広いほうが紫外線は防げますし、黒いほうが紫外線を跳ね返します。
でも「オシャレじゃないと」「熱がこもると嫌!」などそれぞれ麦わら帽子に対して思うところが違うわけです。
突き詰めれば、自分が麦わら帽子になにを求めるか、ということに尽きます。
旬が長くなったからこそ、かぶる意味が多様化しつつあるからこそ、自分なりのかぶるスタイルを見つけてほしいと思います!